111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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カテゴリ:オペラ・音楽( 449 )

同じ演出で歌手だけ違う「海賊」聴き比べ

このところ、わが家では週末のたびに「TOTTO VERDIヴェルディ・オペラ全集」を1本ずつ見ています。買ったのはもう3年前なんですが、届いてすぐに有名な作品だけ見て、いつの間にか放置。今年に入り、もったいないじゃないかということで、全26巻制覇をめざして観賞しているような次第です。昨日は12巻目の「海賊」を見ました。

e0073856_10131195.jpgジャケットはこちら(←バラ売りもしています)。2008年、パルマ・レッジョ劇場の舞台です(詳細はこちらでどうぞ)。

若手中心の配役でした。海賊コルラード役のテノールが、「そんな優男なのに、なんでまた海賊になっちゃったの?」みたいなイケメンで、のびやかな歌声が素敵でした。太守の後宮にいる美女グルナーラ役のソプラノも、オペラ歌手にはもったいないぐらい(?)のボディを披露。ストーリーもわかりやすく、「そこまで全員が不幸にならなくても…」と思うような結末ではありましたが、つらさを引きずる終わり方ではなくて、最後まで楽しめました。

先週見た「群盗」は、ネットで検索してもそれしかDVDが見当たらなかったですが、「海賊」はもう1枚出ていました。ヴェルディの5作品を集めたセットもの。そして、これも持っているではありませんか。これも全部はまだ見てないでしょう~(汗)。
詳細はこちらでどうぞ
e0073856_10162388.jpg
というわけで、こちらの「海賊」もちょっとだけ見てみました。一晩に同じ演目(違う演目でも)を2本見るのはさすがにつらいので、ひとまず要所だけ。序曲が終わり、コルラード役のテノールが登場すると、「お、こっちの人は海賊っぽいな」と思う一方で、「あれ? なんか舞台セットが似てる?」と気がつきまして…。

よく見たら、こっちもパルマ・レッジョ劇場の舞台で、演出家も同じ人ではないですか。わお、同じ演出で歌手だけ違うパターンなんですね。これはぜひとも聴き比べてみなくては。

あとのほう(2004年の収録)の「海賊」は来週にでもまたちゃんと見ますが、主な歌手の歌だけ以下にご紹介してみます。同じ演出でもカメラワークが違うし、何より、歌手が別だと歌い方がこんなに違うんだなあと、新鮮な驚きがありました。

2008年版「海賊」 コルラード:ブルーノ・リベイロ
2004年版「海賊」 コルラード:ズヴェタン・ミハイロフ


2008年版「海賊」 グルナーラ:シルヴィア・ダッラ・ベネッタ
2004年版「海賊」 グルナーラ:アドリアーナ・ダマート


2008年版「海賊」 セイド:ルカ・サルシ
2004年版「海賊」 セイド:レナート・ブルゾン

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by noma-igarashi | 2018-08-19 10:21 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

ヴェルディ「群盗」について

e0073856_0154225.jpg先週、ヴェルディ全集の「群盗」を見ました(コチラ)。原作はシラーの戯曲で、主人公のカルロは原作ではカール、弟のフランチェスコは同じくフランツ。ドイツをイタリアに置き換えると、そういう呼び名になっちゃうんですね。

私としては、主人公カルロよりも弟フランチェスコ(悪役)がツボでした。父親に愛されている兄をひそかに憎んでおり、兄と父親に嘘をついて、自分が父親の後を継ごうとするという設定。私、こういう兄弟(姉妹も)のコンプレックスものが好きなんだなあ。

ヴェルディ全集の「群盗」では、弟フランチェスコは脚が悪いという演出でした。もともとそういう設定の話なのかなと思ったのだけど、「待てよ、この舞台だけの演出なのかも…」と気づきまして、ほかの「群盗」も見てみたいなと思ったのだけど、ないんですわ、これが。DVDでも売られていないし、YOU TUBEで探しても見当たらない。ヒットするのは、私が見たヴェルディ全集の「群盗」ばかり。ヴェルディの作品でも、ポピュラーじゃないものはそういう扱いなんですねえ。

