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111.31KV620日記


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ジュニアワールド男子フリーTV観戦記

日曜の深夜、フジ地上波で世界ジュニアのようすが放送されました。例によって女子中心で、男子の演技は3人のみ。1位のアダム・リッポン選手、2位のミハル・ブレジナ選手、そして日本の羽生結弦選手(日本)という顔ぶれ。3人ともいい演技だったので、簡単に感想を書いてみます。特に、アダム・リッポン選手の演技が予想以上に素晴らしかった~! これまで、特に好きな選手というわけでもなかったのですが、今回ばかりは手放しで賞賛を贈ります。いいもの見ました。ほんとによかったです!



羽生結弦(日本) フリー動画
演技が始まる前に、インタビューの映像が流れました。世界ジュニアに対する抱負なり心構えを聞かれたのでしょう。いわく、「(日本の)ジュニア男子みんなの思いを背負っているので、チャンピオンらしい演技ができたらなと思います」とのこと。立派な受け答えですねえ。そういう自覚って、やはり必要だなと思いました。女子の場合(日本のジュニア女子)、ある程度の実力の選手が大勢いるものだから、なんとな~く、「自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう」みたいなところもあるんじゃないかしらん。少なくとも、見る側としては「この中の誰か1人がやってくれるだろう」という見方をしている面はありそうです。そういう状況だと、個人にかかるプレッシャーは少なくて済むけど、競技者を育てるという意味ではあまりよくないのかも…と思ってみたり。

さて、肝心の演技ですが、しょっぱなの3Aを含めて、ジャンプで2回転倒したのは残念でした。ただ、3-3は成功したし(ただし、プロトコルではeマークがついていました)、スピンが美しかった~。さらには、しなやかな身のこなしとか、1つ1つのポーズの決め方とか、やはり観客を惹きつけるものがありますね。2年後ぐらいには表彰台を…いえいえ、優勝を狙える選手に育ってくれているのではないでしょうか。

ミハル・ブレジナ(チェコ) フリー動画
テロップでは苗字が「ブジェジナ」となっていました。現地読みはこっちのほうが近いのかな? でも、舌を噛みそう~。実況のソルティ氏もさすがに発音しにくそうでした。上が赤の半そでシャツ、下が黒いズボンというあっさりしたコスチュームで、それもあって、さわやか系スポーツマンタイプの演技に思えました。個人的には、もうちょいクセのある雰囲気の選手のほうが好きかな。あ、もちろん、いい選手だとは思いますよ。後半の3連続ジャンプが2-2-1になったりもしましたが、ジュニア男子で200点越えは立派。普通なら優勝できてもおかしくない点数だし、あの演技なら彼が優勝でも納得だったのですが、後に続くリッポン選手がよすぎました。

アダム・リッポン(アメリカ) フリー動画
冒頭でも書きましたが、とにかく素晴らしかったです。ブレジナ選手のあとで見ると、ポーズの決め方が別次元! 1つ1つの動きが美しいったらありゃしない。ブレジナ選手の飾らない雰囲気も、若者らしくて好感が持てますけど、今回は迷わずリッポン選手に軍配を上げたいです。いやもう、思わず見入ってしまいました。フィギュアスケートって、こうでなくっちゃ。昨シーズンは「3A跳ばずに優勝かあ…」と複雑な気持ちになったし、今シーズンのシニアの試合では「ほれ、やっぱり3Aで苦労してるよ」と思ったし、彼への評価はイマイチ高くなかったのですが、今回ばかりはそんなことも吹き飛んでしまいました。冒頭の3-3を皮切りに、2回の2Aもきれいに決め、ジャンプが成功することで、演技全体がどんどん加速度的に盛り上がっていくようでした。唯一、ミスといえるようなものとしては、中盤の3Loの着氷が乱れたこと。ただ、それすらも演技の流れの中に吸収してしまうような動きに貫禄を感じました。もちろん、プロトコルロを見たら、GOEでマイナスがついていましたけど、見ているほうとしては関係ないです。演技終了と同時に、派手なガッツポーズ。女子のほうでも、優勝したレオノワ選手が飛び跳ねていましたけど、このガッツポーズはわかります~。

それにしても、ジュニアの試合で222.00点。しかも、ここまでシニアの試合に出ていながら、ジュニアの試合で今季のPB出すって、どうよ。でもまあ、これを機に、シニアでも結果を出せるといいですね。
by noma-igarashi | 2009-03-04 00:38 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
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