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遅くなりましたが、チューハイの感想を簡単に書いておくことにします。高橋選手がケガで欠場したこの試合、事前に順位予想をしていたときには、「気にしないでおこう」と決めて、そうできていたんですが、実際に演技の映像を見てしまうと、なかなか複雑なものがありますね。ついつい、「ここに高橋選手がいたら…」と、何度か考えてしまいました。やれやれ。ファンの道は厳しいです。
さて、男子シングルの優勝はジェレミー・アボット選手。意外といえば意外な結果ですけど、中国大会での演技は本当にすばらしかったし、昨シーズン、特に全米選手権での演技が印象的だったので、彼の優勝はうれしいです。それにしても、SPで1位になり、最終滑走者として迎えたフリーでもノーミスの演技。これまで一度もGPSの表彰台に上ったことがないというのに、すごいですね。プレッシャーに強いというより、自分の演技に没頭できる選手なんじゃないでしょうか。「芸術家肌」というのかな、たとえば画家がキャンバスに向かうときとか、作家が原稿用紙(パソコン?)に向かうときって、自分が創造しているものに対して、心底のめり込み、集中するわけじゃないですか。アボット選手の演技にする表情には、何かそういうものを感じます。もっと簡単にいえば、演技中の雑念が少ないということなのかな。まあ、あくまでも個人的な印象ですが。 というわけで、アボット選手の演技は素晴らしかったと思うし、その優勝に不満はまったくないのですが、それとは別に、試合そのものには物足りなさもありました。今回の中国杯は本命不在で、誰が優勝してもおかしくない状況でしたよね。別の言い方をすれば、誰が優勝してもかまわないという状況だったわけで、私としては、そこが物足りなかったです。スポーツの醍醐味は、王者(と目されている選手やチーム)が優勝してなんぼ、王者を倒してなんぼ、という思いがあるので。そういう盛り上がりに欠けるというか、試合としての「華」がなかったかな、という感じがします。 それと、4回転に挑戦する選手も、これまで3試合の中で最も少なかったですよね。そこも残念でした。試しに、フリーに限って調べてみたところ、4回転に挑戦した選手の数はこんな結果になりました。 スケートアメリカ:4人(小塚、ウィアー、ライサチェック、レイノルズ2回) スケートカナダ:4人(ブラッドリー、ヴォロノフ、ポンセロ、ムロズ) 中国杯:2人(ヴェルネル、中庭) 4回転、やはり男子には跳んでほしいです。スポーツは、難しい技に挑戦してこそ意義があるんじゃないかと思うし、難しい技に挑戦する姿勢に感動する面が大きいので。次のフランス大会は、4回転に挑戦しそうな選手が大勢いるから、楽しみです。ざっと数えてみると、ジュベール、プレオベール、小塚、ブラッドリー、ムロズ。4回転の挑戦回数、これまででいちばん多くなるかもしれないですね。 ■
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by noma-igarashi
| 2008-11-12 23:15
| フィギュアスケート
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