111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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久しぶりに、彰生くんの演技

今日の「Friends+α」を見ていたら、久しぶりに、佐々木彰生くんの現役時代の演技を見たくなりました。そういえば以前、彼のプログラムの人気投票をやったことがあったっけ、そのとき演技の動画を集めたっけと、該当記事を探してきました。こちらです。

この時点で、2010-2011シーズンのSP「美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件」だけは見つからず。さらに今回、リンク先を確認したところ、2011-2012シーズンの動画が削除されていました。フリーだけは別の動画が見つかったので、以下に改めてリンクしておきます。

2011-2012 FS カウボーイビバップ オリジナルサウンドトラックより

現役のころは、YouYubeの検索欄に「佐々木」と打ち込むと、候補の中に「彰生」が出てきたと記憶していますが、今はそういうこともなくなっていました。ちょっと淋しい。

今の時点で、どのプログラムがいちばん懐かしいかと考えてみると、どうだろう、迷いますが、初めて見たときの「コーヒールンバ」かな。2007年の全日本、長野で生観戦したんだったなあ。もう10年前になるんですね。選手の顔ぶれも変わりましたが、世の中も今よりずっとまともでしたよね(しみじみ)。

「昔はよかった」とはあまり言いたくないほうですが、今はホントに、世の中どうかしちゃっているとしか思えない。昔に戻りたいというより、この状態を早く抜け出せるようにと願うばかりです。

※念のため、最後の段落はフィギュアとはまったく関係ないです。
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by noma-igarashi | 2018-07-30 23:37 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)

6月中に読んだ本

書こう書こうと思っているうちに、7月も終わりに近づいてしまいました(汗)。ともかくは、8月にならないうちにアップしておきます。

夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)

カズオ イシグロ/早川書房

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『夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』カズオ・イシグロ 評価:★★★

カズオ・イシグロを読むのはこれが2冊目です。実は、1冊目は原文で読みました(なんと!)
というのはですね、はるか昔、10年遅れで大学に通っていたころ、英語の授業の教材がこの人の作品だったんです。先生いわく「この人は両親が日本人だからこういう名前だけれど、ずっとイギリスで暮らしていてネイティブに近く、文章がとてもきれいなので教材に選んだ」とのことでした。ノーベル賞を取るよりずっと前のことです。果たしてなんという作品だったか。題名は忘れてしまったし、内容の記憶もおぼろ。確か、すぐに悪態をつくユダヤ人のお父さんの出てくる作品でした。日本語版、出てるのかな。出ているならちょっと読んでみたい気はします。

そんなわけで、英語の授業でえらく苦労した覚えがあるため、なんとなく敬遠して、ノーベル賞で話題になっても手を出さないままになっていました。今回は、図書館で見かけ、音楽に関する作品を集めた短編集だというので、借りてみました。1作目がとてもよかったです。2作目以降も面白く読みましたが、ちょっと設定がつくられすぎ(凝りすぎ)ているかな、という気も(例えば、整形手術で入院中の思い出話とか)。もうちょっと自然な感じの作品を書く人なのかと思っていました。

ぼくの死体をよろしくたのむ

川上 弘美/小学館

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『ぼくの死体をよろしくたのむ』川上弘美 評価:★★ 
これも短編集。好きな作者なのですが、今回はちょっとピンとこない作品も混じっていたので、評価は★★にとどめました。


パーマネント神喜劇

万城目 学/新潮社

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『パーマネント神喜劇』万城目学 評価:★ 
ごめん。万城目学、面白いのは面白いけど、面白くないのは面白くないわ。もうちょっと練ればいいのに。

モーツァルトのドン・ジョヴァンニ

アンソニー ルーデル/角川書店

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『モーツァルトのドン・ジョヴァンニ』アンソニー ルーデル 評価:★★
1787年のプラハ、「ドン・ジョヴァンニ」の初日が迫る中、なかなか作品を仕上げられずにいるモーツァルトと、彼を取り巻く人々を描き出した作品。

