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朝日新聞「嘲笑する政治」について

参議院選挙に合わせて、朝日新聞で連載が始まった「問う 2019参院選」、日曜日に掲載された第1回のタイトルは「『嘲笑する政治』続けるのか」というものでした。思いきったタイトルに惹かれて読み始めたところ、安倍政権に批判的な論調で、出だしこそ胸のすく思いがしたのに、途中でいきなりトーンダウン。例の「野党もだらしない」という話に移行してしまいました(有料記事のため、胸のすく思いのするところまでも読めませんが、ひとまずリンクしておきます→記事①

なんだかなあ…とがっかりしていたところ、今日になって、Yahoo!のトップページでこんな記事を見つけました。
「嘲笑される側に責任はあるのか――朝日新聞は筋を通した報道を」→記事②

この記事を読み、今度こそ胸のすく思いがしました。有料で読めない朝日の記事①も、記事②では引用によっておおよその内容がわかります。ぜひ全文を読んでほしいですが、ここでも前半をかいつまんでご紹介してみます。

「『嘲笑する政治』続けるのか」という見出しには、「そうだ、よく踏み込んでくれた」との思いを抱いた。しかし、下記の一言が、記事全体の論調を大きく棄損している。――「笑われる野党にも責任がある」

「”民主党政権の失敗と比較して野党を揶揄(やゆ)、こき下ろす。身内で固まってあざ笑う――。自分が相手より上位にあり、見下し、排除する意識がにじむ。首相も支える官邸スタッフも代わらず、国会では野党を圧倒する議席に支えられた強固な権力基盤の中で、「嘲笑する政治」が6年半、まかり通ってきたのではないか。”
 この問題意識には、私は全く異論はない。適切なタイミングで、よく踏み込んで書いてくれたと思う。それだけに、「笑われる野党にも責任がある」との表現がそれに続くのは、残念でならない。」

「嘲笑される側にも責任がある」――そう語ることの不適切さは、改めて指摘するまでもないだろう。「いじめられる側にも責任がある」と語っていることと同じだからだ。


朝日新聞の記事①が途中で腰砕けになったのは、安倍政権に忖度したからではないかという気がします。記事②にも、次のように書かれています。

「政権側への一定の配慮がないと、朝日新聞への政権側の圧力がさらに強まる、という懸念からの忖度だろうか」

「「バランス」を取るためにと、野党を不当に貶めてはいけない。政治を扱ったテレビ番組の中でも、「野党もだらしない」などと、「バランス」を取るかのコメントが挟まれることもあるが、予算委員会を開かない、受け取るべき報告書を受け取らず、出すべき報告書の公表を引き延ばす、呼ぶべき参考人を呼ばない、合意なく職権により委員会を強引に開催し採決する、そんな風に政治のあり方をゆがめているのは政府・与党だ。「だらしない」のは、野党ではなく、むしろ政府・与党だ。」


その朝日新聞、今日の朝刊では、ハンセン病訴訟に関して「政府は控訴して高裁で争う方針を固めた」という誤報を載せてしまいました。一面トップで誤報。新聞としての信頼性に関わることだと思います。

ネットでは(私が見ている範囲ですが)、「安倍政権にガセネタをつかまされたに違いない」ともっぱらの噂。目の敵にしている新聞社の信用を落とし、潰しにかかる作戦でしょうか。日本はとんでもないところまで来てしまったーー。ただただ恐ろしいです。
by noma-igarashi | 2019-07-09 23:31 | 震災日記 | Trackback | Comments(0)
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