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111.31KV620日記


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ジュニアGPファイナル出場者決定(女子)

8月末から始まったジュニアGPも、先週で7戦すべてが終わりました。最初の頃は感想らしきものを書いていましたが、だんだんついていけなくなり、「テレビで見てからゆっくり書けばいいや」などと思っていたところ、なかなか時間が取れなくて録画がたまる一方。そうこうするうちに、来週末からはシニアのGPSが始まってしまうではありませんか。

こりゃいかん! ということで、総集編的な発想に切り替えることにしました。ファイナル出場が決まった6選手について、演技を見られた範囲での感想を書いてみることにします。

アナスタシヤ・グバノワ選手(ロシア) チェコ大会1位、ドイツ大会1位
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グバノワ選手はまだ13歳、今季がジュニアデビューです。またロシアから有力な選手が出てきたなあとは思いますが、演技を見た印象としては、「有力なロシア女子の1人」というにとどまっている状態です。つまり、「この子はすごい!」「ずば抜けている!」というわけではないといいますか(もちろん、私の個人的な印象ですが)。とにかくロシアは実力のある選手がひしめいていますから、その中で「この子はすごい!」と印象付けられるには、何か1つでも突出したものがないと。まだ若いせいか、ジャンプ(特にコンボ)を跳ぶとき、「えいや!」と身構えて跳んでいるのも気にかかります。美しくないし、ジャンプだけプログラムから浮いてしまっている感じがするので、改善してほしい。でも、しっかりした技術力、美しい身のこなし、可憐な容姿と、すべてそろっている選手ですから、今後が楽しみです(これだけそろっているのに、さらにプラスアルファを求めるとは、ぜいたくな話ではありますね)。

ポリーナ・ツルスカヤ選手(ロシア) ロシア大会1位、エストニア大会1位
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…とまあ、グバノワ選手に対してはちょっと辛口の感想を書いてしまいましたが、ツルスカヤ選手の演技は美しいです~。特にSP。試合だということを忘れて、思わず見入ってしまいます。この世のものとは思えない美しさ。昨シーズンは、それこそ「有力なロシア女子の1人」にとどまりましたが、今季はあのSPの演技でしっかり印象付けられました(遅い?)。ただ、これだけの演技ができても、シニアも含めたロシア女子全体で見たら、「これまでに出てきたほかの選手よりもずば抜けている!」ともいえないんですよね。少なくとも、点数だけで比較すれば。ううう、厳しい…! これだけ優秀な選手がそろっているからこそ、さらに磨かれていくという効果もあるのでしょうけど、ロシア女子、せめて20歳ぐらいまでは安定した実力を維持してくれることを願います。

紀平梨花選手(日本) チェコ大会2位、スロベニア大会1位
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初戦はSP1位で折り返すも、フリーで3Aに失敗して総合2位。2戦目はSP2位で折り返すも、3Aを見事に決めて逆転優勝。というわけで、3Aの成否が点数に響き、順位を左右してはいますが、紀平選手のすごいところは、3Aで転倒しても、その後の演技に影響が出ないところ。だから、3Aに成功したスロベニア大会の演技も素晴らしかったけれど、3Aで転倒してもそれ以外のジャンプはしっかり決めたチェコ大会も同じぐらい印象に残りました。去年、全日本ノービスで演技を見たときは、3Aをきれいに決める日は遠そうに思えましたが、1年でここまでになるとは。すごい! 伸びる時期はそんなものなのかなあ。まだまだ、さらなる成長を期待したいです。

坂本花織選手(日本) フランス大会2位、日本大会1位
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さっきから、ロシアの選手のことを「ロシア女子」などとひとくくりにしていますが、もしかしたら、海外のフィギュアファンから見たら、坂本選手は「大勢いる日本女子の1人」という捉え方だったりするのでしょうか? つまり、3Aの紀平選手、昨シーズンの世界ジュニアで優勝した本田選手あたりまでは顔と名前が一致しているけれど、それ以外の選手となると、私がロシアの選手たちをひとまとめにしているのと同じような状態だったりする可能性も? 実際、日本勢は誰がファイナルに進んでもおかしくない実力の持ち主がそろっていましたが、そんな中で、坂本選手が見事にファイナルの出場権を獲得しました。しかも、一番乗り! 今季の坂本選手は安定した実力を発揮できているところが強み。ファイナルでも存分にその強みを発揮してほしいです。

アリーナ・ザギトワ選手(ロシア) フランス大会1位 スロベニア大会3位
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フランス大会ではミスする気配すらなく完全優勝。すごいけど、ちょっと憎らしいなあ、などと思っていたら、スロベニア大会ではフリーでミスが出て、総合3位。涼しい顔をして完璧な演技をやってのけるロシア女子も、やはり波はあるのかと、何だかホッとしたりして。彼女のフリー、かわいくて大好きです。あの衣装、ソチ五輪シーズンのメドベデワのお下がりなんですね?(こちら) 2年前はメドベデワもまだ「有力なロシア女子の1人」という捉え方にとどまり、ちゃんと認識できていない状態だったので、衣装の件はツイッターで教えてもらって初めて気がつきました。

本田真凛選手(日本) 日本大会2位、スロベニア大会2位
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初戦、2戦目とも、SPで出遅れ、フリーで巻き返すも総合順位は2位。そのため、最後の最後までファイナル進出が確定せず、ファンをやきもきさせました。昨シーズン、世界ジュニアで優勝したことで、気負いが出てしまったのかな? ただ、昨シーズンも、SP、フリーをきれいにそろえられた試合は少なかったですよね。まだシーズン前半だし(さらにいえば、まだジュニアなんだし)、これから徐々に調子を上げていってほしいです。本田選手の演技は、流れがあって本当に美しい。ジャンプも、ふわっというか、さらっと跳んでしまう。加点される要素をこれでもかと詰め込んでいるわけじゃないけど、自然と加点がもらえる。そんな演技に思えます。ファイナルでも素晴らしい演技を見せてほしいですが、ひとまずパーフェクトなSPを見たいです。
by noma-igarashi | 2016-10-15 15:57 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
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