111.31KV620日記 |
最新のコメント
カテゴリ
オペラ・音楽 わが家のDVDリスト フィギュアスケート スケート記事の翻訳 映画・TV・本など 震災日記 オペラ・オン・アイス クイズ&投票 Markus Werba情報 オペラ原題リスト オペラハウス、ホール 題詠100参加作品 ごあいさつ、他 ノンジャンル 検索
以前の記事
2024年 12月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 more... ブログパーツ
|
新国立劇場「セビリアの理髪師」
公式サイト 舞台写真 2012年12月6日(木) 18:30開演 新国立劇場 4階R8列0番台 指揮:カルロ・モンタナーロ 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 アルマヴィーヴァ伯爵:ルシアノ・ボテリョ ロジーナ:ロクサーナ・コンスタンティネスク バルトロ:ブルーノ・プラティコ フィガロ:ダリボール・イェニス ドン・バジリオ:妻屋秀和 ベルタ:与田朝子 フィオレッロ:桝貴志 合唱:新国立劇場合唱団 GPファイナルにかまけて、感想を書くのがすっかり遅くなりました。行ってまいりました、新国立劇場「セビリアの理髪師」。シーズン2作目のプログラムが私にとっては今季初めての観劇になりました。フィガロを演じるのがダリボール・イェニスだというので、見ておいて損はないなと思って、会員先行でチケットを確保。その時点では、「GPファイナルと重ならない日であること」が大前提で、いちばん行きやすそうな日にちを選んだものの、その後、いろいろと状況が変わって、行けるかどうかギリギリまで綱渡りの状態でした。いざとなったら第二部だけ見ようかとか、だいぶ気を揉みましたが、おかげさまで、ちゃんと最初から見られました。 歌手ではやはり、フィガロ役のダリボール・イェニスがよかったです。この人は、前にミラノ・スカラ座の来日公演「ドン・カルロ」でロドリーゴを歌うのを聴いたことがあります。ただ、あのときは楽しみにしていた歌手が降板して、そのショックが当日まで尾を引いていたり、ドン・カルロ役の歌手が今ひとつ(というか普通レベル)で、第1幕の二重唱が印象に残っていなかったりして、イェニスについてもぼんやりとしか記憶していないのですが、今回はよかったです。客席からの拍手もいちばんでした。アルマヴィーヴァ伯爵役のルシアノ・ボテリョフィガロは、まあ普通かな? この役は前にシラグーザを聴いたことがあるので、それと比べると、「伯爵が歌う番が早く来ないかな~」というほどではなかったです。それ以外では、バルトロ役のブルーノ・プラティコがこの役にぴったりの雰囲気で楽しませてくれました。ドン・バジリオ役の妻屋秀和さんもよかったです。 ひとつだけ、つまらないことですが、演出の点で気になったことが。第1幕の冒頭、アルマヴィーヴァ伯爵がロジーナの部屋を見上げて歌うシーンで、その歌声を聴いたロジーナが部屋から出てくるわけですが、髪にいっぱいカーラーを巻いた状態で出てくるんです。私の感覚からすると、好意を持っている男性の前にそういう姿で出て行くって(ロジーナ=二階のベランダ、伯爵=路上だから、距離はありますが)、かなり違和感が…。朝早い時間帯に、歌声で目を覚ましたという設定なんでしょうけど、もうちょっと気を遣ってもいいのでは。 ともあれ、楽しい舞台で、「オペラってやっぱりいいな」と思ったことでした。
by noma-igarashi
| 2012-12-13 13:13
| オペラ・音楽
|
Trackback
|
Comments(0)
|
タグ
カルメン(100)
トゥーランドット(89) トスカ(86) 魔笛(86) その他のオペラ(86) アイーダ(60) ドン・ジョヴァンニ(46) 椿姫(45) フィガロの結婚(32) ドン・カルロ(32) こうもり(18) コシ・ファン・トゥッテ(18) セビリアの理髪師(17) ニーベルングの指環(16) ばらの騎士(15) 蝶々夫人(11) オテロ(10) ラ・ボエーム(8) トリスタンとイゾルデ(8) 後宮からの逃走(4) 記事ランキング
外部リンク
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||