で、たどり着いたのが、演劇版の「群盗」。上記のように原作がシラーの戯曲なので、その舞台の動画がありました。オペラ「群盗」は主人公カルロがまず登場しますが、演劇のほうは父親と弟が最初に出てきます。動画はコチラ。べつだん弟の脚は悪くないですね。やっぱりあの舞台だけの演出のようです。

オペラ「群盗」のフランチェスコはこちら。見るからに悪役っぽいでしょ? 一方、兄のカルロはこちら。オペラの配役にこういうことを言い出したらきりがないのは承知してるけど、これ、絶対に兄弟じゃないでしょうと言いたいですね。さらに、婚約者と父親はこちら。婚約者の風貌はひとまず置いといて、弟フランチェスコと父親は親子に見えても、兄カルロと父親は絶対に親子じゃないよねえと言いたくなってしまいます。

オペラの動画のほうは、全編見られますので、よかったらぜひどうぞ。
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by noma-igarashi | 2018-08-18 00:25 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

指揮者でこんなに違う「魔笛」序曲

ちょっと思いついて、何人かの指揮者で「魔笛」の序曲を聴き比べてみました。演奏の速さも盛り上げ方も指揮者によって異なり、なかなか面白い聴き比べになりました。

e0073856_1273637.jpg指揮:ジェームス・レヴァイン 演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団 ←太字をクリックすると動画をご覧いただけます

レヴァイン指揮の「魔笛」序曲は、出だしがドカーン! と来ますねえ。ほかの指揮者のものを聴いていただくとわかりますが、出だしでこんなに盛り上げるのはレヴァインだけ。

それに、1分25秒あたりからのテンポの速さも、いかにもレヴァインらしい。この動画、全体の尺が6分45秒ですが、純粋に演奏している時間だけだと6分33秒です。これをほかの指揮者の演奏と比べてみてくださいませ。速い速い。

この「魔笛」はDVDも出ています(↑)。クセがなくてとっつきやすいので、入門者向けに最適な1枚ではないかと思います。

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指揮:カール・ベーム指揮 演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ベーム指揮の「魔笛」序曲。演奏だけで、映像はナシです。動画全体の尺が7分15秒、演奏だけだと7分14秒程度。なんと、レヴァイン指揮のものを比べると、その差は41秒。同じ曲なのに、ずいぶん違いますね。

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指揮:ヘルベルト・カラヤン 演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


カラヤン指揮の動画もありました。これも演奏はベルリンフィルかしら? 動画全体の尺が7分05秒、演奏だけだと7分ちょうどというところ。レヴァインとベームの中間ぐらいの速さですね。

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指揮:レナード・バーンスタイン 演奏:ニューヨークフィルハーモニック


面白くなってきて、さらにほかの指揮者の動画も調べてみました。今度はバーンスタインです。演奏はニューヨークフィルハーモニック。動画の尺が6分47秒。お、ということは、けっこう速そうですよね。

実際に聴いてみたら、やっぱり速い~。出だしはそんなでもないんだけど、曲調自体が速くなる1分30秒ごろからが速いです。でも、メトの速さとはまた違っていて、いかにも速いという感じではないんですよね。楽器の音が細やかで、聴いていると、すうっと引き込まれていく感じ。なるほど、バーンスタイン時代のNYPというのはこういう演奏だったのかと、改めて感じ入りました。

演奏だけの長さですが、6分30秒でした。おお~、レヴァインよりも速い!

e0073856_1275313.png指揮:ジェームス・レヴァイン 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

もう1つだけ。こちらはレヴァイン指揮ですが、ザルツブルク音楽祭で上演された「魔笛」で、演奏はウィーンフィルです。出だしのドカーンと盛り上げるところはメトのときと同じですが、速さはやや抑えめかな? 計ってみたところ、序曲の演奏時間は6分45秒。メトの演奏より10秒以上長かったです。