それなりに興味深く読みましたが、小説としてすごく面白いかというと、どうだろう。モーツァルトに対する興味で読み進めたのであって、小説にぐいぐい引き付けられた、というふうではなかったかなと思います。
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by noma-igarashi | 2018-07-29 09:01 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

「ウィリアム・テル序曲」聴き比べ

なんか、威勢のいい曲を聴いてスカッとしたくなり、「ウィリアム・テル」の序曲、その中でも、おなじみの最後のほうだけを集めてみました。(1)などは序曲全体を聴くことも可能なので、全体を聴きたい方はぜひどうぞ。

それと、残念ながら、(5)バーンスタインは静止画像で、実際に指揮をしている様子はわかりません。ほかの指揮者の動画を見るにつけ、指揮には体力が必要なのだということをしみじみと実感。ワイルドなゲルギエフの指揮姿も、あくまでもカッコつけてるカラヤンの指揮姿も、最後に引き込まれるような笑顔を見せるチョンさんの指揮も、それぞれにいいですね。

(1)カラヤン指揮、ベルリンフィル

(2)チョン・ミョンフン指揮+東京フィル

(3)ゲルギエフ指揮+ワールド・オーケストラ・フォア・ピース

(4)アバド指揮+ベルリンフィル

(5)バーンスタイン指揮+ニューヨークフィル
                                                                                 

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by noma-igarashi | 2018-07-28 00:47 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「々」の読み方は?

今年の「題詠100首」に、こんな題がありました。→ 「062:々」
このイベントの主催者として、題の選定をしたのも私でして、果たしてどんな歌が投稿されるかという興味と、ちょっとしたウケ狙いもあって、100の題に加えました。で、数日前、私自身もこの題にさしかかり、こんな歌を詠みました。

062:々 「人びと」と用字用語が決められた本ゆえ「々」に赤字を入れる


ちょっとひねった使い方をしてみました。私は編集関係の仕事をしているので、これは実話というか、体験に基づいた歌になります。「人々」を「人びと」と表記する本はそれなりにあり、そういう本の校正紙に「人々」とあったら、「々」→「びと」と赤字を入れることになります。

さて、それではこの「々」はどう読むのか? 短歌は「5・7・5・7・7」で詠むのがルールなので、「々」の読み方がわからないと、四句が7音に収まっているかどうかの判断ができません。ま、多少の字余り・字足らずは許容されるにしても、読み方がわからない状態なのはなんだか落ち着かないです。

そこで、調べてみました。Yahoo!辞書の検索欄に「々」をコピペして検索してみたところ、出てきた回答は次のとおり。なんと!

1.々
《「ノマ」と書くことが多い。「々」が片仮名の「ノ」と「マ」を組み合わせたようにみえるところから》踊り字の一種「々」のこと。

2.同の字点・々
繰り返し符号の一。すぐ前の漢字と同じであることを示す。「人々」「堂々」などの「々」。


えええええ~!? と盛大に驚いたのは、実は、上記「062:々」の歌の4つ前に、こんな歌を詠んでいたからです。

058:門 門構えの左右がいつもちぐはぐで旧姓「野間」は書きづらかった

はい、私の旧姓は「野間(のま)」といいまして、「々」も「ノマ」。つまり、同名だったんですねえ。し、知らなかった…。まあ、「々」=「ノマ」は通称であって、正式名称は「同の次点」のほうなんでしょうけど、それにしても、「ノマ」という言い方があるとはまったく知りませんでした。

062:々 「人びと」と用字用語が決められた本ゆえ「々」に赤字を入れる


この歌の話に戻ると、歌を詠んだ時点では、「々」の読み方は知らない状態でした。ただ。この歌の場合、「人々」となっていた「々」に赤字を入れて「人びと」としたわけだから、「々=びと」と考えれば2音で、四句「本ゆえ「々」に」はちょうど7音になります。

