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五輪開催に原発は必要か

ソチ五輪そっちのけで東京都知事選に入れ込んでいる私ですが、都知事選は所詮、一地方自治体の首長を選ぶ選挙。東京都民以外の人にはさほど興味がないことかもしれません。そこで、都民以外の方にも関心を持っていただけそうなところで、東京オリンピックについて細川候補がどう語っているかをご紹介してみたいと思います。というか、細川・小泉VS.森喜朗(東京五輪組織委員会会長)の攻防というべきかな。なかなか面白いです。片や、原発なしで東京五輪を開催しようと言い、片や、原発ゼロなら五輪返上と反論。

この件は、細川氏の街頭演説の動画を見れば出てくるのですが(こちらこちら)、ブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」のきーこさんが演説内容を書き起こしてくださっているので、ありがたく引用させていただこうと思います。



細川護煕氏の街頭演説(抜粋)
「さて、東京は2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市に決定しました。
私は当初、大震災後、仮設住宅などにまだ30万人近くの人たちがおられることを思いますと、原発事故後の復旧・復興に未だ目途がつかない状態下で、オリンピック・パラリンピック招致にもろ手を挙げて賛成する気持ちにはなれませんでした。

しかし、開催が決まったからには、2020年を新しい東京・新しい日本の建設にとって絶好の目標年にできると思い直して、むしろ、このオリンピック・パラリンピック開催を歓迎し、これを新しい日本をつくるチャンスとして捉えるべきだとの気持ちに変わりました。

ちょうど20年前、私は総理就任後、最初の所信表明演説で質の高い実のある国家、「質実国家」を目指すことを政権の旗印として掲げました。大量生産、大量消費、大量廃棄の経済や生活を転換する必要を痛感していたからです。

大震災、原発事故を経て、このような方向は今こそ決定的になったと感じています。オリンピック・パラリンピック開催を大きな目標に日本の経済や生活を変えていく。首都である東京はその先頭を走ってそのお手本になりたいと思っています。

脱原発社会は、われわれに地産池消の自然エネルギーの普及とともに、経済活動や日常生活での電力消費の無駄の節減を要請しています。私は、原発に頼らない東京を実現するために、公的部門、民間部門での自然エネルギーによる発電を促し、一方で電力消費の節減に向かって都民の協力を求め、さらに省エネのための技術開発を促進していきたいと思います。

“禍を転じて福となす”という言葉がありますが、大震災・原発事故は、日本を変え、東京を変えるまたとない機会にしなければなりません。東京オリンピック・パラリンピックでは、
オリンピックの巨大ムーブメント、即ち競技、文化、環境の分野におきまして、さまざまな形で東北の皆さんに協力していただき、その実質は東京・東北オリンピック・パラリンピックのようにできないものかとも考えております」


森喜朗(東京五輪組織委員会会長)氏の反応
森喜朗元首相(76)が細川護煕元首相(76)への“バッシング”をエスカレートさせている。
東京五輪組織委員会会長に決まった途端、「原発を人質にしている。卑怯だ」と細川を“口撃”していたが、先週18日のテレビ番組では「原発ゼロなら五輪返上」とさらに踏み込んだ。
(元記事は日刊ゲンダイ「原発ゼロなら五輪返上」 ハタ迷惑な森喜朗の“ご乱心”」

小泉純一郎氏の応援演説
「東京、オリンピック・パラリンピックを原発ゼロで成功させたい」って言ったら、「なんと無責任な事を言うんだ」と、オリンピック関係者が言いだした。「原発なしでオリンピックなんかできるのか!」と小泉批判を始めた。

ところが調べてみた。昨年、オリンピック招致委員会は世界に向かって、IOCに向かって
「東京オリンピック・パラリンピック大会は原発無しでやっていける」と盛大に宣伝していたじゃないですか。東京が原発なしでオリンピック・パラリンピックを成功させる。それを世界に発信させる。

東京の様々な暮らし、経済活動。これも原発無しでやっていけるんだという姿を見せれば、日本は変わっていくと思います。」


もう一回、細川氏の演説をコピペしてしまいます。

「開催が決まったからには、2020年を新しい東京・新しい日本の建設にとって絶好の目標年にできると思い直して、むしろ、このオリンピック・パラリンピック開催を歓迎し、これを新しい日本をつくるチャンスとして捉えるべきだとの気持ちに変わりました。
オリンピック・パラリンピック開催を大きな目標に日本の経済や生活を変えていく。首都である東京はその先頭を走ってそのお手本になりたいと思っています。
脱原発社会は、われわれに地産池消の自然エネルギーの普及とともに、経済活動や日常生活での電力消費の無駄の節減を要請しています。私は、原発に頼らない東京を実現するために、公的部門、民間部門での自然エネルギーによる発電を促し、一方で電力消費の節減に向かって都民の協力を求め、さらに省エネのための技術開発を促進していきたいと思います。」


本当に、そうなったらどんなにいいか。
by noma-igarashi | 2014-01-30 00:52 | 震災日記 | Trackback | Comments(0)
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