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<第2グループ>
バンデルペレン(ベルギー) 197.39(SP 13=65.36、FS 8=132.03 4時過ぎにごそごそと起き出して、顔を洗ったりコーヒーを入れたりしていたので、きちんと見始めたのがこの選手からでした。いい選手から見始めたな、と思います。第2グループにいるとは思えない演技でした。最初に4回転ジャンプを成功させたかと思うと、それ以降のジャンプも次々と決め、ノーミスで演技終了。終わると同時に、右手を挙げてガッツポーズを見せていました。第2グループの選手がこんなにいい演技をするなんて、この後どうなっちゃうんだか。3~10位ぐらいは、かなり順位が入れ替わる可能性もありそうだなと、この時点でおぼろげな予感が…。SP13位だったバンデルペレン選手、この時点で1位、最終的には高橋選手に次いで9位でした。 <第3グループ> ライサチェク(アメリカ) 220.13(SP 10=67.55、FS 3=152.58) 「カルメン」の曲に乗って演技開始。「ソルトレークのときのプルシェンコと同じ曲です」と実況アナが紹介していましたが、同じ「カルメン」でも、具体的に使用している曲はだいぶ違います。最初のコンビネーションジャンプを成功させると、次の3アクセルもきれいに決め、どんどん乗っていくのがよくわかりました。オリンピックの大舞台で、普段もめったにできないほどの完璧な演技をやり遂げてしまった、という感じでしたね。演技終了と同時に、大歓声。ライサチェク自身も、自分でも信じられないとでもいうように、額に手を当て、感極まった表情を見せていたのが印象的であり、感動的でもありました。SP10位だったのに、メダル争いに食い込みそうなほとの高得点! サボイ(アメリカ) 206.67(SP 8=69.15、FS 5=137.52) ライサチェクには及びませんでしたが、サボイの演技も悪くなかったです。ジャンプも決まっていたし、ミスらしいミスはなかったのでは。最終的に、高橋選手を上回る7位の位置に。 サンデュ(カナダ) 190.24(SP 7=69.75、FS 14=120.49) さあ、サンデュ先輩の登場です。今日は超人モードに切り替わっているかと期待しましたが、いきなりダメです。4回転で転倒し、次のジャンプはすっぽ抜け。SPもイマイチで7位でしたが、フリーはそれを上回るできの悪さ。へたれモード全開です。結局、SP7位から13位にまで順位を下げてしまいました。しかし、GPファイナルでプルシェンコを破って優勝したこともある選手が、終わってみると、高橋選手のはるか後方に位置していたかと思うと、勇気づけられるところはありました。先輩、頑張って。 <最終グループ> プルシェンコ(ロシア) 258.33(SP 1=90.66、FS 1=167.67) 多くを語る必要はないでしょう。宇宙の果てまで行ってしまったプルの演技であります。最初に「4-3-2」を決めたところで、「無敵です」と実況アナ。後半、3回転の予定だったと思われるジャンプが2回転になったほかは、まったくいうことなし。あ、でも、ビールマンが見たかったな。 ランビエール(スイス) 231.21(SP 3=79.04、FS 4=152.17) うわ! 今日は私の苦手なあの衣装です。一説には仮面ライダールック。ああいうセンスもまあアリだとは思うんですが、あの衣装でプログラムが「四季」というのがわかんないです。どういうイメージを演出したいんでしょうか? 理解の範囲を超えています。それはともかく、ランビエールの演技はよかったです。思わぬところで転倒もありましたが、プルと同じ「4-3-2」も成功させるなど、攻めの姿勢がGOODでした。もともと銀メダルはランビエールだと予想していたので、銀メダルにふさわしい出来で、ちゃんと銀メダルを取ってくれたのは立派でした。 ウィアー(アメリカ) 216.63(SP 2=80.00、FS 6=136.63) 4回転に挑戦するというふれこみでしたが、結局、飛びませんでしたね。転倒などの大きなミスはありませんでしたが、その分、積極性に欠ける演技になってしまいました。SPぐらいの長さ(短さ)だと、ウィアーのよさが凝縮されて見ごたえ十分ですが、フリーの長丁場はつらいかも。それでも、この時点での3位はキープするかなと思いきや、同国のライサを抜けずに4位。