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新国立劇場「愛の妙薬」

新国立劇場「愛の妙薬」_e0073856_23552323.png新国立劇場「愛の妙薬」 公式サイト 舞台写真
2013年2月3日(日) 14:00開演
新国立劇場 3階4列40番台


指揮:ジュリアン・サレムクール Julien Salemkour
演奏:東京交響楽団

アディーナ:ニコル・キャベル Nicole Cabell
ネモリーノ:アントニーノ・シラグーザ Antonino Siragusa
ベルコーレ:成田 博之 Narita Hiroyuki
ドゥルカマーラ:レナート・ジローラミ Renato Girolami
合唱:新国立劇場合唱団






四大陸の話題も書きたいですが(おまけに新SPのニュースまで!)、まずはこれ。新国立劇場「愛の妙薬」を見てきました。シラグーザがネモリーノ役で出演するというので、迷わずチケットを購入した公演です。彼が出演するオペラは、おととし秋の「セビリアの理髪師」以来。新国立劇場の公演としては、2009年の「チェネレントラ」以来ということになります。

期待を裏切らないシラグーザ。今回も素晴らしかったです。この演目でネモリーノ役が歌う歌としては、2幕の「人知れぬ涙」が有名ですが、1幕の冒頭で歌う「なんと美しく、なんと可愛い!」で早くも絶好調。そういう歌でもないのに、何だかじんわり来てしまいました。これには自分でもびっくり。近ごろ、いろんなことがあったものだから、ちょっと感じやすくなっているのかもしれません。
新国立劇場「愛の妙薬」_e0073856_23561328.jpg
写真を見てもわかるように、とてもカラフルな舞台でした。賑やかで楽しかったですが、主役の衣装はイマイチ。カラフルなのはいいんだけど、もうちょっと歌手を引き立てるものでもよかったかなと思いました。合唱の人(村人)たちの衣装はかわいかったので、主要登場人物も同じレベルで揃えてほしかった。
新国立劇場「愛の妙薬」_e0073856_23594754.jpg
「愛の妙薬」は軽い喜劇だから、あまりストーリーにこだわるのもどうかとは思うけれど、ヘンテコというか、かなり無理のある話ですよね。ネモリーノは「純朴な若者」というより本当に馬鹿なんじゃなかろうかと思ってしまうし、アディーナはアディーナで、人間的にちょっとどうかと思ってしまうし。最後にハッピーエンドで終わっても、さほど「めでたし、めでたし」と思えないので、見ているほうとしてはカタルシスが得られないといいましょうか、見終わったときの満足感が薄いです。

でも、今回の舞台はシラグーザの歌がよかったので、その意味では大満足でしたよ。出だしの歌からじんわりきてしまいましたが、「人知れぬ涙」も素晴らしかったです。客席、しばらく拍手が鳴りやみませんでした。歌手の歌で満足できれば、それでいいのかな? うーん。もう少し、演劇的にも満足できたほうがいいような気はしますが…。
新国立劇場「愛の妙薬」_e0073856_23571526.jpg

終演後、劇場に併設されているレストラン「マエストロ」で食事をしてきました。月遅れのお誕生会です。この店に行くのは初めて。ホームページに「出演者サインをあしらったメニューをプレゼント」と書いてあるので、楽しみにしていたが、A4用紙にメニューが書かれていて、その余白に出演者のサインが入っていました。もちろん(というか残念ながら)コピーしたものでした。
by noma-igarashi | 2013-02-06 00:02 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)
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