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111.31KV620日記


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GPSアメリカ大会(アイスダンスFD、ペア・フリー)

例によって、あとでまたくわしく書きますが、アメリカ大会のアイスダンスFD、ペア・フリーを見ました。放送時間は16:30~18:00で、1時間半。これまでより30分短いし、昨日のアイスダンスODでは上位カップルがごっそりカットされてしまったので、今日も見られないカップルが多いだろうと覚悟していたのですが、意外にも、ワタシ的には満足のできる内容でした。ヨカッタです(アイス男子に限っては、という意味ですが)。時間配分としては、アイスダンス50分、ペア40分というところでした。

アイスダンスで放送されたのは、渡辺・木戸組、デンコワ・スタビスキー組、ペシャラ・ブルザ組、グレゴリー・ペチュコフ組、カー・カー組。どの組も独創的なリフトや技が多く組み込まれ、見ごたえがありました。上位カップル中心の放送だったせいか、去年みたいに「どの組も同じことをやっている」という感じはあまりなかったです。うれしい。

一方、ペアのほうは、どの組もミスがあり(ソロジャンプで一方が転倒、スロージャンプのお手つき、ソロスピンが合わない等)、少し不満の残る大会でした。井上・ボルドウィン組が逃げ切って優勝しましたけど、他の大会だったら、これで1位になるのは厳しかったかも。でも、もちろん彼らの優勝はウレシイです。



【アイスダンスFD】
渡辺・木戸組(日本) 総合149.27 7位
衣装はパープル、水色、薄い黄緑、青などを組み合わせた色合い。うう。今季はCD、ODと普通だったのに、最後にきてまたビミョーな…。きれいといえばきれい、かな? さて、演技のほうは、開始早々にコンビネーションリフト。おお、頑張ってるな、という感じです。ていねいに滑っていました。3日目にして気がつくのもなんですが、木戸選手、オフはややふっくらしていたのに、さすが、シーズンインに合わせて絞ってきたな、という顔になっていました。スタジオトークで、「今季で引退」という話題がやや長すぎ。

デンコワ・スタビスキー組(ブルガリア) 総合201.58 1位
男女ともに、白に金をあしらった衣装。曲名(プログラム名)の紹介って、していたのかな? ところどころにヴォーカルの入る曲で、そのヴォーカルが、ちょっと去年のデロション「ベニスのカーニバル」のようでした。曲調はまた違いますけど、ぼそぼそっとしたナレーションっぽいヴォーカルといいますか。さて、肝心の演技ですが、いやもう、すばらしい! 悩ましいといいますか、せつない感じといいますか。彼らの演技は独特の雰囲気がありますね。リフトは、うまく説明できなくて申し訳ないんですが、独創的でカッコいいのが多かったです。1つ、渡辺・木戸組がよくやるのに似たリフトが混じっていて、男性が女性を抱き上げ、女性が上体を後ろに反らせる(のけぞらせる)、というようなかたちのリフトなんですが、渡辺・木戸組のリフトでは、男性が途中で片足になるのに対して、デンスタの場合は、女性が男性の足の上に乗っかるかっこうでした。あと、最後のリフトは、CDのとき同様にかなり低い位置のリフトで、CDでは女性が仰向けの姿勢だったのに対して、今回はうつぶせの姿勢でした。演技を終え、抱き合う2人。4分間があっという間でした。

ペシャラ・ブルザ組(フランス) 総合167.28 3位
登場したとたん、明るい雰囲気の演技をするんだろうな、と想像のつく衣装でした。女性は赤や黄色をミックスしたようなカラフルな衣装。男性は茶色のオーバーオールっぽいデザインの衣装。予想通り、軽快で楽しい演技でした。リフトは面白いものが多かったです。1つは、女性が男性の背中のほうで、逆立ちするようなかっこうになるもの。「おお、すごい!」と思いましたが、男性の頭より高くなって(かな?)、これは減点の対象になってしまったようです。最後のリフトも印象的でした。女性が前かがみになって、自分のスケート靴のエッジをつかんだ姿勢になり、それを男性が振り回す、というようなの。ただ、ここで女性が指を切ってしまったようで、キスクラのときに治療しているシーンが映りました。点数を見ると、1位のデンスタとはけっこう差がついていますが、見ていて楽しめる演技でした。