同じ曲なのに、ずいぶん違うんですね。私自身、こんなふうに聴き比べたのは初めてで、面白かったです。

最後にご紹介したザルツブルク音楽祭の「魔笛」の動画は、1幕全体が見られます。「1幕だけ見られてもなあ…」という場合は、ほかに2幕の動画もありました(コチラ)。この「魔笛」は、夜の女王がグルヴェローヴァです。2幕の夜の女王のアリアだけ聴きたいという場合は、コチラをどうぞ。ゆっくり見たいという方には、DVDも出ています。
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by noma-igarashi | 2018-08-05 17:57 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(2)

「結婚行進曲」聴き比べ

この暑いのに、暑苦しそうな話題でスミマセン。(;^_^A
いえね、季節柄、「真夏の夜の夢」のことを考えていたんです。いわずと知れたシェイクスピアの戯曲ですが、そういえば、オペラにもなっていたっけ。メンデルスゾーン? ……と思ったけど、違いました。ブリテンですね。

メンデルスゾーンが作曲した「真夏の夜の夢」は、オペラじゃなくて、演奏会用序曲及び劇付随音楽なんだとか。何にしても、「結婚行進曲」がすごく有名です。で、結婚行進曲といえばもう1つ、ワーグナー作曲の「婚礼の合唱」も結婚式の定番です。どちらも、1858年のプロイセン王太子フリードリヒ3世とイギリス王女ヴィクトリアの結婚式で初めて「結婚行進曲」として演奏されたのだとか。

といわけで、「真夏の夜の夢」→「結婚行進曲」に関心が移りまして、いい動画がないかなと思って、探してみたような次第。まずはメンデルスゾーンの「結婚行進曲」ですが、アバド指揮、ベルリンフィルの動画がありました。


メンデルスゾーン「結婚行進曲」 アバド指揮、ベルリンフィル


この「結婚行進曲」は、「真夏の夜の夢」に出てくる2組のカップル(ライサンダーとハーミア、ディミトリアスとヘレナ)の結婚式ということですよね? 華やかで、ちょっと幻想的なところもあり、いかにも「真夏の夜の夢」という雰囲気です。

これに対して、ワーグナーの「婚礼の合唱」は、オペラ「ローエングリン」の第3幕、エルザと騎士の結婚式の場面で歌われます。こちらのカップルは、結婚はするものの、あっという間に破局を迎えてしまうから、あまり縁起がよくないんですよね。にもかかわらず、日本ではメンデルスゾーンのものより頻繁に使われている(ように思う)わけですが、厳かな雰囲気が日本の結婚式向きなのかな?

これもアバド指揮のものがあったので、ご紹介してみます。「婚礼の合唱」から始まるようにリンクを張りましたが、オペラ全編を見ることができる動画なので、よかったらどうぞ。ローエングリン役はドミンゴですって。

ワーグナー「ローエングリン」より「婚礼の合唱」 アバド指揮、ウィーン国立歌劇場

さて、「結婚行進曲」というと、この2曲が突出して有名ですが、個人的にもう1曲、「これも絶対に結婚行進曲だよね」と思っているオペラの曲があります。こちら(↓)

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by noma-igarashi | 2018-08-02 22:57 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「ウィリアム・テル序曲」聴き比べ

なんか、威勢のいい曲を聴いてスカッとしたくなり、「ウィリアム・テル」の序曲、その中でも、おなじみの最後のほうだけを集めてみました。(1)などは序曲全体を聴くことも可能なので、全体を聴きたい方はぜひどうぞ。

それと、残念ながら、(5)バーンスタインは静止画像で、実際に指揮をしている様子はわかりません。ほかの指揮者の動画を見るにつけ、指揮には体力が必要なのだということをしみじみと実感。ワイルドなゲルギエフの指揮姿も、あくまでもカッコつけてるカラヤンの指揮姿も、最後に引き込まれるような笑顔を見せるチョンさんの指揮も、それぞれにいいですね。

