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ザルツブルグに着いたのは前日の夜7時ごろ(現地時間)、
日本時間に置き換えると、深夜2時ごろのこと。 旅の疲れと時差とで、午後9時にはバッタリ倒れ込むように寝たので、 この日の朝は6時ごろに目が覚める。睡眠時間9時間。 まあまあ疲れも取れて、これなら元気に活動できそう。 シャワーを浴びたりして、7時ごろには下に降りて朝食。 そのときになって初めて、雨が降っていることに気づく。 あちゃ~。出発前、毎日のように世界の天気予報を見て、 一時は滞在中3日間とも雨マークになっていたのが、 出発前日、やっと晴れマークに変わったから安心していたのに。 (結局、滞在中、ずーっと小雨模様でした) 午後はオプショナルツアーに参加することになっていて、午前中はフリー。 天気がよければ、すぐにでも市内の散策に出かけたのだけど、 さて、どうしたものか。 ともかくは、オペラの会場である祝祭劇場の場所を確認しておこうと、 9時ごろ、傘をさしてお出かけ。 ザルツブルグは、川を挟んで一方が新市街(地図の上側)、もう一方が旧市街(同じく下側)。祝祭劇場は旧市街にあり、ホテルは旧市街のはずれ。地図によると、歩いて15分か20分ぐらいのはず。途中、大聖堂を見学。 前夜、疲れでへろへろになりながらビールを飲んだ広場に出てみると、 市が立っていて、なかなかに賑やか。 パンや野菜、乳製品、花など、いろんなものを売っている。 ただ、なにせ雨なので、買うあてもなく市を見て回るには 今ひとつだったのが残念。 そうこうするうちに、祝祭劇場にたどり着く。 音楽祭の期間中のプログラムが貼り出してあって、 翌日の午後7時、確かに「魔笛」の公演があることを確認。 さらにプログラムを見ると、翌日の午前11時からは、 ゲルギエフ指揮によるウィーンフィルのコンサートが・・・。 オペラよりはコンサートのほうが好きな同行者ジョルジュ(仮名、日本人)が 行きたそうなそぶりを見せる。 近くにチケットセンターがあったので、 「いまからチケットが取れないかどうか、聞いてみようよ。 (ガイドブックによると、現地でチケットが買えることもあるそうな) せっかくの機会なんだから、取れるなら行ってもいいよ」と ジョルジュに提案してみると、その気になった様子。 結果としては、チケット、取れました。 2階席で、日本でいうところのA席ぐらいのランク。 9割方はすでに席が埋まっていたようだったけれど、 ザルツブルグ音楽祭は1ヵ月以上も開催しているし、 そのコンサートは5日おきぐらいにプログラムに組み込まれていたから、 前日でもけっこう取れてしまうなんだろうな。 今回の旅行は、私が言い出して、 私の都合でほとんど何もかも決めてしまったので、 彼の行きたいコンサートにも行けることになって、ヨカッタです。 チケットを手に入れると、なんだかすごくハッピーな気分になって、雨が降っているのもそれほど気にならなくなる。その後は、カフェでお茶をしたり、ケーキを食べたり、お店を覗いてお土産になりそうな品物を選んだりしているうちに、お昼を回る。 (写真はザルツブルグの観光サイトから拝借してきたもの) 午後からはオプショナルツアーに参加することになっており、 集合場所が宿泊しているホテルのロビーだったので、いったんホテルに戻る。 ※オプショナルツアーのようすは省略します。
by noma-igarashi
| 2005-09-14 21:22
| オペラ・音楽
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Comments(2)
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by
五十嵐正人
at 2005-09-15 16:27
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楽しく読ませていただきました。
ところで、ジョルジュは例のフランスの作家に因んだ仮名でしょうか。もちろんバタイユじゃない方です。 妹と、その話題でもちきりです。
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Commented
by
マダム・ジョルジュ・イガラシ
at 2005-09-15 22:11
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いらっしゃいませ~。
我孫子からもメール、来てました。 「ジョルジュ」というのは、飯田橋の会社に勤めていた頃、 誰かがいつの間にか、愛称としてそのように呼び始めたのです。 たぶん、その人にとって、フランスっぽい名前として最初に思い浮かぶのが「ジョルジュ」だったのでは。 私は実際に呼んだことはありませんが、それなりに定着していました。 ただ、本人は最近、「マルセル」と名乗っています(いったい、いつどこで名乗るんだか・・・)。 これはマルセル・プルーストの「マルセル」だと思われます。
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