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ペアは五輪の感想がほとんど書けなかったので、ワールドの感想は少しずつでも書いていこうと思います。今回、ペアは28組が出場。本当に多くなりましたよね。予選が行われなくなった2013年以降の出場組数を調べてみたところ、こんな具合でした。
2013年18組→2014年23組→2015年19組→2016年22組→2017年28組 あ、去年はもう28組になっていたんですね。何年か前に、「うわあ、ペアは少ないなあ…」と思ったことがあるのだけど、ということは、2013年ごろだったのかな? 出場組数は増えたのに、昔も今も、フリーに進めるのは16組のまま。その結果、「え? この演技でフリーに進めないの?」と思うようなケースが増えました。これは平昌五輪の話だけど、中国のペン・ジン組がフリーに進めなかったと知ったときには、本当に驚きましたもん。あとで動画を見たら、ミスとしてはソロジャンプで女性が転倒しただけ(回転不足も取られていましたが)。き、きびしい…。 今回のワールドでも、SPで60点台を出したのに、フリーに進めないカップルもいました。ただ、その分、見ごたえのある演技が多くなったし、いろんな持ち味のカップルが出てきていて、個性豊かでした。国籍も、以前は「ロシア、中国、カナダとその他いくつかの国」というふうだったのに、今や、オーストラリアあり、チェコあり、北朝鮮あり、イスラエルあり、そしてもちろん日本ありと、本当に多彩になったのもうれしいです。 24位 須崎海羽・木原龍一組(日本) 須藤・ブードロオデ組も、髙橋・柴田組もいなくなり、さみしくなってしまった日本のペア。須藤・木原組にはぜひ頑張ってほしいところです。 3Lzも決めたし(GOEで若干のマイナス)、大きなミスのない演技でしたが、前述のごとく、今のペアはそれだけではフリーに進めないんですよねえ。ほんと、2013年だったら、53.33点もあれば余裕でフリーに進めていたのですが。でも、どんどんよくなっているので、さらなる飛躍に期待したいです。 22位 セガン・ビロドー組(カナダ) なんと! 彼らもフリーに進めなかったんですね。うそみたい。五輪では9位という成績だったのに。解説によると、ケガをしていたのだとか。ソロジャンプとスロージャンプで転倒してしまい、点数が伸びず。うわー。もしかして、カナダの出場枠は、3枠→1枠になってしまったんでしょうか? 16位 アレクサンドロフスカヤ・ウィンザー組(オーストラリア) 昨シーズンのジュニアチャンピオン。五輪にも出場しましたが、惜しくもフリー進出ならず。今回はSP15位で何とかフリーに進み、最終的に16位という成績でした。ペアの場合は、シニアに上がってすぐに結果を出すのは難しい。逆にいうと、これからが楽しみなカップルです。演技の基礎点はもう少し上位のカップルと比べても遜色ないので、今後は完成度を高めていってほしいです。あとは、このカップルならではの個性がもっと前面に出てくるといいな。 13位 ホッケ・ブロンマート組(ドイツ) 女性17歳、男性26歳のカップル。男性はベルギー出身だとか。年の差があるほうですが、あまりそんなふうには感じないかな。フリーのロミジュリ、初々しかったです。2人でハートマークをつくる、演技の始まりのポーズが印象的でした。ツイストが高くてびっくり。身近にサフマソというお手本がいるからでしょうか。 12位 リョム・キム組(北朝鮮) 去年は、「へえ、北朝鮮のカップルが出場してるんだ」という興味だけで終わってしまいましたが、今年は五輪も含めて、存在感がありました。女性がすごく表情豊かになっていて、思わず引き付けられます。彼女、フリーの演技後に、男性のお客さんから大きな花束をもらっていましたね。あげたくなる気持ち、わかります~。 11位 ドゥシュコヴァー・ビダジュ組(チェコ) 2シーズン前のジュニアチャンピオン。同い年で、どちらもチェコ出身で、チェコという国がフィギュア大国ではないことを考えると、この2人がカップルを組んでいるのは奇跡的なことに思えますね。16位のオーストラリア組や13位のドイツ組の後で彼らを見て、つくづくそう感じました。細部まで行き届いたプログラムを披露し、SP、フリー、総合のすべてでPBを更新。順位も昨シーズン14位→今シーズン11位。シニア2年目ですが、このカップルは着実に実績を積み上げつつありますね。
by noma-igarashi
| 2018-04-02 06:54
| フィギュアスケート