(1)カラヤン指揮、ベルリンフィル

(2)チョン・ミョンフン指揮+東京フィル

(3)ゲルギエフ指揮+ワールド・オーケストラ・フォア・ピース

(4)アバド指揮+ベルリンフィル

(5)バーンスタイン指揮+ニューヨークフィル
                                                                                 

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by noma-igarashi | 2018-07-28 00:47 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

W杯記念「アイーダ」聴き比べ

ロシアW杯もいよいよ今夜が決勝。リーグ戦のときからフランスを応援していたわが家のジョルジュ(仮名、日本人)は、フランスが決勝進出を果たしたのでご満悦。果たして20年ぶりの優勝となりますかどうか。昨日は、3位決定戦が始まるのを待ちながら、「アイーダ」の聴き比べをして過ごしました。

e0073856_8483799.jpgアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭「アイーダ」 1981年

この盤は、オペラを聴くようになってまだ間もないころ、凱旋行進曲のシーンを目当てに買ったものだと思います。で、そのシーンがちょっと物足りなく思えたんじゃないかな、あまり繰り返して見ることがありませんでした。

今回、改めて見てみたら、歌も演奏もよかったです。アムネリスがコソットなんですが、ラダメスもうまかった。時間があるとき、改めて最初から見直したいなと思いました。

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e0073856_8492459.jpgオランジュ音楽祭「アイーダ」 1976年

こちらも野外オペラです。同じく、古代ローマの円形闘技場跡が会場になっています。アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭がイタリアなのに対して、こちらはフランスですが。

上の盤よりさらに古いせいもあるのか、録音状態があまりよくなく、出演者の力量も今ひとつに思えました。特にラダメス。「清きアイーダ」はこのオペラの最初の見せ場なのだし、もうちょっと頑張ってほしいかな。アムネリスはバンブリーで、なかなかの存在感でした。

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e0073856_8531419.jpgモネ王立歌劇場「アイーダ」 2004年

大野和士さん指揮による「アイーダ」。モネ王立歌劇場はベルギーのオペラハウスです。ベルギー、3位決定おめでとう! 

斬新な演出の舞台で、そこがこの盤の魅力なのですが、うーむ、私としては、「アイーダ」はもうちょっとオーソドックスな演出のほうが楽しめるかな。

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e0073856_8533370.jpgブレゲンツ音楽祭「アイーダ」 2009年

これまた斬新な演出の「アイーダ」。こちらは意欲作だと思いました。首輪をつけられ、まるで犬のように扱われる奴隷の様子がショッキングで…。見終わった直後に感想を書きました(こちら)。

この感想を書いたのは、もう1年前になるんですね。あのときはこう書いていますが、結局は何も変わっていない。日本の状況はどんどん悪くなる一方のように思えます。


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e0073856_855582.jpgパルマ・レッジョ劇場「アイーダ」 2012年

ヴェルディ全集の中に入っている「アイーダ」ですが、単独で購入することも可能。わりとオーソドックスな1枚だと思います。

有名な歌手が出ているわけではないけれど、出演者の粒がそろっていて、安心して聴けると思います。日本語の字幕がついているのもうれしいです。



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e0073856_8554976.jpgミラノ・スカラ座「アイーダ」 1985年


サンフランシスコ・オペラ「アイーダ」 1981年


パヴァロッティがラダメスを演じる「アイーダ」2枚。左がミラノ・スカラ座の舞台、右がサンフランシスコ戦争記念オペラハウスの舞台。私は、前者は世界文化社の『オペラ名作鑑賞』シリーズに入っているものを持っています。

歌や演奏が充実しているのは、やはりスカラ座のほうかな。特にパヴァロッティの「清きアイーダ」は、まだオペラが始まったばかりなのに、クライマックスに達しちゃったかの盛り上がり方(サンフランシスコ盤のほうでもそうですが…)。

e0073856_858539.jpg
ただ、スカラ座の舞台は、凱旋行進曲のシーンの演出がどうも納得できなくて。凱旋シーンのはずなのに、スフィンクスやオベリスクを建立しているところのように見えるんですけど。相方のジョルジュが、「敵の攻撃で倒壊したものを復興しているシーンではないか」という説を出したんですけど、それだと被害が大きすぎて、「凱旋」といえないのでは?

