111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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エディット・マティス

久しぶりに「この人がこんな役もあんな役も」の話題です。今回はエディット・マティスを取り上げます。収録時期がほとんど変わらない2枚の「フィガロの結婚」で、一方ではスザンナを、一方ではケルビーノを演じていて、DVDを1枚ずつ見ている分には、べつだん何とも思っていなかったのですが、今回、改めて名前を並べてみて、ちょっと不思議な気持ちがしました(というか、ややこしい…)。

エディット・マティス/Edith Mathis
ソプラノ、1938年スイス生まれ


e0073856_14572547.jpgハンブルク「魔笛」
収録:1971年
指揮:ホルスト・シュタイン
演奏:ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:ニコライ・ゲッダ
パパゲーノ:ウィリアム・ワークマン
パミーナ:エディット・マティス
夜の女王:クリスティーナ・ドイテコム
ザラストロ:ハンス・ゾーティン



e0073856_021572.jpg最初に「魔笛」から書くことにしました。以前、集中的に「魔笛」の話題を取り上げたときにも書きましたが、エディット・マティスの演じるパミーナ、とても魅力的ですね。きれいで気品があって、見るからに王女にふさわしい。たとえば、このまま「ローマの休日」でアン王女を演じていても、まったく違和感がなさそうな感じ。映画のヘップバーンとは髪型がちょっと違うけど…と思ったら、ふだんはショートヘアなんですね(念のため、写真はこちら)。

この「魔笛」では、夜の女王を演じるドイテコムも女王らしい威厳があり、母娘と見立てるのに納得のいく組み合わせだったりもします(実年齢ではドイテコムのほうが7歳ほど年上というだけのようなので、ちょっと申し訳ないですが)。

といいますか、この「魔笛」の出演者って、揃いも揃って、王族または賢者としての気品や威厳が備わっているような気が…(パパゲーノを除く)。オペラのキャストに現実感を求めすぎるのもどうかとは思いますけど、この「魔笛」のキャストは納得度が高く、なかでもパミーナは適役だと思います。パミーナという役柄は、ただかわいいだけより、しゃんとした感じのする歌手に演じてもらったほうが好きなので、マティスのパミーナは、個人的にかなり得点(?)が高いです。

さて、次に「フィガロの結婚」ですが…。

e0073856_20143871.jpgベルリン・ドイツ・オペラ「フィガロの結婚」 ※CD
収録:1968年
指揮:カール・ベーム
演奏:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
フィガロ:ヘルマン・プライ
スザンナ:エディット・マティス
アルマヴィーヴァ伯爵:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
伯爵夫人:グンドゥラ・ヤノヴィッツ
ケルビーノ:タティアナ・トロヤノス


e0073856_2015594.jpgどうせ「フィガロの結婚」のエディット・マティスを話題にするのなら、DVDだけではなく、このCD(↑)も加えたほうがいいんでしょうね。私の場合、生来の音楽好きではないので、映像なしでオペラを鑑賞するというのが今ひとつでして、CDの保有枚数はちょっと書けないくらいに少ないんですが、これはジョルジュ(仮名、日本人)が持っていたのを聴きました。余談ながら、ヘルマン・プライのときに話題に出たこの「フィガロの結婚」(→)も、ジョルジュが持っていました。全然知らなかった…。ただしLDなので、実は、配線をつなぎかえないと見られないんですが。

e0073856_1455010.jpgザルツブルグ音楽祭「フィガロの結婚」
収録:1966年、ザルツブルク祝祭劇場小ホール
指揮:カール・ベーム
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アルマヴィーヴァ伯爵:イングヴァール・ヴィクセル
伯爵夫人:クレア・ワトスン
スザンナ:レリ・グリスト
フィガロ:ヴァルター・ベリー
ケルビーノ:エディット・マティス



e0073856_14535354.jpgハンブルク「フィガロの結婚」
収録:1967年?
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
演奏:ハンブルク・フィルハーモニー国立管弦楽団
アルマヴィーヴァ伯爵:トム・クラウゼ
伯爵夫人:アーリーン・ソーンダーズ
スザンナ:エディット・マティス
フィガロ:ハインツ・ブランケンブルグ
ケルビーノ:エリーザベト・シュタイナー