グレゴリー・ペチュホフ組(アメリカ) 総合180.98 2位
衣装は女性が白を基調に、上半身に飾りがついたもの。男性は上が肌色っぽい白(透けてるような感じ)、下が黒または濃茶。曲は何でしょう、ちょっと「カルミナ・ブラーナ」みたいな感じです。雰囲気としては、デンコワ・スタビスキー組の演技に近い路線。この組のリフトも面白いものが多かったです。説明しやすそうなものとしては、立った状態で男性が女性を持ち上げたあと(2人は同じ向き。つまり向き合っていない)、男性はしゃがみ、女性のほうはからだがだんだん斜めになって、その状態で静止する、というのがありました。絵で書くと、こんな感じです。 h/ (hが男性、/が女性)。納得のいく演技ができたのか、終わったときうれしそうでした。

カー・カー組(イギリス) 総合160.09 5位
お、今日はカー・カー組の演技を放送してくれるんですね。日本チームと上位3組だけだろうと予想していたので、「やった!」と思いました。その後、もしかしたら彼らがフランス組を抜いて3位になったのかも、だから放送しているのかも、とも思いましたが…。衣装は白と茶色。女性のほうは白が基調で、スカートが白と茶色の二重になっていて、動くたびに茶色がちらちら覗く、というデザイン。男性のほうは上が白、下が茶色。ここまで「今年はビールマンの姿勢を取るカップルが少なくなったな、よしよし」と思っていたのですが、彼らはけっこうやっていました。スピンとか、リフトのときとか。それ以外のリフトでは、去年もやっていたやつですが、男性の膝の上で女性が倒立するような姿勢になるリフトがやはり見ごたえがありました。その後、カー姉さんがバランスを崩してしまうシーンが…。というわけで、カー・カー組、逆転したのかと思いきや、むしろ順位を下げて5位に終わりました。残念。これでアイスダンスは終了です。

【ペア・フリー】
井上・ボルドウィン組(アメリカ) 総合169.90 1位
女性はパープルに近い水色の衣装。男性は同色のシャツに、黒(または濃紺)の上着、下も黒(または濃紺)。サイド・バイ・サイドのジャンプで、今日はジョンが転倒。彼はシングルの選手だったはずなのに、なぜジャンプが苦手なの?(汗)。その後はしばらく順調でしたが、スピンの途中で2人のタイミングがずれてしまいました。さらに、スロージャンプで転倒。2つめのスロートリプルは決まりました。コンビネーションジャンプ、1つめの2アクセルはOKだったんだけど、2つめでジョンがまた少し乱れて着氷。というわけで、ちょこちょことミスの目立つ演技で残念でしたが、それでも1位を守りきりました。

それ以外には、ラングロワ&ヘイ組(カナダ)、ドロタ&マリウス組(ポーランド)の放送がありました。上位の演技があまり放送されなかった昨日のアイスダンスに続き、今日はペアのほうが不満の残るセレクトでした。
by noma-igarashi | 2006-10-29 18:05 | フィギュアスケート | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 川柳つれづれblog at 2006-10-30 00:15
タイトル : スケートアメリカ(アイスダンスFD・ペアSS)
えーと。さっき書きかけた記事が途中で消えてしまってショックなのですが。 とりあえず気を取り直して、アイスダンスとペアのオンエアを見ながらのレポ参りましょう。もちろんオンラインリザルトで結果は分かっているのですが、やはり映像で見ないとね。 最初はアイスダンス、のんちゃん木戸くんからです。...... more
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