…とまあ、ついそんな茶々を入れてしまいましたが、見ごたえ、聴きごたえのある「アイーダ」です。

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e0073856_8581964.jpgメトロポリタン歌劇場「アイーダ」 1989年

スカラ座の「アイーダ」に対抗できるのは、やはりコレ、METの「アイーダ」です。同じ演出(多分)で、ガッティ指揮の2009年版も出ていますが、私としてはレヴァイン指揮の1989年版のほうがお気に入り。

上記のパヴァロッティのすぐ後に、ドミンゴの「清きアイーダ」を聴きましたが、ドミンゴの場合、オペラの出だしからいきなり盛り上げるのではなく、物語の流れを大事にした歌い方をするんですよね。

それと、パヴァロッティと比較すると、低音部はドミンゴのほうが聴きごたえがあるなと思いました。もともとバス・バリトン歌手だったそうだけど、そのことと関係しているのかも?

何にしても、歌手も演奏も充実した1枚。何より、豪華絢爛な凱旋シーンは見ごたえ十分!これぞ凱旋シーン。最初にこれを見てしまうと、他の舞台が物足りなく感じてしまうんですよね。そんなわけで、今回はこれを最後に見ました。
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by noma-igarashi | 2018-07-15 13:42 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「魔笛」夜の女王のアリア

なぜかこのところ、「魔笛」についての記事にアクセスが多いので、いちばんお気にいりの「夜の女王のアリア」を貼り付けておきます。近ごろ、ニュースを見てはいら立つことが多いんだけど、ダムラウのいっちゃってる女王様っぷりを見ていると、スカッとします~。



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by noma-igarashi | 2018-06-28 22:52 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「ジャンヌ・ダルク」と「椿姫」

ヴェルディの全作品を集めた「トゥット・ヴェルディ~オペラ全集ボックス」、発売後間もない時期に張り切って第1集~第3集までそろえたものの、有名な作品を見た後は、興味がほかに移ったりして、放置状態に。これではいかん、せっかく買ったのにもったいないと、今年に入ってから少しずつ見ています。

e0073856_10197.png昨日見たのは、「ジョヴァンナ・ダルコ」。つまりは「ジャンヌ・ダルク」ですね。史実とは少し違っていて、このジャンヌは火刑台ではなく戦闘で死ぬという設定です。

また、戦闘シーンがまったく出てこないのが不満でしたが(神の声を聞いて戦闘におもむく決意を固めるも、幕が代わったら、すでにフランス軍が勝利を収めていた)、ま、この手のことはオペラの常なので、諦めるしかないでしょう。




e0073856_1013436.pngジョヴァンナを演じていたのは、スヴェトラ・ヴァシレヴァというソプラノ歌手。ジャケ写も凛々しいですが、顔がわかりにくいかもしれないので、別の写真も探してきました(→)。

どうです? なかなかカッコいいですよね。ジャンヌ・ダルク向けに若い歌手を起用したのかな、などと思いながら見ていたのですが。

でも、素顔はあんがい普通だったりするかもしれないな、などと思い、スマホで画像検索。すると、真っ先にこんな写真が出てきました。

e0073856_1024161.pngええええええ。

いや、美人さんだとは思いますけど、やっぱ、わりと普通? あ、普通というのは、オペラ歌手のプロフィール写真にありがちなというか。とりあえずジャンヌ・ダルクっぽくはないですよね。それに、そんなに若くない?

さらに検索したところ、1964年生まれと判明。ということは54歳? あ、でも、この舞台が2008年の収録だから、このときはまだ44歳か。それなら何とか10代の少女に化けられるのかな。というか、実際に化けてるわけですけど。

ジャンヌ向けに若手を起用したわけじゃなかったんだ。ショートヘアにするだけで、ずいぶん若く見えるし、印象も違いますよね。

e0073856_103084.jpgなどと思いながら、画像検索の画面に戻って、ほかの写真も見ていたところ。なんと! 同じ全集に入っている「椿姫」のジャケ写が出てきたではないですか!

