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今年の「題詠100首」に、こんな題がありました。→ 「062:々」
このイベントの主催者として、題の選定をしたのも私でして、果たしてどんな歌が投稿されるかという興味と、ちょっとしたウケ狙いもあって、100の題に加えました。で、数日前、私自身もこの題にさしかかり、こんな歌を詠みました。 062:々 「人びと」と用字用語が決められた本ゆえ「々」に赤字を入れる ちょっとひねった使い方をしてみました。私は編集関係の仕事をしているので、これは実話というか、体験に基づいた歌になります。「人々」を「人びと」と表記する本はそれなりにあり、そういう本の校正紙に「人々」とあったら、「々」→「びと」と赤字を入れることになります。 さて、それではこの「々」はどう読むのか? 短歌は「5・7・5・7・7」で詠むのがルールなので、「々」の読み方がわからないと、四句が7音に収まっているかどうかの判断ができません。ま、多少の字余り・字足らずは許容されるにしても、読み方がわからない状態なのはなんだか落ち着かないです。 そこで、調べてみました。Yahoo!辞書の検索欄に「々」をコピペして検索してみたところ、出てきた回答は次のとおり。なんと! 1.々 《「ノマ」と書くことが多い。「々」が片仮名の「ノ」と「マ」を組み合わせたようにみえるところから》踊り字の一種「々」のこと。 2.同の字点・々 繰り返し符号の一。すぐ前の漢字と同じであることを示す。「人々」「堂々」などの「々」。 えええええ~!? と盛大に驚いたのは、実は、上記「062:々」の歌の4つ前に、こんな歌を詠んでいたからです。 058:門 門構えの左右がいつもちぐはぐで旧姓「野間」は書きづらかった はい、私の旧姓は「野間(のま)」といいまして、「々」も「ノマ」。つまり、同名だったんですねえ。し、知らなかった…。まあ、「々」=「ノマ」は通称であって、正式名称は「同の次点」のほうなんでしょうけど、それにしても、「ノマ」という言い方があるとはまったく知りませんでした。 062:々 「人びと」と用字用語が決められた本ゆえ「々」に赤字を入れる この歌の話に戻ると、歌を詠んだ時点では、「々」の読み方は知らない状態でした。ただ。この歌の場合、「人々」となっていた「々」に赤字を入れて「人びと」としたわけだから、「々=びと」と考えれば2音で、四句「本ゆえ「々」に」はちょうど7音になります。 で、「々」の読み方を調べたところ、通称「ノマ」だとわかったので、「ノマ」と読めば、これまた四句は7音。うまく定型に収まり、「やったね!」とニンマリしたことでした。
by noma-igarashi
| 2018-07-25 22:56
| 題詠100参加作品
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