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「フィガロの結婚」序曲(舞台映像付き)聴き比べ

JGPも始まりましたが、オペラの話題も並行して続けたいと思います。
「序曲の聴き比べ」シリーズ(いつシリーズになったのか?)、今回は「フィガロの結婚」を取り上げることにします。

結婚式で使われる曲というと、ワーグナーの「ローエングリン」、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の中の「結婚行進曲」が有名ですが、私はこの「フィガロ」の序曲もモーツァルト流の結婚行進曲なんだろうと思っています。ただ、「フィガロ」の序曲の場合、実際の結婚式で使おうとすると、スキップしながら行進しないといけない。私としては、この曲はそこが好きなんですが(結婚する喜びにあふれている感じ)、まあ、やっぱり現実的ではないんでしょう。「フィガロ」の序曲は、残念ながら結婚式ではまず使われません。

さて、今回の動画を選ぶに当たっては、次の2点を満たすものに絞ることにしました。①舞台の映像付きのもの、②序曲だけの動画。YouTubeを検索すると、オペラ全編が見られる動画のほうが今や圧倒的にたくさんアップされているので、②にこだわらないほうがいいかなとも思ったのですが、全編の動画の場合、すぐに序曲が始まらないことが多いので(メーカーのロゴが出てきたり、オペラハウスの外観や客席の様子が映ったり)、序曲だけご紹介したいときには不向きだと考え、ホントに序曲だけパッと見られる、パッと聴けるものに限定することにしました。

そういうものはあまり見つからないかなとも心配したのですが、根気よく探した結果、おかげさまで、いいものがそろいました。では、行ってみます!

①メトロポリタン歌劇場の「フィガロ」(2014年)


わお、こんな「フィガロ」があるんですね! DVDでは見たことがないです。調べたところ、2014-15年シーズンのメトの「フィガロ」で、ライブビューイングの前宣伝用につくられた映像なのだとか。そっかー。ライブビューイング、残念ながら見なかったです。Blu-rayで出ないかな。出ればぜひ買いたいですが、ライブビューイングの映像って、あまり製品化あれないんですよね。

②バイエルン国立歌劇場の「フィガロ」(2017年)



こちらはバイエルン国立歌劇場の「フィガロ」です。実をいうと、「Premiere: 26 October 20172017」という以外、動画の情報がほとんど書かれていないので、「どこの歌劇場の舞台かわからない。もっと情報を書いてほしい~!」などと思っていました。が、なんてこったい、よく見たら、投稿者の名前が「BayerischeStaatsoper」じゃないですか。というわけで、バイエルン国立歌劇場の「フィガロ」で、初演が「2017年10月26日」だったのだとようやくわかりました(汗)。

この「フィガロ」、ブログに貼り付けた静止画像の状態だと、多分、マリオネットが見えているかと思います。動画をクリックすると、まずはオーケストラの演奏が映り、1分30秒ほど経ったところでマリオネットが登場。これ、オペラの冒頭シーンのフィガロとスザンナですよね。そうこうするうちに、3分ごろに実際のフィガロが姿を見せるという、なかなか凝った演出です。ぜひ全編見てみたいけど、これも多分Blu-rayでは出ていないです。残念。

③リヨン歌劇場の「フィガロ」(1994年)


こちらはリヨン歌劇場の「フィガロ」。実際の舞台というより、出演者たちが控室でお化粧をしているシーンが映ります。主な登場人物が衣装を着た状態で出てくるので、「きっとこんな舞台だったんだろうな」と想像がふくらみます。出演者は私の知らない歌手ばかりですが、きっと楽しい舞台だったんだろうな。

④アムステルダム音楽劇場の「フィガロ」(2006年)


この「フィガロ」はDVDになっています。私が持っているのは、こういう3枚組のセット。安かったので、こういうのもたまにはいいかなと思って購入しました。

⑤ザルツブルク音楽祭の「フィガロ」(2006年)


こちらもDVDになっていますね。モーツァルト生誕250年の2006年、ザルツブルク音楽祭で上演された「フィガロ」です。スザンナ役は、その前年の「椿姫」で一躍スターになったアンナ・ネトレプコ。ほかの配役もいいし、魅力的な舞台だと思いますが、ごめんなさい、動画を見てもらうとわかるように、アーノンクールの指揮による演奏が妙にゆっくりで(実際、ほかの動画は4分程度なのに、この動画は5分もあるんですよね)、モーツァルトの曲の軽快なところが好きな私としては今ひとつ。テレビで放送されたのを見たし、まあいいかと思って、購入しないままになっています。いずれそのうちに…。
                                              
by noma-igarashi | 2019-08-23 23:07 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)
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