…ってことは、この「椿姫」でヴィオレッタを演じていたのと同一人物? ですよね、この顔は。

「椿姫」は有名な演目だから、すでに見ています。でも、まさか同一人物だったとは…。ぜんっぜん気がつかなかったです。ひゃー。

試しに、2つの演目の動画をリンクしてみます。よかったら見比べてみてくださいませ。


「ジョヴァンナ・ダルコ」のスヴェトラ・ヴァシレヴァ

「椿姫」のスヴェトラ・ヴァシレヴァ

(さらに調べたら、同じ全集の「ファルスタッフ」とかにも出ているんですね、この方。失礼しました)

それにしても、ジャンヌ・ダルクって、世界中の誰もが知っていような有名人なのに、このオペラにしても、映画にしても、曲として有名なものないから、フィギュアでは使われないのがちょっと残念。ジャンヌ・ダルクって、女子選手が演じるにはもってこいなのにね。カルメンとかトスカとかより、ずっと10代の女子向きなのでは。今からでもいいから、ジャンヌ・ダルクを材にした曲がヒットして、フィギュアで使われるようになったりしないかなー。
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by noma-igarashi | 2018-06-03 11:25 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「セシール」のCMと「カルメン」、または空耳遊び

どうでもいいような話題です(汗)。
先週の朝日新聞に、「セシール♪…の後 なんて言ってる?」と題した記事が載っていました。何でも、通販大手のセシールのテレビCMで、「セシール」という社名の後に何やらフランス語でごにゅごにょ言ってるんだけど、それがなんと言っているのか(というより、どう聞こえるか)よくわからない。セシール自身が9つの選択肢を用意して、男女1000名を対象に調査したところ、1位は「しもふさ君、幸せそうなのに」、2位は「自分は幸せそうなムーン」だった、というもの。選択肢の中には「塩、酢をここで混ぜちゃう」だとか「塩草くん、清少納言」なんていうものも。

私はこのCMに覚えがなかったので、ちょっと興味を惹かれて検索してみたところ、調査結果をまとめたセシールのサイトがヒットしました(こちら)。当該のサウンドロゴも聞くことができます。

聞いてみたところ、残念ながら、「幸せそう」とも「清少納言」とも私には聞こえなかったです。実際には「Il offre sa confiance et son amour」=「イロッフル・サ・コンフィアンス・エ・ソナムール」と言っているのだそうで(日本語に訳すと「愛と信頼をお届けする」という意味だそうです)、出だしはちょっと聞き取りにくかったですが、「サ・コンフィアンス・エ・ソナムール」の部分はその通りにしか聞こえませんでした。

これって、多分、私が多少はフランス語を理解して、聞き取れるからなんだろうなあ。「幸せそう」とか「清少納言」とか聞こえたら楽しいなと思ったのですが、ちょっと残念でした。そういえば、フィギュアでもよく使われる「Ne me quitte pas(ヌムキットパ)」というフランス語の曲を、大勢の人が面白がって「脱ぎっぱ」と呼んでいるけれど、私には「Ne me quitte pas(ヌムキットパ)」としか聞こえないのも、きっと同じ理屈ですよね。

さて、そこで思い出したのが、オペラ「カルメン」のことです。オペラを見るようになったばかりのころ、私が最初にはまったのが「カルメン」でした。なぜかというと、①知っている曲が満載でなじみやすかった、②フランス語のオペラなので部分的に歌詞が聞き取れ、親近感を持った。この2つが大きかったです。

つまり、何を言っているかが聞き取れると、空耳の楽しみはないけれど、その対象に対して親しみを持つことはある、というわけですね。空耳も楽しいけど、ま、仕方ないでしょう。

