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競技の合間を縫って、遅くなりすぎないうちにアップしておきます。
空に唄う(白岩玄) 評価:★★★ (あらすじ)海生は、23歳の新米の坊主。初めてお勤めをすることになった通夜の最中、棺の上に突然、裸足の女性が現れる。遺影と同じ顔をした彼女は、なんと死んだはずの女子大生だった。自分以外、誰の目にも見えない彼女を放っておけず、海生は寺での同居を提案する。だが次第に、彼女に心惹かれて…若い僧侶の成長を描く感動作。 この作者の作品は初めて読みました。こういう雰囲気のものを書く人なんだ。面白かったです。突拍子もないといえば突拍子もない設定なんだけど、違和感なく自然に受け入れられました。ほかの作品ももう少し読んでみようかな。 バビロンに行きて歌え(池澤夏樹) 評価:★★★ (あらすじ)祖国レバノンを追われた一人の若き兵士が、夜の港からひっそりと東京にやって来た。名もなく、武器もなく、パスポートもなく…。突然、この海のような大都会に放り込まれ、さまよい歩く異邦人。その人生の一場面で彼とすれ違い、あるいはつかの間ふれあい、そして通り過ぎていく男や女たち。彼を中心に、この不可思議な大都会と、そこに生きる様々な人間像を鮮やかに、感動的に描いて新境地を拓いた長編小説。 これも面白かったです。新年早々、読みごたえのある本が続くとうれしい。上記あらすじのように、レバノンから東京にやってきた若者が主人公なのだけど、1章ごとに、彼が東京で出会う人々(獣医、大使館員、若い女性、バンドをやっている若者など)の視点から物語が進んでいきます。それぞれに味わいがありましたが、個人的には、最初に出会う年配の獣医さんの話が好きでした。好きというか、せつなかったです。 お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人(吉村葉子) 評価:★★ 一時、よく広告を見かけた本ですが、今ごろ読みました(ブックオフで安売りしていたので購入)。タイトルの印象としては、フランス人を持ち上げ、日本人を批判するような辛口の内容かと思ったのですが、べつだんそういうわけではなく(まったくないとはいわないけれど)、フランスで暮らした経験を綴ったエッセイ集でした。それなりに面白く読みました。 南の島のティオ(池澤夏樹) 評価:★★★ (あらすじ)小さな南の島に住むティオと出会った人々を中心に、つつましくも精神的には豊かな島の暮らしをさわやかに描く。 今月2冊目の池澤夏樹。ただ、この本、前にも読んだことがあったかも。なんとな~く記憶にあるものの、「読んだ覚えがあるからもういいや」という感じではなかったので、最後まで読んでしまいました。この本も、上記『バビロンに行きて歌え』も、日本人が主人公ではないんですよね。それでもまったく違和感なく読めました。
by noma-igarashi
| 2018-02-14 18:55
| 映画・TV・本など
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