111.31KV620日記 |
最新のコメント
カテゴリ
オペラ・音楽 わが家のDVDリスト フィギュアスケート スケート記事の翻訳 映画・TV・本など 震災日記 オペラ・オン・アイス クイズ&投票 Markus Werba情報 オペラ原題リスト オペラハウス、ホール 題詠100参加作品 ごあいさつ、他 ノンジャンル 検索
以前の記事
2018年 12月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 more... ブログパーツ
|
![]() 『なんて素敵にジャパネスク 3』氷室冴子 たまたま目についたのを選んだら、 1じゃなくて3でした。 『二百回忌』 笙野頼子 『額田女王』井上靖 『猫語の教科書』ポール・ギャリコ 『呪い』アーロン・エルキンズ ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-19 21:55
| 映画・TV・本など
|
Trackback
|
Comments(0)
オペラの曲を使ったプログラム、今回はダイスとビチェンコさんの「道化師」を取り上げます。「道化師」はレオンカヴァッロ作曲のオペラ。上演時間が75分程度と短めなので、マスカーニ作曲の「カヴァレリア・ルスティカーナ」(こちらは70分程度)と一緒に上演されることが多い演目です。
オペラ「道化師」で有名なのは、なんといっても、主役の道化師が歌う「衣装をつけろ」。ダイスもビチェンコさんも、プログラムの後半にかけて、この歌をボーカル入りで使っていますね。誰が歌っているかというと、ダイスのほうはアンドレア・ボチェッリ。ありがたいことに、Wikipediaのダイスのページにちゃんと載っていました。1958年生まれのイタリアのテノール歌手です。 残念ながら、ビチェンコさんのほうは不明。私の知識では、声を聞いただけではわかりませんでした(どなたかおわかりになったら、ぜひコメント欄までお知らせください)。でね、ビチェンコさんもWikipediaに情報が載ってないかなと思って、日本語のほかに、英語やフランス語のページも見てみたんですが、フランス語のページで使われている写真が、なんというか、私たちの知ってるビチェンコさんじゃないんですわ(汗)。見てみて(→コチラ)。2012年と書いてありますが、そのころの彼って、こんなでしたっけ? 確認したら、まだ世界選手権も30位前後のころだから、ちゃんと認識していなかったのかな。 ああ、でも、2014年の動画を見てみたら、髪型は上記リンクの写真に近いけど、このころはちゃんと(ちゃんと?)ビチェンコさんですよね。ということは、たまたまあの写真が別人っぽく見えてしまっているのかな。 …って、いつの間にか「道化師」じゃなくて、ビチェンコさんの話になってしまいました(汗)。アンドレア・ボチェッリの「衣装をつけろ」と、カラヤン指揮+ミラノ・スカラ座管弦楽団「道化師」全編の動画があったので、「続きを読む」以下に貼っておきますね。カラヤン+スカラ座のほう、前奏曲だけでもぜひどうぞ。やっぱりいいです。 続きを読む ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-18 23:03
| フィギュアスケート
|
Trackback
|
Comments(0)
世界選手権の感想をやっと書き終え、私の気持ちの上でも2017-18シーズンが終了しました。そこで、オフシーズンの話題として、オペラの曲を使ったプログラムについて書いてみようかなと思います。
まずは男子シングル。2017-18シーズンのプログラムで、オペラの曲を使っていたのは以下のとおり(ほかにもありましたら、ぜひコメント欄までお知らせください)。 宇野昌磨(フリー) 誰も寝てはならぬ、他(トゥーランドット) プッチーニ デニス・ヴァシリエフス(SP) 妙なる調和(トスカ) プッチーニ アレクセイ・ビチェンコ(フリー) 道化師 レオンカヴァッロ 村上大介(フリー) 道化師 レオンカヴァッロ このうち、私がいちばんいいなと思ったのは、ラトデニ君の「妙なる調和(recondita armonia)」。オペラ「トスカ」の中で、トスカの恋人である画家カヴァラドッシが歌う歌です。フィギュアで「トスカ」というと、同じくカヴァラドッシが歌う「星は光りぬ」が使われるケースが圧倒的に多いですが、「妙なる調和」を選んだところがいいですよね。ありきたりにならなくて、気が利いています。