で、「々」の読み方を調べたところ、通称「ノマ」だとわかったので、「ノマ」と読めば、これまた四句は7音。うまく定型に収まり、「やったね!」とニンマリしたことでした。
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by noma-igarashi | 2018-07-25 22:56 | 題詠100参加作品 | Trackback | Comments(0)

「059:州」~「062:々」の歌


題詠100★会場



059:州 炎熱を逃れて午後のバルで飲む程よく冷えた甲州ワイン

060:土産 東京の土産といえば榮太樓飴だったっけ子どものころは

061:懇 どうせまた居場所をうまく探せない懇親会はパスして帰る

062:々 「人びと」と用字用語が決められた本ゆえ「々」に赤字を入れる
                                              
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by noma-igarashi | 2018-07-23 23:19 | 題詠100参加作品 | Trackback | Comments(0)

デニス・テン選手の訃報に接して

ショックでショックで、何も言葉が出てこなかった状態を脱し、やっと何か書けそうな気がしてきたので、まとまりがないなりに、追悼の思いを記しておこうと思います。

デニスの訃報が飛び込んできたおとといの夜、私は突発的な自宅仕事を抱えていて、昼間の仕事を終えて帰宅した後、それにかかりっきりになっていました。テレビも見なかったし、仕事のためにパソコンを開いてはいたものの、ネットはお預けで、とにかく日付が変わる前に仕事を終わらせようと、必死に作業をしていました。

フィギュア仲間たちからのメールに気がついたのは、夜10時半を回ったころでした。試合の時期でもないのにMLに何通も届いていたので、何の話題だろうかと気になり、息抜きの意味もあって、ざっと目を通しました。1人目のメールからは、デニスに何かとんでもないことが起きたことが伝わってきました。「え…!?」と驚いて、さらに別のメールも開くと、そのメールには、デニスが強盗に襲われ、足を刺されたという内容が書かれていました。

それを読んで、私はこう思いました。デニスが大ケガを負い、選手生命の危機に瀕しているのだと。それも十分にショックなニュースだったので、「え!? うそ!?」とだけメールを返し、なんとか気持ちを静め、その知らせを頭から追い出して、ともかくは残りの仕事に没頭しました。仕事が片付いたら、くわしい情報を追いかけようと思いながら。

やっと作業が終わり、ホッとしたのが12時ごろ。終わった仕事をメールで送信してから、ネットを開きました。そのとたん、Yahoo!のトップページのニュースが目に飛び込んできました。「デニス・テンさん死亡」。

映画やドラマなどで、登場人物がショックを受けたときに、周りの音が聞こえなくなるような描写がありますよね。ちょうどあんなふうでした。周りの音も、抱えていたさまざまな雑念も、すうっと引いていきました。

フィギュア仲間たちは、同じニュースを共有しているという前提のもとで、ショックのあまり、あるいは信じたくないという思いから、「死亡」という言葉を避けていたのだと、今はそうわかります。ただ、そこまで想像が及ばなかった私は、その時点でようやく事実を知り、受け入れがたいショックに混乱するばかりでした。まさか、そんなことが現実に起きるなんて――

 *

私がデニス・テン選手の存在を意識するようになったのは、2009年の世界ジュニアのときでした。その年の世界ジュニアは、羽生結弦選手が出場することになっていて、例年よりも注目していました。その世界ジュニアで羽生選手は12位、デニス選手は4位。

すでに15歳になっていたデニス選手は、その年にはもうシニアの世界選手権にも出場していました。そこでも8位と大健闘。

それから10年――。決して調子のいいシーズンばかりではなかったけれど、いつも品のあるスケーティングで私たちを魅了してくれました。2013年の世界選手権では2位、翌年のソチ五輪では銅メダル。

ダイスケファンにとっては、自国開催のアイスショーに招いてくれたことも、忘れられない思い出のひとつです。あのとき初めてカザフスタンに行ったり、行かないまでもカザフスタンという国に興味を持つようになったダイスケファンは少なくないと思います。あのアイスショー、来年も予定していたらしいのに…。