「カルメン」にはまり、何種類もDVDを買い集めたのですが、その中にイタリア語版の「カルメン」がありました。1953年に収録されたもので、フランコ・コレッリ(当時人気だったイケメンのテノール歌手)がドン・ホセ役です。何でも、字幕が普及するまでは(映画と違ってスクリーンがあるわけではないので、字幕を表示しにくい)、その国の言葉に置き換えて歌うこともよくあったのだとか。実際、この「カルメン」の動画がないかなと思ってYouTubeを検索したところ、別のイタリア語版「カルメン」の動画が見つかりました。下に貼り付けまますが、こちらはフィオレンツァ・コソットがカルメン役です。これまた当時の人気歌手が出演しているわけで、自国語に置き換えて歌うのが一般的だったことがうかがえますね。

さて、自分で買ったほうのイタリア語版「カルメン」ですが、初めて見たとき、すごく違和感を覚えました。というのも、歌詞がまったく違うものになっていることで、耳障りがよくなく、曲にも合っていないように感じられたんですね。

ただ、本来はイタリア語の「フィガロの結婚」についても、ドイツ語版のDVDを持っているのだけれど、それはべつだん違和感を覚えない。「聞き慣れたものとちょっと違うな」とは思うものの、耳障りがよくないなとか、曲に合っていないとかは思わないです。それって、私にとっては、イタリア語もドイツ語もまったく知らない言葉だからなんでしょうね。フランス語は中途半端に聞き取れるから、別の言語で歌われると、奇妙に感じてしまう。いっそ日本語に置き換えられてしまえば、ストレートに意味が入ってくるから、きっと違和感は覚えないんだろうなと思います。

…とまあ、「セシール」のテレビCMについての記事をきっかけに、そんなことをつらつらと考えていたのですが、ここではたと気がつきました。「あ! イタリア語版のカルメンだったら、空耳遊びができるんじゃない?」

ですよね。知らない言葉なんだから。はい、やってみましたよ~。

ありました、ありました。ミカエラが「~じゃないのね」と言っていたり(こちら)、「ハバネラ」ではカルメンが「待てない川、狭い川」と言っていたり(こちら)、「闘牛士の歌」では、勇ましいはずのエスカミーリョが「明日へたろう」などと繰り返していたり(こちら)します。

ただ、「何か面白いことを言っていないかな~」と思いながら聞いているうちに、つい聞き入ってしまいました。カルメン役のコソット、やっぱりうまいです。エスカミーリョの「闘牛士の歌」も、堂々としていてカッコいい(あの歌、それこそへたってしまいそうな歌い方しかできない歌手もいるので…)。

というわけで、どうでもいいようなこの話題の収穫は、この動画を見つけられたことかもしれません。DVDがあったらほしいぐらいだけど、古いものだし、さすがに見つからないだろうな。でも、ネット時代のおかげで、動画で見られるだけでも感謝したいです。

CARMEN - GEORGES BIZET - 1966 ( NAPOLI )  ※イタリア語版「カルメン」
                                              
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by noma-igarashi | 2018-05-26 18:51 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「ドン・カルロ」の二重唱または「リポビタンD」について

週末の夜、わが家ではオペラのDVDを見て過ごすのが恒例なのですが、昨夜は「ドン・カルロ」を見ておりました。

このオペラの最初の聴きどころは、なんといっても、ドン・カルロとロドリーゴの二重唱「我らの魂に、友情と希望を/Dio che nell'alma infondere」。修道院の中で、2人が友情を確かめ合い、自由を願う気持ちを歌い上げるシーンです。カッコいいですよね。なので、そのシーンが始まるとき、相方のジョルジュ(仮名・日本人)に話しかけました。

私「ここからの二重唱、カッコいいよねえ…!」
ジ「うーん、でも、リポビタンDのCMみたいだよ」
私「………」


リ、リポビタンD…… ( ̄▽ ̄;)
こういうやつね。
ま、まあ、言われてみれば確かに…。

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by noma-igarashi | 2018-05-13 14:18 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)


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