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いろいろと思うところの多いファイナル男子フリーの得点。今日になって少し時間が取れたので、プロトコルをじっくり見てみました。
ファイナルが始まる前に、男子6選手の基礎点を調べたことがありましたが、そのときの調査では、ハビエルの82.53が最も高い基礎点でした。ところが、今回のファイナルではチャンの83.75が最高の基礎点。GPS2試合とはジャンプ構成を変え、できるだけ得点を稼げるように工夫されていました。特に「3Lz+1Lo+3S」というあまり見ない組み合わせの3連続は、とにかく点を稼ぐんだという執念を感じさせます。後半に組み込んでいることもあって、これだけで11.77という基礎点。最初のほうに跳ぶ「4T+2T」の基礎点11.60よりも高いです。 パトリック・チャン選手のフリー基礎点 スケートカナダ 4T 10.30 4T+3T 14.40 3A 8.50 CiSt3 3.30 FCCoSp3 3.00 3Lz 6.60 3Lo 5.610 3F 5.83 CSSp3 2.60 3Lz+2T 8.03 2A 3.63 ChSt1 2.00 CCoSp4 3.50 合計 77.30 ファイナル 4T 10.30 4T+2T 11.60 3A 8.50 CiSt4 3.90 FCCoSp3 3.00 3Lz+1Lo+3S 11.77 3Lo 5.61 3F+3T 10.34 CSSp4 3.00 3Lz 6.60 2A 3.63 ChSt1 2.00 CCoSp4 3.50 合計83.75 これに対して、ダイスケは3連続が入っていない構成です。 高橋大輔選手のフリー基礎点 ファイナル 4T 10.30 3A 8.50 3S 4.20 CCSp2 2.30 CiSt4 3.90 FCCoSp4 3.50 3A+3T 13.86 3F+2T 7.26 3Lo 5.61 3Lz+2T 8.03 3F 5.83 ChSt1 2.00 CCoSp4 3.50 合計78.79 後半に跳ぶコンボのどちらかに2Tをもう1つくっつけられれば、基礎点が1.43増えるので、実際のTESにこれをプラスすると「87.05+1.43=88.48」で、転倒や着氷乱れのあったチャンTES87.59を上回れます。さらに、4Tに成功すれば、-2.57がなくなるわけなので、さっきの88.48に2.57を足して「88.48+2.57=91.05」。これにPCSを足すと「91.05+85.58=176.63」。チャンのTSSが173.67だから、ダイスケが3連続を跳び、4回転に成功していれば、フリーでは1位になれていたことが判明。100%ではないけれど、少し納得できました。 ■
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by noma-igarashi
| 2011-12-15 01:01
| フィギュアスケート
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