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チョン・ミョンフン指揮スカラ・フィルハーモニー管弦楽団コンサート
2008年9月6日(土)19:00開演 サントリーホール大ホール 2階12列25番 -------------------------------- ロッシーニ オペラ「アルジェのイタリア女」序曲 同 オペラ「ウィリアム・テル」序曲 プッチーニ オペラ「マノン・レスコー」間奏曲 ヴェルディ オペラ「運命の力」序曲 (休憩) チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調 op.36 アンコール「ウィリアム・テル」序曲(後半部分) 今回のコンサートは、アジアツアー2008(9月4日~13日)の一環。このあと、韓国と中国のいくつかの都市を回るようです。パンフレットを見ていたところ、そのうち2公演にピアニストのラン・ランの名前があったので、「つぶろぐ」でバカバカしいことをつぶやいたような次第(石原裕次郎の若い頃に似ているだの、30年か40年前の「平凡」「明星」みたいだの)。 日本公演の演目は2パターンあって、もう1つのほうはメンデルスゾーンとマーラーの組み合わせ。今さらですけど、歌劇場のオーケストラって、オペラの曲しか演奏しないわけではないんですね。チャイコフスキーやメンデルスゾーンはともかくとして、マーラーなんかもやるんだ。いつ、どのように、どのくらいの時間をかけて練習するものであろうかと、その手のことをよく知らない私はあれこれ想像してみるのでした。 クラシック音楽にくわしいわけではない私としては、オペラはともかくコンサートの感想となると、何をどう書いていいやら。毎度のことながら、ほんとに困ってしまいます。私が行くようなコンサートは、どれも素晴らしく思えてしまうし、実際に素晴らしいのだろうと思うわけですが、素晴らしいレベル同士での比較ができない~。 というわけで、隣にいたジョルジュ(仮名、日本人)および周りの聴衆の反応を書いてごまかすと、きわめて満足度の高いコンサートのようでした。2階の最後列の中央部という、ホール全体が見渡せる席から見ていたところ、アンコールの後はほぼ総立ち状態で、ステージの前には人が押し寄せていました。オケも自分たちの演奏(及び指揮者や聴衆の反応に?)に満足だったようで、しきりに足を踏み鳴らしたり、全員でお辞儀をしたり、いったん引き上げた後でまた出てきたり。コンサートの後のああいう雰囲気は、何かこう、この世に存在する幸福なもの(の一部)にふれているという実感があって、いいなあ…と思ってしまいます。 スカラ座は、2年ぐらい前にムーティが辞任して以降、音楽監督がいない状態だと思うのだけど、チョンさんが行かないものかしらねえ…などと言い合いながら帰りました。もしもそんなことになったら、ミラノまで行きますとも! 歌劇場の中でも、スカラ座はいちばんドレスコードが高級と思われるので、貧乏人としては腰が弾けてしまうのですが、行かずにいられましょうか。実現しないかなあ…。どんなものでしょう?
by noma-igarashi
| 2008-09-07 11:14
| オペラ・音楽
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Trackback(2)
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Comments(2)
Tracked
from 癒しのクラシック音楽
at 2008-09-12 10:17
Tracked
from クラシック音楽ぶった斬り
at 2008-09-16 00:27
Commented
by
春紅葉
at 2008-09-08 21:43
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こんばんは~。
ラン・ランは別に好みのタイプじゃないし確かにちょっとレトロな雰囲気だけど、裕次郎よりはずっとマシじゃない?(ファンの人がいたらごめんなさい。私はいい男と思ったことがないので) 演奏会の良し悪しは私も当然ながらわかりません。自分のブログとかにいろいろ書いている人を見るとすごいなぁと思うけど、今ちょうど読んでいる本(茂木大輔著「拍手のルール」)によれば鑑賞力に優れた人がそれほど多いわけではない、ほとんどの人は不安に思いつつ気軽に聴いているだけとのことですから、好きな演奏家や音楽を堪能できればそれでOKじゃないでしょうか。 スカラ座に行くとバンクーバーが遠くなりますよ。チョン様を取るか、大ちゃんを取るかですね(笑)。こうなったら「イドメネオ」公演が来日することを祈りましょう。ってそんなこと実現するのでしょうか。
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>春紅葉さん
こんばんは~。ラン・ラン、わざわざコンサートに行くほどではないんだけど、チョン様のコンサートに出演するのなら、ついでに見られていいなあ…などと思いました。 コンサートに行くと、チラシを大量にもらうじゃないですか。その中に彼のものがあって、その写真がやけに石原裕次郎っぽかったのです。ポーズの決め方とか。でも、確かに裕次郎よりはいいかな? チョン様指揮の「イドメネオ」は、去年、演奏会形式のものを聴きました。演奏が東フィルで、チョン様みずからチェンバロを弾いておられました。歌手は日本人が中心で、エレクトラだけがカルメラ・レミージョというイタリア人。スカラ座の「イドメネオ」でも、同じ人がエレクトラを演じるようです。 …というわけで、近いものを一度は聴いたから、「まあいいや」ともいえるけど、あれのもっと本格的な舞台を見られるのかと思うと、「いいなあ…!」というふうにも思ってしまう。もちろん無理なので、行きませんけど。 でもねえ、ここ(私の名前をクリック)のサイトだと、日本語でチケットが買えるんですよ~。調べたら、チケット代だけならそう高くないんですよ~。
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