ラトデニ君の滑りには、絶唱型の「星は光りぬ」より、もっと軽い感覚の「妙なる調和」のほうが向いていると思うし。 「妙なる調和」は、第1幕、オペラが始まって間もないところで歌われます。画家カヴァラドッシが、教会の中で聖母マリアを描きながら歌うアリアです。Wikipediaの説明を借りると、「恋人のトスカと、絵のモデルになっている女性と、天はそれぞれに美、そして調和を与えている。しかし、わが心はトスカに」という愛の歌。くわしい歌詞の意味はこちらをどうぞ。 ラトデニ君が使っている曲は、ボーカルも入っていますね。聴いたところ、パヴァロッティのように思えるけど、どうでしょう? 違うかな? 動画のリンクを並べておきますので、聴き比べてみてくださいませ。 ついでに、ほかの歌手の歌う「recondita armonia」も以下にリンクしてみます。歌手を見比べたり、歌声を聴き比べたり、舞台セットや、彼の描いているマリア様の絵を見比べるのも一興ですよ。 続きを読む ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-16 20:24
| フィギュアスケート
|
Trackback
|
Comments(1)
『貴婦人Aの蘇生』小川洋子 評価:★★ (あらすじ)北極グマの剥製に顔をつっこんで絶命した伯父。法律書の生き埋めになって冷たくなっていた父。そして、死んだ動物たちに夜ごと刺繍をほどこす伯母。この謎の貴婦人は、はたしてロマノフ王朝の最後の生き残りなのか? 面白かったです。面白かったですが、この作者の作品で、しばらく前に読んで素晴らしくよかった『人質の朗読会』との比較で、評価は★★にとどめました。主人公の叔母である謎の貴婦人よりも、私としては、主人公の恋人である強迫観念症の青年のことが気になって…。読んでいてつらかったです。
『怒り(上下)』吉田修一 評価:★★ (あらすじ)八王子の郊外に暮らす若い夫婦が自宅で惨殺され、目撃情報から精緻なモンタージュ写真が作られる。犯人は山神一也、27歳。すぐに全国に指名手配されるも手がかりがないまま1年が過ぎた夏、房総の港町で働く親子、東京の大企業に勤めるゲイの青年、沖縄の離島で母と暮らす少女の前に、身元不詳の男が現れる。当初は訝られながらも、男はほどなく受けいれられていくのだが、警察が整形手術後の山神の写真をテレビ番組で公表したあたりから状況は慌ただしくなる。この男は殺人犯ではないかとの疑念が3者それぞれに湧きあがる。 これも面白かったですが、これまた、同じ作者の他の作品との比較で、評価は★★としました。あらすじのところに出てくる愛子、優馬、泉の3人に対して、「ああ、わかる~!」というほどには感情移入しきれなかったので。特に愛子。私にはちょっと理解できなかったです。
![]() 『りかさん』梨木香歩 評価:★★ (あらすじ)リカちゃんが欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから贈られたのは黒髪の市松人形で、名前がりか。こんなはずじゃ。でも、この人形、人と心を通わせる術を持っていたのだ。りかさんに導かれたようこが、古い人形たちの心を見つめ、かつての持ち主たちの思いに触れる。 あらすじに書かれている出だしの部分、主人公のようこは「リカちゃん人形」がほしかったのに、おばあちゃんからもらったのは「りか」という名前の市松人形だった――という設定は大ウケしたのですが、そこから始まる話(そっちが本筋なんだけど…)は、私としては、のめり込むほどではなく、これまた評価は★★としました。 『カラフル』森絵都 評価:★★ (あらすじ)死んだはずの「ぼく」の魂にむかって天使が言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。そうして、ぼくは輪廻のサイクルに戻るために、下界にいるだれかの体を借りて(天使業界では「ホームステイ」というのだそうだ)前世で犯した悪事を思い出さなくてはならなくなった。 もしかして初めて読む作者かしらん。梨木香歩とか湯本香樹実とか、その手の名前の作者の区別がちゃんとついていなくて、自信がないですが、文体とか話の展開とかからすると、多分、初めてだと思われます。面白い設定の話でした。途中、その面白さだけでは引っ張っていけなくなりそうな不安も感じつつ、最後まで興味をつなぎなら読むことができました。 ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-15 12:14
| 映画・TV・本など
