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新国立劇場「椿姫」 公演詳細 舞台写真 2015年5月16日(土) 14:00開演 3階R1列0番台 指揮:イヴ・アベル Yves Abel 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 演出・衣裳:ヴァンサン・ブサール Vincent Boussard ヴィオレッタ:ベルナルダ・ボブロ Bernarda Bobro アルフレード:アントニオ・ポーリ Antonio Poli ジェルモン:アルフレード・ダザ Alfredo Daza フローラ:山下牧子 合唱:新国立劇場合唱団 今シーズンの新国「椿姫」は新制作。新しい演出を楽しみに、チケットを取りました。たまたま取れた席が、3階のR1列。R1列というのは、両サイドに1列だけ張り付いている席のうちの右サイドの席です(座席表参照)。あの席、これまですわったことがなくて、どんなふうなのかなと興味を持っていました。その感想から書いておくと、やはり見えづらい。舞台の半分が見切れてしまいました。 幸いにも、というべきなのか、今回の「椿姫」は鏡を使った演出で、床も鏡張り、両サイド(だと思います。私は左サイドしか見えませんでしたが)も鏡張り。そのおかげで、舞台の中央部に立った歌手の姿は見えねど、鏡に映った姿は見ることができました。いいんだか、悪いんだか。 さらに、ネットを検索していて、1回目は3階席、2回目は1階席で見たという方の感想を読んだところ、1階席の場合、床が鏡張りになっているのがまったくわからないそうで(そりゃそうか)、3階席で見たときのほうが楽しめたというご意見でした。なるほどなあ。 サイドの鏡張りは、1幕と2幕後半のパーティの場面で、人の姿が倍に見え、賑やかさ、華やかさが増すという効果もありました。ただ、そのために鏡張りにしたわけではなく、何か奥深い演出意図があるんでしょう。全幕を通して置かれていたピアノとか、2幕の傘とかも(傘は、なんかチープに見えてしまったんですけど…。冒頭でリンクした「舞台写真」の写真5~7でご覧いただけます)。3幕の紗幕については、東条碩夫さんのブログが参考になりました。3幕の登場人物はすべて、ヴィオレッタが見た幻…ということは、デセイがタイトルロールをつとめたトリノの「椿姫」と同じ発想なのかな。 歌手陣は、ちょっとハラハラするところもありましたが、終わってみれば満足できました。ヴィオレッタとアルフレードのバランスもよかったのでは(タイトルロールに有名歌手を据え、影が薄くなってしまうアルフレードも少なくないので)。 それにしても、「椿姫」は音楽が美しい。舞台が見えにくかったこともあり、途中、音楽だけ聞いたりしていました。見た目やストーリーからオペラに興味を持つようになった身としては、今さらながらに、旋律の一つ一つが登場人物の心境や状況を伝えていることに気づかされています。
by noma-igarashi
| 2015-05-17 18:29
| オペラ・音楽
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