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女子はまず間違いなく浅田選手が優勝すると思ったので、落ち着いて観戦できました。勝負の行方を見守るというより、出場選手1人1人の演技を楽しむという感じ。それに、男子フリーが終わってから、コブクロの歌があったり、そのために休憩時間が長かったりしたこともあり、かなりまったりとした気分での観戦になりました。
前半グループは、1人目のゲデちゃんが終わったところで採点システムのトラブル発生。次の未来ちゃんが氷上で延々と待たされる羽目になり、本当に気の毒でした。この件で友人とメールでやりとりしていたところ、あまり中断が長くなると、セットしてきたテレビの録画が途中でちょん切れてしまうことに気づかされ、にわかに焦るワタシ。結果としては大丈夫でしたが、やきもきしてしまいました。中断の間ずっと、会場では未来ちゃんへの励ましの拍手がやまず、演技後もスタオベでした。未来ちゃん、お疲れさま! 前半グループ4人の中では、宮原選手だけがノーミスの演技…と思っていたのですが、後でプロトコルを見てみたら、回転不足をけっこう取られていたんですね。点数がそれほど高くなかったのは、PCSが低いからだろうと受け取っていました。女子の場合、回転不足に苦しむ選手を何人も見てきましたから、来季以降でもいい、しっかり改善していってほしいです。 後半グループの6分間練習では、浅田選手の動きを追いかけていました。最後の最後に3Aにトライして成功! 会場は大きな拍手と歓声に包まれました。今の彼女は3Aを跳べなくても勝てるし、跳べなくても崩れないから心配いらない。でも、決まるとやはり、すごくうれしいです。 後半グループは、マルケイ選手がSPでいい演技をしたと聞いていたので、フリーも期待していました。ただ、見た目に大きなミスはなかったものの、ちょこちょこと取りこぼしがあったようで、点数が伸びなかったのは残念。グレーシーもジャンプにミスが出て、メダル争いに絡めず。14歳のラジオノワは、ほぼパーフェクトな演技。どういう選手なのか、まだつかみきれていないので、今後、さらに個性が際立ってくるといいな。後は、急に体型が変わりませんように…。 あっこ姐さんはジャンプにいくつかミスが出て、SP2位の順位を守れませんでした。本人も悔しそう。ファイナルに出場できるかどうか微妙になったのが痛いですね。ギリギリでもいいから、6人の中に入れるといいな。 そして、最終滑走は浅田選手。冒頭の3A、決まった!(…ように見えましたが、回転不足だったのですね)。会場は大歓声。いっきにテンションが上がりました。3-3が入らなかったのは残念。2A-3Tはうれしかった。サルコウはやはりまだ苦手なのかな。しかし、しかし、誰もが言うように、ジャンプ以外で魅せてくれるのが今の浅田選手。スピンもステップも美しい~。演技が終わるや、満場のスタオベでした。浅 田選手の衣装、バンクーバー五輪シーズンに「鐘」を初披露したときのものでしたね。あれからもう4年。何だかしみじみとした気持ちになってしまいます。
by noma-igarashi
| 2013-11-15 00:35
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