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Comments(4)
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Disney 鴨
at 2018-04-03 21:04
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こんばんは。
Nomaさんの前回に記事にありましたが、成ちゃんの引退は残念でしたね。それで、麗君の相棒がいなくなりましたが、澄オデペアが解散したことで、麗君の相棒に、澄玲ちゃんが入れば良いと思っています。 また、海龍ペアは、4大陸選手権―五輪団体戦―五輪個人戦で、SPの点数が上昇気流にあったので、世界選手権で、その流れが止まってしまったのは残念に思っています。海龍ペアには、来シーズンは、SP60点の壁を越えて欲しいですね。 なお、Nomaさんもご存知だと思いますが、日本ペアには、4大陸選手権では最下位だったものの、世界ジュニア選手権で、高トラペア以来のベスト10の順位を取った、りくしょうペアがいるので、りくしょうペアには、海龍ペア共々、頑張って欲しいと思っています。
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noma-igarashi at 2018-04-04 07:22
こんにちは~。
成美ちゃんの引退、残念でしたね。麗くんというのは、成美ちゃんのパートナーだった柴田嶺くんのことかな? なるほど、澄玲ちゃんと彼が組むというのは名案ですね。ただ、カップル競技は何よりも相性が大事だと思うので(成美ちゃんと木原くんも解散しちゃったわけだし…)、まずそこをいちばんに考えてほしいなとは思いますが。 ジュニアのりくしょう組、頑張ってくれましたよね!(そういえば世界ジュニアもまだ全部見終わっていなかった… (^^;;; ) 去年の全日本ジュニア、ペアは2組の出場でした。来季の世界ジュニアはそのもう1組が出ることになるのかなと思いますが、先輩たちが活躍することによって、新たなカップルがどんどん出てくるとうれしいですね。
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Disney 鴨
at 2018-04-04 20:56
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こんばんは。
変換ミス、申し訳ありませんでした。「嶺」君でしたね。日本では、ペアの男子は、貴重な存在だと思うので、また、中国では、嶺君より年上の張昊選手が、頑張っておられることを考えると、嶺君には、諦めずに頑張って欲しいですね。 Nomaさんもご存知のように、今年の4大陸選手権では、初めて、ペアが複数組のエントリーがありましたが、成ちゃんがそのきっかけを作ったように思います。ただ、昨年の全日本ジュニア選手権で、2位になったペアの女子選手は、来年の2月で、ペアの年齢制限を超えてしまうので、来年の世界ジュニア選手権の出場権がなくなるのが残念に思っています。新たなるジュニアペアがいれば、良いのですが、どうも、ペアの場合、ジュニア・シニア共に、世界選手権で、複数枠を取って来ても、それを生かすことが出来ないのが、ペアの問題点だと思っています。せめて、片手で数えたとき、指が余らないくらいの組数があれば、良いですね。
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noma-igarashi at 2018-04-05 07:18
こんにちは。
全日本ジュニアに出場していたもう1組のペア、来年の世界ジュニアのときには年齢制限を超えてしまうんですね。知らなかった。全日本ノービスにはペアは出場していなかったし、ということは、せっかくの2枠目の出場権、返上することになるのかな。もったいないですね。 成美ちゃんの存在が日本のペア事情に与えた影響は本当に大きいと思います。一方で、国別対抗、それを受けて五輪の団体戦が始まったことも大きいですよね。日本だけでなく、各国、全カテゴリーに力を入れるようになりました。 ただ、国別対抗自体が、高トラがいたからこそ発案されたイベントのようにも思うんですよね。ということは、成美ちゃんは世界のペア事情、世界のフィギュア事情に影響を与えた? 素晴らしい~。
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