というわけで、エディット・マティス、ベーム盤のCDではスザンナを演じています。で、その1年前に、ハンブルク盤のDVDでもスザンナを演じているのですが、ベーム盤CDが通常のイタリア語盤であるのに対して、この盤はドイツ語です。さらに、その1年前に収録されたベーム指揮ザルツブルグ音楽祭盤のDVDでは、ソプラノなのにケルビーノ役。ややこし~。

1人の歌手が、同じ役柄(スザンナならばスザンナ)で複数の盤にダブって登場するのはよくある話ですけれど、役柄がスザンナとケルビーノで、スザンナはもともとソプラノの役柄だけどケルビーノは普通メゾソプラノの役柄で、おまけに言語がイタリア語とドイツ語で…。ああ、なんか、頭の中で整理するのが大変です。

ケルビーノをソプラノが歌うのは、よくあることなんでしょうか? なんとなく、若くてきれいだから、ソプラノだけどズボン役をやらせちゃえ、みたいな成り行きを勝手に想像。でも、それだったら、もうちょっと衣装に気を使ってほしいかな。髪型(というか劇中でかつらをかぶっている状態)がイマイチだし、ぶっちゃけ、「うわ~、やっぱりきれいな人が少年役をやると映えるなあ」というふうでもなかったので。

もちろん悪くはなかったですけど、各種DVDを揃えてケルビーノ比較をするとしたら、もっと魅力的なケルビーノがいそうな気がします。2、3日前にTVで見た(で、生でも見ているんですが)キルヒシュラーガーのケルビーノも、物憂い感じがなかなかよかったし。ケルビーノ比較も、そのうちぜひやってみたいものです。

一方、スザンナ役のほうは、もともとソプラノの役柄だし、雰囲気的にも合っていると思います。もう少しおきゃん(死語?)なスザンナも好きなんですが、これはこれで魅力的です。ただ、DVDのほうはドイツ語なので、その点がちょっと…。ドイツ語もイタリア語も、私には理解できない言語ですけど、それでもやはりイタリア語のほうが軽やかに聞こえるから、「フィガロの結婚」はイタリア語じゃなくちゃなあ、と思うのでした。

ちなみに、ハンブルク盤のDVD「フィガロの結婚」は、ケルビーノ以外はビジュアル的にもOK(ケルビーノはかわいいんだけどぽっちゃりタイプで、見るからに女っぽいんです)。値段も安いし、持っていて損はない1枚だと思います。
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by noma-igarashi | 2006-07-18 11:28 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 謎彦 at 2006-07-18 23:56 x
マティスは最高のスザンナ歌手だと思います。
パミーナやブロンデも十分に似合うのですが、
でもやっぱり、スザンナを演じるときに最も栄えるのです。

というのも、スザンナって、フレーズの端々を通じて、
じつに多面的なキャラクターを、
1本のオペラの中で垣間見せる役なんですよね。
いたずら者のスザンナ、利発なスザンナ、動転しやすいスザンナ、
お姉さん的なスザンナ、エロティックなスザンナ……等々。
その点で、モーツァルト・オペラの女性たちが、
概して一本調子なキャラクターであるのと、違っているのです。

そういうあたりを、マティスのスザンナは、
あくまで露骨にならない程度に、巧みに歌い分けているように思うんですね。
Commented by NOMA-IGA at 2006-07-19 00:37 x
こんばんは。
自分の文章を改めて読み返してみたら、我ながら、パミーナばっかり褒めているなあ…という印象を受けましたが、マティスが演じた中でパミーナがいちばん好きだというわけではなくて、パミーナを演じた中ではマティスがいちばん好き、ということなのでした。パミーナのような役柄は、キャラとして単純なので、比較がしやすいのだと思います。

スザンナに関しては、謎彦さんが書いてくださったおかげで明らかになりましたが、これまで「いたずら者のスザンナ」に重きをおいて鑑賞していたように思います。確かにスザンナは、いろんな面を持った役柄ですよね。歌い分けというあたり、これまであまり気にかけていなかったので、今度、そのつもりで聴いてみます。
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