111.31KV620日記


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メトロポリタン歌劇場「ドン・カルロ」(続き)

メトの公演「ドン・カルロ」の感想の続きです。前回の記事でほとんどふれられなかったルネ・パーペ(フィリポ2世)は、第2部の最後のほうから本格的に登場。ホロ様(ロドリーゴ)との絡みにわくわくさせられました。役柄の上では、フィリポ2世とロドリーゴには明らかな上下関係がありますが、歌手としては互角といっていい2人ですから、聴きごたえ十分でした。

パーペはスカラ座の公演でもよかったですが、今回はもっとよかった。歌もそうだし、役柄としても、それらしさが増して見えました。というのも、スカラ座のときは、「これだったら、カルロよりフィリッポ2世のほうがずっと素敵じゃない」と思ってしまったんです(汗)。いったんそう思ってしまうと、カルロにも、エリザベッタにも、フィリポ2世にも感情移入しづらくて。その点、今回の公演は、フィリポ2世も素敵だけど、カルロはカルロで悪くないし、エリザベッタはカルロのほうが好みだったわけね、と思うと納得できました。
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それでも、強いていうならば、第4幕の「妻は一度も私を愛したことがない」は、十年後のパーペで改めて聴いてみたい、というふうにも思いました。今のパーペでは、ちょっと堂々としすぎていて、この歌に必要な味わいをまだ十分に出せていないのかもしれない。思うに、1月のライブビューイングで見たフルラネットが素晴らしかったので、彼との比較でそのように感じたのでしょう。

フルラネットといえば、もうひとつ書きたいことが…。ポプラフスカヤの演じるエリザベッタも、ライブビューイングで見たときは、なかなかいいなと思ったんです。エリザベッタの悲哀が伝わってきて、演技もうまい人だなと思いました。e0073856_055999.jpgでも、それも、フルラネットの演技力だとか、彼との実際の年齢差に助けられていたのかもしれません。今回の第4幕、フィリッポ2世の寝室にエリザベッタが飛び込んでくるシーンで、ゆっくり歩いて登場したのにはがっかり。やはりあそこは、駆け込んできてほしかった。走ると、息が切れて、歌に影響してしまうのでしょうか? あるいは演出のせいという可能性も? 気を失うシーンも、取ってつけたような倒れ方で、迫力不足。ライブビューイングではすごくよかったのになあ…。逆に言うと、今回の公演のポプラフスカヤしか見ていない人には、ライブビューイングの「ドン・カルロ」をおすすめしたいです。そのうちDVDが発売されるんじゃないかな? 今の時点でも、YouTubeで見られると思います。
(▲写真はライブビューイングの「ドン・カルロ」)

最後にもう1人、宗教裁判長のステファン・コーツァにもふれておきますね。後で知ったところによると、この人、ライブビューイングの「トロヴァトーレ」に出演していたんですね。実際にはまだ若そう。私としては、宗教裁判長らしい意地悪な感じが出ていてよかったと思ったのですが、歌い方が若くて物足りないという声もネット上で見かけました。

カーテンコールでは、感想の中で取り上げた6人(カルロ、ロドリーゴ、エリザベッタ、フィリポ2世、エボリ、宗教裁判長)と指揮者のルイジだけが登場。できれば、テバルトや修道士や天の声、さらには合唱まで、全出演者に拍手を贈りたかったです。その点、ちょっと残念ではありました。

まだまだ書きたいこと、書き残したことがありますが、すぐには文章としてまとまらないので、ひとまずここまでにしておきますね。
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by noma-igarashi | 2011-06-15 01:03 | オペラ・音楽 | Trackback(2) | Comments(2)
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Commented by galahad at 2011-06-15 09:46 x
はじめまして。 私は名古屋で見ましたので、東京公演の様子をこちらで拝見できてうれしいです。 ありがとうございます。 NHKホールじゃなければ東京も行きたいのですけど。
ライブビューイングで上映されたのと同じハイトナー演出の舞台は2008年のROHで収録されたもの(ヴィラゾン、ポプラフスカヤ、フルラネット)がすでにDVDで出ています。
Commented by NOMA-IGA at 2011-06-15 16:11 x
>galahadさん
はじめまして。DVDの情報ありがとうございます。
ROH版はカルロ役がヴィラゾンなんですね。もしメトのものもDVD化されたとしたら、どちらを買うか迷いますね。

海外のオペラハウスの公演は、東京ではNHKホールか東京文化会館が会場になることが多いですが、音響と舞台の見え方の両方を考えると、一長一短ありますね。S席なら東京文化会館がいいですが、安い席ならNHKホールにもあんがい魅力があると思います。今回、私は安い席で見たので、NHKホールでもそれほど不満はありませんでした(別の記事のコメント欄で、名古屋で観劇された方とこんなお話をしたばかりだったので、ちょっと書いてみました)。
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