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「とめよう!戦争法案 6.24国会包囲行動」 で聞いてきた山口二郎さん(立憲デモクラシーの会呼びかけ人、法政大学教授)のスピーチを書き起こしました。
「本来は今日が国会の会期末ですが、95日という延長を決めてしまいました。そのときの安倍首相の言い草、あれはいったい何でしょうか。「しっかり審議したい」 冗談ではない! 国会で野党がいくら条理を尽くした質問をしても、同じことの繰り返し。審議を拒んできたのは、安倍晋三、あんただ」 「そして、何を聞かれても最後には、「私は安全だ、私は合憲だと確信しています」と答えている。いい気なもんです」 ※全文は「続きを読む」以下でお読みいただけます。 皆さん、こんばんは。山口です。 立憲デモクラシーの会を代表して、一言、ご挨拶いたします。今日はゼミのあと、駆けつけてきて、学生も何人か来てくれました。 さて、本来は今日が国会の会期末ですが、95日という延長を決めてしまいました。そのときの安倍首相の言い草、あれはいったい何でしょうか。「しっかり審議したい」 冗談ではない! 国会で野党がいくら条理を尽くした質問をしても、同じことの繰り返し。審議を拒んできたのは、安倍晋三、あんただ。 (「そうだ!」の声) そして、何を聞かれても最後には、「私は安全だ、私は合憲だと確信しています」と答えている。いい気なもんです。おまえの確信には、一文の値打ちもない! (「そうだ!」の声) 私はいつも、学校で学生たちに、確信だけで議論が済むなんてとんでもない、理由と、根拠と、論理を示して人に説明することこそが本当の議論なんだと教えてきました。まさに、今の国会、議会政治は崩壊し、論理は消えてしまっています。この議会政治が崩壊した状況において、私たちは議会の外側において民主主義を支えていかなければなりません。 (「そうだ!」の声) これからさらに長い3ヵ月の闘いが続きます。しかし、このような暴挙とも言うべき大幅延長に追い込んだのは、ほかならぬ、われわれ市民の力です。 (「そうだ!」の声) 今や政府与党は、なりふり構わず、あらゆる手段を使ってこの安保法制を通そうと、本当に無理に無理を重ねています。私たちの力は、そのようなみっともない政府の本質を暴き出すところまできました。 (「そうだ!」の声) さらにもう一歩、闘いましょう。 安倍晋三は祖父・岸信介から非常に大きな教訓を一つ学んでいます。それは、デモには絶対に負けない。われわれがどんなに声を上げても、彼は意地になって、官邸に閉じこもり、権力の座にしがみつくと思います。安倍が勝つか、われわれが勝つか。残り90日、最後まで闘い抜いて、安倍政権の退陣と、安保法制の廃案を勝ち取るまで、ともに頑張りましょう。 (歓声、拍手)
by noma-igarashi
| 2015-06-25 23:33
| 震災日記
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