人気ブログランキング | 話題のタグを見る

111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
by noma-igarashi
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新のコメント
>Nさん コメントあり..
by noma-igarashi at 21:08
>ひきこもりさん 情報..
by noma-igarashi at 23:28
上薗選手は3Aの練習をし..
by ひきこもり at 15:17
こんにちは~。 スロー..
by noma-igarashi at 16:07
毎度です。 現地で見ら..
by えっくす at 20:10
熱いメッセージをありがと..
by noma-igarashi at 07:54
東京に住んでいたら、逆に..
by えっくす at 06:55
それはすごい。 私は腰..
by noma-igarashi at 16:29
カテゴリ
検索
以前の記事
ブログパーツ

平昌五輪、男子の感想(前半)

フリーに進めなかった選手は、SPの滑走順に感想を書いていきます。主な選手だけでごめんなさい。

SP26位 シャフィック・ベセリエ選手

SPの冒頭のジャンプ、4T-3Tを予定していたところ、3T-3Tに。予定通りにはいかなかったものの、72.10点というまずまずの点数。なのに、フリーに進めませんでした。信じられない。今回の五輪、本当にハイレベルな闘いだったのだなと痛感させられました。

SP27位 デニス・テン選手
前回の銅メダリストもフリーに進めず。4Sを予定していたのが2Sになり、0点に。さらに、スピンもノーカン。これでは仕方ないかなと思います。ケガの影響などもあったのでしょう。試合後、引退情報も飛び交いましたが、真相は?

SP28位 マイケル・クリスチャン・マルティネス選手
聞けば、ネーベルホルンで五輪の出場枠を取り逃がした段階で、引退するつもりでいたのだそうですね。それが、マヨロフの派遣取りやめで出場権が巡ってきて、慌てて準備をしたのだとか。今できる精いっぱいの演技をしてくれたのだと思いますが、55.56点でフリーには進めませんでした。

SP25位 ジュリアン・ジージエ・イー選手
マレーシアから冬季五輪に初参加。3Aに成功したものの、3F+3Tで転倒してしまったのが痛かった。73.58点というスコアは決して悪くないものだと思いますが、とにかく今回はハイレベルだったため、惜しくもSP敗退となってしまいました。今後に期待したいです。

------------------------------

フリーに進んだ選手は、フリーの滑走順に感想を書いていきます。これまた、主な選手だけでごめんなさい。

19位 デニス・ヴァシリエフス選手
SPでは第3グループでしたが、3Aで転倒してしまい、79.52点。PBを6点ほど下回る点数にとどまりました。その結果、フリーは第1グループになり、1番滑走として登場。冒頭の3A-3Tは決めたものの、2つ目の3Aでまたも転倒するなど、いくつかミスが出てしまいました。まだまだこれからの選手だから、この経験を糧にしてほしいです。そういえば、6分間練習のときに着ていたちゃんちゃんこ風のかわいいベストは、日本のメーカーのものなんだそうですね。

23位 ハン・ヤン選手
もっともっと上の順位を狙える選手ですが、ケガの影響か、23位という成績にとどまりました。でも、SPの特大3Aには、なんと3点満点の加点がつきました! 調べたところ、今回の試合で3Aに3点の加点がついたのは、彼と羽生選手のSPだけ(フリーは0人)。彼の3Aは生で見ると、迫力十分。どこまで跳んで行っちゃうんだというぐらい、ものすごく幅があるんですよね。次の北京五輪には、ぜひ万全の体調で臨めますように。

18位 田中刑事選手
SPでは冒頭の4Sで転倒。しかし、ミスを引きずらず、それ以降は素晴らしい演技を見せてくれました。フリーでは2本の4Sうち1本に成功、1本は転倒。1本でもきれいに決まったのがうれしかったです。3Aも2本のうち1本で転倒。4S、3Aともにコンボにできなかった分、最後の3Lzを3連続ジャンプにして、点数の取りこぼしを防ぎました。結果として、団体戦のフリーは148.36点でしたが、個人戦では164.78点となりました。

11位 アレクセイ・ビチェンコ選手
SPでは4Tも3Aも決めて、84.13点。決して悪い出来ではなかったのに、フリーは第2グループでの滑走になりました。ほんと、今回の五輪がいかにハイレベルだったかということですよね。フリーも4T×2回の成功を含め、ほぼノーミスの演技でした。その結果、五輪の舞台でPB更新! 30歳にしてPBというのもすごい。まだまだ現役を続けてほしいです。

5位 ネイサン・チェン選手
優勝候補でありながら、SPではミスを連発して、まさかの17位。個人戦の前に団体戦を経験して、厄落としができたと思ったのに…。しかし、この結果に吹っ切れたようで、フリーでは驚くべき演技を披露してくれました。なんと、4種類6本のクワドを跳び、そのうち5本できれいに着氷! 開いた口がふさがらないとは、まさにこのこと。いちばん得点の低いジャンプが3Aだというのだから、なんとまあ…。フリーだけで215.08点というスコアをたたき出しました。圧巻の演技でしたが、さすがにジャンプばかり跳んでるという印象になってしまったので、今後はぜひ、滑りの美しさを前面に出したプログラムもお願いしたいです。フリーは堂々の1位でしたが、総合では5位。ここまで巻き返した彼の力をたたえたい気持ちと同時に、SPの上位選手がメダルを譲らなかったことも、個人的にはよかったなと思っています。

17位 ミーシャ・ジー選手
SPもフリーも、彼ならではの美しいプログラムを見せてくれました。4回転を組み込んでいないから、どうしても高得点は出ないですが、こういう演技も見られるのがフィギュアという競技の懐の広さ。彼にしか表現できない世界を堪能させてもらいました。

15位 チャ・ジュンファン選手
地元・韓国のジュンファン選手、出てくるたびにすごい声援でしたね。その分、プレッシャーも大きかったことと思いますが、SPでは見事にPB更新。続くフリーでは、4Sに挑むも転倒。でも、ミスはそこだけで、あとはきれいな演技を見せてくれました。その結果、フリーと総合でもPB更新。偉い! スター性のある選手だし、オーサーのもとでトレーニングに励んでいることだし、次のオリンピックのころにはメダル候補に成長していてくれるといいな。

(長くなってきたので、ここでいったん投稿します)
by noma-igarashi | 2018-02-18 15:53 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
<< 平昌五輪、男子の感想(後半) 2009年の全日本ジュニア >>


タグ
記事ランキング
外部リンク
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