「守ろうとする奴、メダルを取るべからず」ということでしょうか。 バトル(カナダ) 227.59(SP 6=73.29、FS 2=154.30) バトルはSP6位から順位を上げて銅メダルになったわけですが、あのフリーの演技が、順位を3つも上げるほどすばらしいものだったかとなると、「そっかなー」と思ってしまいます。前にいた3~5位が軒並みへたれたから繰り上がってしまった、という印象を受けてしまうのが、嫌いな選手じゃないだけに、クヤシイというか、もっといい勝ち方をしてほしかった。ただ、プルを除く他の有力選手が19~21歳ぐらいであるのに対して(ですよね?)、バトルはもう23歳。次のオリンピックにも出るとしたら、メダル争いに加わるのはキビシイかもしれないので、今回メダルを取れてヨカッタとは思います。 ジュベール(フランス) 212.89(SP 4=77.77、FS 7=135.12) ジュベールも得点が出るまでに時間がかかり、いざ出てみると、技術点が低め(62.54)でした。もしかして、彼も何かやらかしたんでしょうか? 演技が始まる前に「パーソナルベストを出してもメダルに届かない」という紹介があったので、演技中から、ああもうダメだなとは思いましたけど。プルを倒すと公言していたらしいわりには、6位というパッとしない結果に終わりました。でも、これにめげずに、一緒にバンクーバーをめざしましょう。 高橋大輔(日本) 204.89(SP 5=73.77、FS 9=131.12) 昨日は、「ちょっと前に身近であったのと同じミスをやらかすかなあ。ばかばかばかっ!」と、めちゃめちゃ悔しかったんですが、一夜明けて落ち着きました。初めてのオリンピックで8位入賞という結果、健闘したと思います。お疲れさまでした。心から。ソルトレークに引き続き日本人選手が最終グループに入り、興味が尽きませんでした。 さて、さっきも書いたように、今回のオリンピックに出場した男子の有力選手は19~21歳ぐらいの年齢が多いようで、次回のオリンピックが今から楽しみです。ただ、ソルトレークで好成績をおさめた本田選手やゲーブル選手は、今回のオリンピックに出られませんでした。まだそれほどの年齢ではないのに、引退したり、往時の勢いを欠いていたり…。高橋選手はもとより、ほかの選手もみんなケガをせず、今以上の実力を身につけて、バンクーバーに集結にしてほしいです。頑張れ。
by noma-igarashi
| 2006-02-18 11:38
| フィギュアスケート
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Comments(2)
Tracked
from 奇想庵
at 2006-02-18 19:18
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by
yukiot512 at 2006-02-19 01:24
またまたこんばんは~!高橋、4回転が3回転認定だったんですねぇ・・・それでも8位ってやっぱりすごいですよね♪
私は関係ないとこで、カナダのショーンソーヤーという選手がイケメンで気になりました←不純 4回転ってそんなに必要なんですねぇ・・・・ 昔ストイコとか、ウルマノフが競って4回転をいれてたのをふと思い出しました・・・
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NOMA-IGA
at 2006-02-19 11:00
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4回転が必要かどうか、人によっていろいろな考え方がありそうですよね。
私はどうかなー。4回転に挑戦しては、誰も彼もがころころ転ぶより(それでフィギュアに興味が薄れた時期がありました)、3回転で十分だから美しく滑ってほしい、という気持ちも強いです。ただ、長野以降、4回転を安定して跳べる選手が何人か現れましたから、そうなると、今さら「4回転は跳ばなくてもいい」という流れになるのは、やはり抵抗があります。美しさにも感動するけれど、果敢なチャレンジ精神にもやはり感動するものだから。プルシェンコが現役を続けるようなことを言っていますが、彼がいることで、技術レベルの低下が防げるということはありそうですね。
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