私は熱心なデニスのファンではなかったけれど、今回のことが本当にショックでショックで…。やっと言葉は出てくるようになったものの、嘘であってほしい、信じたくないという思いもまだ気持ちの大部分を占めています。

どんなふうにこの文章を締めくくればいいのか。
やはり、彼の死を受け入れた上での言葉を締めくくりに用いるしかないのでしょうか。
デニス・テン選手、どうか安らかに。

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by noma-igarashi | 2018-07-21 07:36 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(2)

フランスのフォーラムでも…

フランスのフォーラム「Passion-Patinadge」のトップページにデニスの記事がアップされ、フォーラムには多くのコメントが寄せられていました。


Triste nouvelle : le patineur kazakh Denis Ten n’est plus
悲しいニュース:カザフのスケーター、デニス・テンはもういない

今回の事件のいきさつと、彼の業績(ソチ五輪銅メダル、2013年世界選手権2位、自国でのアイスショー、スケーティングの美しさなど)をまとめた記事。


フォーラムのコメント

上から15番目のコメント(昨日の日付のもの)からデニスに関する話題が続きます。
(アカウントにデニスの写真を使っている人がいるので紛らわしいですが、上から14番目までは関係のない話題です)
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by noma-igarashi | 2018-07-20 22:49 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)

神宮フィギュアスケートクラブアイスショー

(追記)
twitterで「テレ朝フィギュア」のアカウントが、ばっちょ様の演技の動画をアップしてくれていました! ありがとう!→コチラ


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明治神宮のリンクへアイスショーを見に行ってきました。その名も「神宮フィギュアスケートクラブアイスショー」。1時間にも満たないショーなんですが、樋口新葉選手が出るというので、もしかしたら新プログラムが見られるかもしれないと思い、行くことにしました。

9時開場、9時半スタートとのことで、さて、何時ごろに行ったものやら。このリンクには前に一度だけ行ったことがあるのですが(調べたら、2008年の東京ブロックでした。女子は村主章枝選手、中野友加里選手、武田奈也選手が出場するという豪華版)、そのときは2時間前から会場の外で並び、それでもあまりいい場所を確保できなかった思い出があるんですよね。今回はそこまで早い時間からは並べないので、どんな様子かなと気にかけながら、8時半ごろに到着。

結果はというと、まだそれほどの行列はできておらず、しかも建物の中で並べました。おまけに、ありがたいことに、思っていたより入場料が安かった! 私、事前に案内を見て、てっきり1,340円の滑走料が必要だと思ったんですね。でも、実際には310円の見学券でOKでした。1,340円でも高いとは思わなかったけど、310円なら、もちろんなおうれしいです。

行列が伸びてきたからか、予定より早めに開場。おかげさまで、ロングサイド中ほどのいい場所を確保できました。早く入れたおかげで、ばっちょ様の練習も見られました。ザンボタイムをはさみ、予定通り、9:30に演技スタート。

穂積乃愛選手(ノービス)
ピンクの衣装がかわいらしかったです。プログラムは「花のワルツ」。ジャンプはミスもあったけど、3連続は見事に成功しました!

住吉りをん選手(ジュニア)
プログラムは「エデンの東」。今シーズンの新しいSPだそうです。ジャンプは3-3も含めて、全部成功していたと思います。東京ブロックでまた見られるのが楽しみです。

神宮アイスメッセンジャーズ(シンクロ)
女子ばかり12人の構成。プログラムは「ターザン」という昨シーズンのSPだそうです。鳥を思わせるカラフルな衣装は、ジャングルのイメージだったのかな。シンクロも見ごたえがありますね。また全日本を同時開催してもいいのにな。

佐藤伊吹選手(シニア)
曲は「テイク・ファイブ」。今季の新しいプログラムかな? 去年、東京ブロックで永井優香選手を押さえて優勝した佐藤伊吹選手。今季も期待しています!