|
Trackback
|
Comments(0)
大変お待たせしました。フランスのフィギュアサイト「Passion-Patinage」に掲載されている世界選手権の総括記事の中から、ショーマに関する部分を訳してみました。例によってややこしいところはテキトーなので、なにとぞご容赦を。
冒頭、いきなりネイサン・チェンの話が出てくるのは、この記事が、ネイサン→ショーマ→コリヤダ…と続いていく構成だからです。「ネイサンが次々に4回転ジャンプを成功させ、ぶっちぎりで優勝した」という話題からのつなぎの一文とお考えください。 原文はこちら。 ネイサン・チェンがすべての4回転ジャンプを成功させたら、大半の選手たちは太刀打ちできず、無力感に襲われることになるだろう。宇野昌磨の場合、足のけがの影響でSPは安定感を欠いた内容となった。フリーでも、プログラムの冒頭はミスが続いた。4Lo、4Fを試みて転倒し、4Tではよろめいてしまった。しかし、演技終盤になって、持ち前の底力を発揮する。4T-2T、3A-1Lo-3F、3S-3Tという3つのコンビネーションジャンプを成功させたのだ。これによって、昨年の世界選手権、平昌オリンピックと同様、最終的に銀メダルを獲得した。宇野は並外れた戦闘能力を持ってはいるが、今後は長期的な視点に立って体調管理に努め、常に安定したコンディションで戦っていけるように心がけることが必要だ。 ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-14 08:16
| スケート記事の翻訳
|
Trackback
|
Comments(0)
■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-12 23:53
| 映画・TV・本など
|
Trackback
|
Comments(0)
今さらですが、やっとアイスダンスの録画を見終わったので、アイスダンスについても少し書いておくことにします。
まずは、村元・リード組(日本)。なんと、SDは第6グループ(最終グループの1つ前のグループ)での演技でした。同じグループにいたのは、ギルス・ポワリエ組(カナダ)、ステファノワ・ブキン組(ロシア)など、そうそうたる顔ぶれ。うわー、すごい! ただ、試合が始まる前は、「ちょっと荷が重いのでは?」などと思っていました。だって、四大陸でメダルを取ったとはいえ、五輪直前で有力カップルが出ていなかった試合だし、昨シーズンの世界選手権ではFDにも進めなかったんだし…。 でも、そんなことはいらぬ心配でした。まったく見劣りしなかったです。実際、ホワイエク・ベイカー組に大きなミスが出たこともあり、SD10位で、FDでも第3グループ(最終グループの1つ前のグループ)入り。世界選手権で、日本のカップルがそんな位置でFDを滑るなんて、本当に感激です。JSPORTSの解説・東野章子さんも「こんな日が来るなんて」とうれしそうでしたね。 FDではホワイエク・ベイカー組が巻き返したため、最終順位は11位。惜しくも10位以内とはいきませんでしたが、SD、FD、総合、すべてでPBを更新。本当に大きな成果を残してくれました。来年の世界選手権は自国開催。さらなる飛躍をめざして頑張ってほしいです。 続いて、ホワイエク・ベイカー組(アメリカ)。すでにふれたように、SDで女性が転倒するという大きなミス。そのため、まさかの15位発進となりました。ただ、実力のあるカップルだけに、FDでは巻き返してきました。昨シーズンから演じている「愛の夢」、さすがに3シーズン目はないだろうから、これが見納めかと思うと、名残惜しくて。これぞ「愛の夢」といいたくなるようなロマンチックなプログラムで、本当に魅了されました。 彼らは今回がワールド初出場だったんですね。そうなのか~。アメリカは有力カップルが何組もいるから、代表に選ばれるだけでも大変なことなんですね。まだ若いカップルだし、少しずつでも上をめざしていってほしいです。 村元・リード組が11位、ホワイエク・ベイカー組が10位で、その1つ上の9位だったのが、ギニャール・ファブリ組(イタリア)。ホワイエク・ベイカー組にしても、ギニャール・ファブリ組にしても、もっと上の順位でもおかしくないと思うんだけど、実際に彼らの上にいる面々を見ると、それだけのことはあるカップルばかりだから、なんともやるせない気持ちになってしまいます。技術的にも十分うまいし、しっかりと自分たちの個性も持っているのにねえ。 