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安保関連法成立、今後はどうするか

昨日の深夜、安全保障関連法が成立してしまいました。数の力で押し切られるだろうなとは覚悟していましたが、いざ現実となってみると、やはり非常に残念です。

この先、どうしたらいいのか。ニュースによると、早くも年内に違憲訴訟が起こされるようです。訴訟の成り行きには注目したいですが、この手の訴訟は、現にこの法律から損害を受けた当事者でなければ訴訟を起こせないのだそうで、訴訟に持ち込もうとして門前払いになったケースもあるのだろか(こちらを参照)。

個人的な意見としては、法律ができても執行できければ「絵に描いた餅」状態になるわけなので、執行させない状態に持ち込むことに力を入れるべきじゃないかと思います。要は、今のように政府与党に圧倒的な権力を持たせないこと。つまり、野党勢力の議席数を増やすということです。



今、この法律に反対している若い人たちは、法案に賛成票を投じた議員の落選運動に取り組もうとしているようですが、それって確実性が低いし、効率が悪いと思うんです。田舎だと、ほかにろくな立候補者がいなくて、「やっぱり自民党の候補に入れるのがいちばん安心だよね」ということになりがちだろうし、たとえ選挙区で落選しても、比例区で復活する可能性があるわけですから。

だから、「与党の議員を落選させる」のではなくて、「野党の議員の数をふやす」という発想に切り替えたほうがいいのではないかと思います。自民から民主へ政権が移り、そして民主から自民へと再び政権が移ったことからもわかるように、今の選挙制度は、かつてよりずっと容易に一つの政党に票が集中する(というか、一つの党から大量に当選者出る)傾向があります。だったら、与党に偏った議員の数を、また野党のほうに取り戻せばいいわけです。一度できたのだから、またできないことはないと思います。政権交代とまではいかなくても、もう少し数が拮抗するところまで取り返したい。

それには、野党の中にもう一つ、自民党に対する不満票を受け入れられる新しい政党が必要だと思います。民主党は、巷間受け止められているほどひどかったとは私は思わないけれど(政権を維持していくだけの経験やずるさがなかったんだと思います)、また民主に票を入れることは考えられないという人も少なくないと思うんです。そういう人たちがぜひとも投票したいと思う政党をつくらなくては。2012年の選挙のときには未来の党に期待しましたが、残念ながらうまくいきませんでした。でも、今回は、SEALDsのような若い力を前面に出した政党をつくれば、いっきに票は動くのでは。未来の党の敗因はくわしくわかりませんが、結成からすぐに選挙を迎えたことも理由の一つだとしたら、今回は次の参院選までまだ間があるわけで、プラス材料ととらえたいです。

いずれしても、安保関連法が成立して、これで終わりではありません。むしろこれからが本番。憲法違反の法律の行使を阻むべく、これまで以上に反対の声を挙げていきたいです。
by noma-igarashi | 2015-09-19 20:08 | 震災日記 | Trackback | Comments(0)
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