鈴木元気選手(シニア)

今回のアイスショーで唯一の男子選手。曲は「バイオリン・コンチェルト」でした。やはり、男子の滑りは迫力がありますね。凛々しかったです!

樋口新葉選手(シニア)
SPでもフリーでもいいから、ぜひとも新しい競技プログラムを見たいなと思っていたところ、SP「Energia(エナージア)」を披露してくれました。やった! 衣装は白(これだと思います)。噂どおり、カッコいい動きが随所に入ったプログラムでした。さすがシェイリーン。ジャンプは前半に2A、残り2つが後半。ただ、アイスショーということで、3Lzはセカンドなしの単独。3Fはちょっと乱れてしまいました。試合でこれを滑り、ジャンプが決まったら盛り上がりそう~。
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by noma-igarashi | 2018-07-16 23:24 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)

W杯記念「アイーダ」聴き比べ

ロシアW杯もいよいよ今夜が決勝。リーグ戦のときからフランスを応援していたわが家のジョルジュ(仮名、日本人)は、フランスが決勝進出を果たしたのでご満悦。果たして20年ぶりの優勝となりますかどうか。昨日は、3位決定戦が始まるのを待ちながら、「アイーダ」の聴き比べをして過ごしました。

e0073856_8483799.jpgアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭「アイーダ」 1981年

この盤は、オペラを聴くようになってまだ間もないころ、凱旋行進曲のシーンを目当てに買ったものだと思います。で、そのシーンがちょっと物足りなく思えたんじゃないかな、あまり繰り返して見ることがありませんでした。

今回、改めて見てみたら、歌も演奏もよかったです。アムネリスがコソットなんですが、ラダメスもうまかった。時間があるとき、改めて最初から見直したいなと思いました。

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e0073856_8492459.jpgオランジュ音楽祭「アイーダ」 1976年

こちらも野外オペラです。同じく、古代ローマの円形闘技場跡が会場になっています。アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭がイタリアなのに対して、こちらはフランスですが。

上の盤よりさらに古いせいもあるのか、録音状態があまりよくなく、出演者の力量も今ひとつに思えました。特にラダメス。「清きアイーダ」はこのオペラの最初の見せ場なのだし、もうちょっと頑張ってほしいかな。アムネリスはバンブリーで、なかなかの存在感でした。

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e0073856_8531419.jpgモネ王立歌劇場「アイーダ」 2004年

大野和士さん指揮による「アイーダ」。モネ王立歌劇場はベルギーのオペラハウスです。ベルギー、3位決定おめでとう! 

斬新な演出の舞台で、そこがこの盤の魅力なのですが、うーむ、私としては、「アイーダ」はもうちょっとオーソドックスな演出のほうが楽しめるかな。

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e0073856_8533370.jpgブレゲンツ音楽祭「アイーダ」 2009年

これまた斬新な演出の「アイーダ」。こちらは意欲作だと思いました。首輪をつけられ、まるで犬のように扱われる奴隷の様子がショッキングで…。見終わった直後に感想を書きました(こちら)。

この感想を書いたのは、もう1年前になるんですね。あのときはこう書いていますが、結局は何も変わっていない。日本の状況はどんどん悪くなる一方のように思えます。


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e0073856_855582.jpgパルマ・レッジョ劇場「アイーダ」 2012年

ヴェルディ全集の中に入っている「アイーダ」ですが、単独で購入することも可能。わりとオーソドックスな1枚だと思います。

有名な歌手が出ているわけではないけれど、出演者の粒がそろっていて、安心して聴けると思います。日本語の字幕がついているのもうれしいです。



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e0073856_8554976.jpgミラノ・スカラ座「アイーダ」 1985年