これらのカップルの上にいるのが、ステファノワ・ブキン組(ロシア)やギレス・ポワリエ組(カナダ)であり、さらに上のメダル圏内にいるのが、5位のチョック・ベイツ組(アメリカ)や4位のカッペリーニ・ラノッテ組(イタリア)、3位のウィーバー・ポジェ組(カナダ)など。 3位~5位の3カップルは、4年前のさいたまワールド以降、年ごとに入れ替わりでメダルを取っているという印象ですよね。ただ、このうち金メダルを取ったのはカペラノだけ。チョクベイは銀1回、銅1回、ウィバポジェは銀1回、銅2回。でも、カペラノにしても、さいたまワールドで金メダルを取りはしたものの、メダルはそのときだけで、それ以降の成績は、4位3回、6位1回。これはこれで、なんだかせつない。どの組も十分うまいのに、もっとうまくなったカップルが下から追い抜いていき、なかなか先へ進めない。そんな印象です。 そして、下から追い抜いていったカップルの代表格が、いうまでもなくパパダキス・シゼロン組(フランス)。さいたまワールドでは13位だったのに、その翌年には一足飛びにチャンピオンに。でも、彼らの演技を見ていると、あの若さですでに3回もチャンピオンになっているのが当然に思えます。競技だということを忘れて、ただただ見入ってしまう。五輪で金メダルを逃したのは残念だったけれど、その分、次の五輪まで彼らの演技を楽しめるんだろうなと思うと、うれしくもあります。来シーズンはどんなプログラムを見せてくれるのか、今から楽しみです。 ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-10 23:54
| フィギュアスケート
|
Trackback
|
Comments(2)
![]() 『新解さんの謎』赤瀬川源平 『砂の界へ』岸惠子 『聖女の遺骨求む』 エリス・ピーターズ 『総統の子ら(上)』皆川博子 ![]() 『ジェシーの背骨』山田詠美 『図像探偵』荒俣宏 『ゼロの焦点』松本清張 『憎悪の化石』鮎川哲也 ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-09 23:41
| 映画・TV・本など
|
Trackback
|
Comments(0)
023:現 「ユリイカ」も「現代詩手帖」も置いていた本屋の跡地がコンビニになる
024:湖 日本にもネス湖があったらいいのにとクラスの男子は残念そうに 025:こちら 人を指すときより場所を指すときのほうが「こちら」はやさしい響き 026:棄 良識をつぎつぎ破棄するこの国の四月桜もはやばやと散る 027:鶴 鶴瓶さんぐらいで十分いまどきのお笑い芸人ただやかましい ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-08 19:16
| 題詠100参加作品
|
Trackback
|
Comments(0)
さっそく続きをやってみました。今回は「か」行と「が」行。
いちばんたくさんあったのは「げ」でした。「現代短歌~」とか「原発~」とか「現実~」とか。どれにするか迷いましたが、以下の1冊を選びました。 ![]() 『キキ』ルー・モルガール 『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』 奥泉光 『建築探偵 神出鬼没』藤森照信、増田 彰久 『この声が届く先』S・J・ローザン ![]() ジョン・アーヴィング 『銀木犀』長野まゆみ 『グレン・グールド 孤独のアリア』 ミシェル シュネデール 『現代短歌そのこころみ』関川夏央 『五輪の薔薇(上)』チャールズ パリサー 次は「さ」行ですが、「ざ」行のほうはできないかもなあ。 ■
[PR]
▲
by noma-igarashi
| 2018-04-08 16:08
| 映画・TV・本など
|
Trackback
|
Comments(0)
|
タグ
カルメン(92)
魔笛(84) トゥーランドット(84) トスカ(81) その他のオペラ(78) アイーダ(59) 椿姫(44) ドン・ジョヴァンニ(44) ドン・カルロ(30) フィガロの結婚(28) コシ・ファン・トゥッテ(18) こうもり(16) ばらの騎士(15) ニーベルングの指環(15) セビリアの理髪師(15) ラ・ボエーム(10) オテロ(10) 蝶々夫人(9) トリスタンとイゾルデ(8) 後宮からの逃走(4) 記事ランキング
外部リンク
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||