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今回は、すみだトリフォニーホールについてです。 私の住んでいるところからは、所要時間はかかりますが、一応、電車一本で行くことができます。東京都は東西に細長い形をしており、その西のほうから東のはずれまで、中央総武線で突っ切っていく、という感じです。電車に乗っている時間だけで42分。とはいえ、一本ですわっていけるのだから、わりと行きやすいホールといえるでしょう。 このホールに行ったことはまだ2回だけですが、不思議なことに、その2回が立て続けでした。1回目が1997年11月11日、2回目が約1ヵ月後の12月7日。クラシックコンサートに行くようになってまだ日が浅いころで、立て続けに2回も行ったものだから、このホールにはこれからも頻繁に行くようになるのだろうなと思ったら、それっきりパタッと行かなくなりました。何なんでしょうね。巡りあわせみたいなものがあるのでしょうか。 ちなみに、1回目がロストロポーヴィチのチェロリサイタル、2回目が指揮・朝比奈隆+新日本フィルの「第九」でした。どちらも印象深く、今でもよく覚えているコンサートです(このころからチケットやチラシを保存しているのですが、なかには「えっ、こんなの行ったっけ」ということも・・・。とほほ)。 「第九」のほうは、朝比奈隆さんを見られてよかったな、と思いました。というか、今となってはそう思う、というのがより正しい言い方ですが。指揮台に囲い(?)があって、指揮をされるときに、囲いのバーを後ろ手に握っておられた後ろ姿が印象的でした。亡くなる3年前ですから、当時、すでに90歳であられたのですねえ! ロストロポーヴィチのチェロリサイタルのほうも、とてもよかったです。チェロを生で聴くのはこのときが初めてでしたが、その後、ほかの人の演奏も多少聴くようになってみると、ロストロポーヴィチってかなり渋いのでは。そうでもない? どうなんでしょう? 音楽に関しては素人なので、あまり自信がありませんが(ちなみに「渋い」というのは肯定的な意味です)。 さて、今回も、クラシックコンサートにおけるカルチャーショックなできごとをご紹介してみます。もっとも、これはべつだん「ショックを受けた」という話ではないんですが。 クラシックコンサートって、演奏中はしーんと静まり返っているので、曲の切れ目に、みんながここぞとばかりに咳払いをしますよね。クラシックコンサートに慣れない人間にとっては、そのこと(いっせいに咳払いをすること)自体も「面白いな」と感じるできごとだったのですが、ロストロポーヴィチのコンサートのとき、ちょうど時期的に風邪が流行り始めていたため、咳払いがいつもより集中的に起こりまして。それがものすごくホールによく響いて、「うわあ、音響のいいところで咳をすると、こんなふうになっちゃうんだ」とびっくり。なんだか客席で観客が、チェロに対抗して「咳払い」という演奏でもしているみたいな感じでした。
by noma-igarashi
| 2005-11-01 23:29
| オペラハウス、ホール
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