サンフランシスコ・オペラ「アイーダ」 1981年


パヴァロッティがラダメスを演じる「アイーダ」2枚。左がミラノ・スカラ座の舞台、右がサンフランシスコ戦争記念オペラハウスの舞台。私は、前者は世界文化社の『オペラ名作鑑賞』シリーズに入っているものを持っています。

歌や演奏が充実しているのは、やはりスカラ座のほうかな。特にパヴァロッティの「清きアイーダ」は、まだオペラが始まったばかりなのに、クライマックスに達しちゃったかの盛り上がり方(サンフランシスコ盤のほうでもそうですが…)。

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ただ、スカラ座の舞台は、凱旋行進曲のシーンの演出がどうも納得できなくて。凱旋シーンのはずなのに、スフィンクスやオベリスクを建立しているところのように見えるんですけど。相方のジョルジュが、「敵の攻撃で倒壊したものを復興しているシーンではないか」という説を出したんですけど、それだと被害が大きすぎて、「凱旋」といえないのでは?

…とまあ、ついそんな茶々を入れてしまいましたが、見ごたえ、聴きごたえのある「アイーダ」です。

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e0073856_8581964.jpgメトロポリタン歌劇場「アイーダ」 1989年

スカラ座の「アイーダ」に対抗できるのは、やはりコレ、METの「アイーダ」です。同じ演出(多分)で、ガッティ指揮の2009年版も出ていますが、私としてはレヴァイン指揮の1989年版のほうがお気に入り。

上記のパヴァロッティのすぐ後に、ドミンゴの「清きアイーダ」を聴きましたが、ドミンゴの場合、オペラの出だしからいきなり盛り上げるのではなく、物語の流れを大事にした歌い方をするんですよね。

それと、パヴァロッティと比較すると、低音部はドミンゴのほうが聴きごたえがあるなと思いました。もともとバス・バリトン歌手だったそうだけど、そのことと関係しているのかも?

何にしても、歌手も演奏も充実した1枚。何より、豪華絢爛な凱旋シーンは見ごたえ十分!これぞ凱旋シーン。最初にこれを見てしまうと、他の舞台が物足りなく感じてしまうんですよね。そんなわけで、今回はこれを最後に見ました。
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by noma-igarashi | 2018-07-15 13:42 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

避難所事情ツイート騒動記②

改めて、どういう状況にあるかを簡単に説明しておきますね。ネット上で、「自然災害大国の避難が『体育館生活』であることへの大きな違和感」と題した記事を読み、大変興味深く思ったので、コメントを添えて記事のURLをツイート(当該ツイートはこちら)。そしたら、予想外の大反響。山のようなRTと「いいね!」をいただくことになり、ただただびっくり。現在、RTは4554件、「いいね!」は3718件となっています。

また、32件のコメントもお寄せいただきました。目を通したところ、知っている方からのコメントはゼロ。そして、その内容も、私に対してコメントされるより、元記事の著者に伝わるようにされたほうがいいのでは? と思うものが大半でした。

私自身は、「避難所といえば体育館が当たり前」と思い込んでいて、ほかの国ではどうなっているのかという発想すら思いつかずにいました。そのため、元記事を読んで、意表を突かれたというか、目から鱗が落ちたというか、新鮮な驚きを感じました。それで、その気持ちを言葉にしておきたくて、元記事をツイートした――とまあ、そのレベルです。ですので、いただいたコメントに正面からお返事できるだけの知識の蓄積もないのですが、初心者レベルなりに感じたことを少し書いてみます。

元記事で紹介されていた、「エアコン付き6人部屋、個別ベッド」というイタリア並みの避難所を用意するとして、相当な費用がかかるであろうことはさすがにわかります。イタリアの消費税は22%だというご意見や、それを読まれた上での反応なのか、「消費税20バーに上げなければいけませんね」というコメントもありました(なぜか、「外遊は遊びに行ってるんじゃありませんから!」というコメントも添えられていましたが、何なんでしょう。私に直接言ったわけではなさそうですが…。遊びではなかったとしても、首相が欧州・中東訪問を取りやめたのは当然だと思います)。

