111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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「ドン・カルロ」の二重唱または「リポビタンD」について

週末の夜、わが家ではオペラのDVDを見て過ごすのが恒例なのですが、昨夜は「ドン・カルロ」を見ておりました。

このオペラの最初の聴きどころは、なんといっても、ドン・カルロとロドリーゴの二重唱「我らの魂に、友情と希望を/Dio che nell'alma infondere」。修道院の中で、2人が友情を確かめ合い、自由を願う気持ちを歌い上げるシーンです。カッコいいですよね。なので、そのシーンが始まるとき、相方のジョルジュ(仮名・日本人)に話しかけました。

私「ここからの二重唱、カッコいいよねえ…!」
ジ「うーん、でも、リポビタンDのCMみたいだよ」
私「………」


リ、リポビタンD…… ( ̄▽ ̄;)
こういうやつね。
ま、まあ、言われてみれば確かに…。



気を取り直して二重唱を聴きながら、ふと思いついて、またも話しかけました。

私「思ったんだけどさ、安倍総理と加計孝太郎氏も、自分たちの中ではこういう世界ができ上っているのかねえ」
ジ「まさか。あの2人は、フィリッポ二世と大審問官だよ」
私「ああ、王さま気取りの安倍総理がフィリッポ二世? でも、フィリッポ二世と大審問官って、大審問官のほうが偉そうにしてるじゃん」
ジ「そりゃそうだよ。大審問官がフィリッポ二世に命令して、自分の思い通りにやらせてるんだよ」
私「………」


ひー。そ、そうかも。( ̄▽ ̄;)
あんまり書くとコワいので、この件はこのくらいにしておきまして。

手持ちの「ドン・カルロ」のDVDの中で、いちばん好きなドン・カルロとロドリーゴの二重唱は、なんといっても、1986年ザルツブルク復活祭音楽祭のもの。ホセ・カレーラスがドン・カルロ、ピエロ・カプッチルリがロドリーゴを演じています。見た目がそれらしいのもうれしいですが、とにかく2人とも歌がうまい、うまい。何度聞いても、そのつど聞き惚れてしまいます。


1986年ザルツブルク復活祭音楽祭「ドン・カルロ」の二重唱


もう1つのお気に入りを挙げるとしたら、1996年パリ・シャトレ座の5幕版フランス語の「ドン・カルロス」。ロベルト・アラーニャがドン・カルロスを、トーマス・ハンプソンがロドリーグを歌っています。ハンプソンが長髪で、アラーニャは気だるげ。2人そろうと、なんとも妖しい雰囲気です。

1996年パリ・シャトレ座「ドン・カルロス」の二重唱

さらにもう1つ。新たにわが家のコレクションに加わった、2013年ザルツブルク音楽祭のドン・カルロ。ヨナス・カウフマンがドン・カルロ、トーマス・ハンプソンがロドリーゴです(動画、ちょっと短めですが…)。こちらも見栄えの点では満足度が高いですが、フランス語版のコンビよりも正統派という感じかな?

2013年ザルツブルク音楽祭「ドン・カルロ」の二重唱

さて、「ドン・カルロ」にはもう1組、別の男性同士がやり取りをするシーンがあります。さっき話題にした、国王フィリッポ二世と大審問官の問答シーンです。ドン・カルロとロドリーゴがテノールとバスの二重唱なのに対して、こちらは重厚なバス同士(会話形式のやり取りなので、二重唱ではない)。

このシーンも、おおいに聴きごたえがあります。大審問官は、憎たらしそうに振る舞えば振る舞うほどいいいですね(笑)。

このシーンの動画として、以下の2つをご紹介したいと思います。上のほうは、1986年ザルツブルク復活祭音楽祭の「ドン・カルロ」。いちばん上の動画(カレーラスとカプッチルリの二重唱)と同じ舞台です。ドン・カルロとロドリーゴも大物コンビでしたが、フィリッポ二世と大審問官もすごいですよ。フィリッポ二世がフェルッチョ・フルラネット、大審問官がマッテイ・サルミネンです。動画はフィリッポ二世のアリアから始まっているので、そこもぜひ聞いていただきたいですが、大審問官が登場するところから見たいという場合は、こちらをクリックしてください。

1986年ザルツブルク復活祭音楽祭「ドン・カルロ」の該当シーン

もう1つの動画は、1983年メトロポリタン歌劇場の「ドン・カルロ」のものです(ドミンゴがドン・カルロを演じている盤になりますが、ドミンゴの話題は今回はパスします)。フィリッポ二世を演じているのはニコライ・ギャウロフ、そして、大審問官を演じているのは、上の動画でフィリッポ二世だったフェルッチョ・フルラネットです。つまり、一方ではフィリッポ二世を、もう一方では大審問官を歌っているんです。

しかも、1983年ということは、このときフルラネット34歳。対して、フィリッポ二世役のギャウロフは54歳。なんと、20歳も年上で、すでに名声を得ていたギャウロフ相手に大審問官を演じているんですね。見かけの点では白髭で顔を隠していますが、歌唱の面ではギャウロフと対等に渡り合っています。さすが。

1983年メトロポリタン歌劇場「ドン・カルロ」の該当シーン


この際だから、もう1つ。2つ上の動画は、フルラネット37歳のときのフィリッポ二世ということになりますが、最近のものもご紹介してみます。2010年メトロポリタン歌劇場の「ドン・カルロ」。このときフルラネット61歳。年相応になって歌うフィリッポ二世も味わい深いです。

2010年メトロポリタン歌劇場「ドン・カルロ」の該当シーン

                                   
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by noma-igarashi | 2018-05-13 14:18 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)
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