話を戻して、イタリアは消費税22%といっても、食料品などの税率は低いらしいので、税制のことをきちんと調べた上でないと、正面から意見は述べられないなと思います。ただ、仮に「エアコン付き6人部屋、個別ベッドの避難所を用意するけど、消費税が22%になってもいい?」と聞かれたら、それはやっぱり困る。そもそも、22%にもなるのであれば、避難所の整備よりもまずは防災対策に税金を使ってほしいし。

ただ、こういう言い方もできると思うんです。日本の消費税が22%に引き上げられたとして、必ず「エアコン付き6人部屋、個別ベッド」が実現するかというと、それはわからない。というか、「避難所といえば体育館」が当たり前だとみんなが思っていたら、消費税が20%になろうが30%になろうが、体育館のままでしょう。

「避難所といえば体育館」が当たり前ではないかもしれない(現に、もっといい避難所が用意されている国がある)。災害時といえども、もっと人権が配慮されるべきかもしれない(現に、国際赤十字は、援助を受ける側の尊厳が保障されなければならないとしている)。「避難所といえば体育館」が当たり前でいいの? という意識を持つこと、避難所のあり方が改善される余地があると気づかせてくれたこと、それがこの記事のいちばんの功績じゃないかと思います。少なくとも私にとってはそうだったし、同じように感じた方が大勢いたことが、この記事が大量にツイートされた理由ではないかと思います。

一方、日本でもホテル等への避難(公費・無料)が行われているという情報を寄せてくださった方もいらっしゃいました。東日本大震災、熊本地震の際の国交省のお知らせページ、そして今回の豪雨の際の山陽新聞の記事をリンクしてくださっています。

熊本地震と今回の豪雨では、対象となるのは障害のある方や妊婦さんなどに限られているようですが、東日本のときは、特にそういう制限はなかったようです。そういえば、東日本大震災のとき、そういうニュースを見かけたような記憶が蘇ってきました。あのときは、ほかに気がかりなことが山ほどあって、そのニュースだけをくわしく追いかけることはありませんでしたが。

3例しかないもの(そして、災害の規模が違うもの)を比較するのはどうかなと思いますが、民主党政権(東日本大震災)のときは利用者の制限がなかったのに、自民党政権になって、「障害者や妊産婦に限る」という制限が設けられた、という見方もできるのかも? ただまあ、一律に「体育館に避難」というわけではなく、少しずつ前進しているようなので、ぜひこの方向が続いていけばと思います。

それと、「イタリアと日本では地震の規模や回数が違う」というコメントもありましたが、私が思ったのは、日本の災害は多彩(?)で、地震もあれば水害もある、台風もある、豪雪もある。あくまでも素人考えですが、地震のときはテントのほうが安心だとしても、水害や台風だと不安になりそう。どういう避難所を用意すればいいかが災害の種類によって違ってくるという難しさはあるのではないかと思います。

ただ、「避難所といえば体育館」が当たり前ではないのかもしれない、もっと被災者の人権が配慮されていいのかもしれない――という意識を大勢の人が持つことで、向上していく面はあると思います。そういうことって、ありますよね。災害とは関係ないですけど、駅のホームにエレベーターが設置されるようになったとか、バスの乗降口がノンステップになったとか、駅や公共機関のトイレにしても、昔は使いたくないと思うほど汚いところが多かったのに、今では快適に利用できるところが増えたとか。そのように、災害の際の避難所も、少しずつでも改善していけばいいなと思います。

私の考えていることは、今はこの程度です。物足りなかったら、元記事の著者に直接コメントされることをお勧めしたいです。あの記事に直接コメントしてもいいかもしれないし、著者のアカウントもありましたので、お知らせします。→大前治氏のアカウント
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by noma-igarashi | 2018-07-13 08:14 | 震災日記 | Trackback | Comments(2)


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