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フランスのフォーラム「Passion-Patinage」のトップページに、世界選手権の総括記事がアップされていました。いつものことながら、全カテゴリーのSP、フリーのそれぞれについて、全選手の演技に言及した労作です。すべてを訳せるような能力はとてもないので、ひとまず男子フリーについての文章を少しずつ訳していきます。
1位の選手から順に取り上げられていますが、興味のあるところ&訳せそうなところからランダムに訳していきますね。本日(5/4)は高橋選手とアモディオ選手の箇所を訳してみました。訳し終わる前に別の記事を投稿するかもしれませんが、新たに訳したら、この記事が上に来るようにしたいと思います。 なお、文法的にややこしいところは、実際の試合内容に沿って意訳した部分も多いです。「これはいかにもマズイ」という間違いがありましたら、どうぞご指摘ください。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- パトちゃんの箇所を訳しました(5/5)。書き手のTommyさんは、パトちゃんのPCSやGOEにしばしば疑問を投げかけたりもされていますが(SPの総括記事にもそういうくだりがありました)、今回、彼が優勝したことについては疑問の余地がないので、それにふさわしい誉め言葉が並んでいます。ただ、続く文章では、2位のこづのことも相当に誉めていますので、どうぞお楽しみに(こづの訳は、最後のお楽しみに取っておくかも)。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- ガチ君の箇所を訳しました(5/6)。手厳しい…(汗)。でも、その通りだなとも思います。大変でもTommyさんの文章を訳したくなるゆえんです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- ミハルの箇所を訳しました(5/7)。うん、うん。←うなずいている。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 織田君の箇所を訳しました(5/8)。/ジュベールの箇所を訳しました(5/8)。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 小塚選手の箇所を訳しました。ほほほ。訳しながら笑いが止まりませんでしたわ。(5/9) ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 原文サイト Mondiaux 2011 : Libre Messieurs 30/04/2011. 興奮に満ちた試合の最後に、パトリック・チャンは文句のつけようがない大差をつけて小塚崇彦、アルトゥール・ガチンスキーの上に立った。フロラン・アモディオとブライアン・ジュベールはそれぞれ7位と8位に終わり、フランスは来年の世界選手権に向けてもう1枠を確保することはできなかった。 SPの後と同様、パトリック・チャンはフリーでも幸福感に満たされていた。彼は新採点システム導入後の最高得点をマークした。 冒頭の4回転とそれに続く4-3のコンビネーションを成功させることで、彼は優勝の安全圏に入り、トリプルアクセルの着氷が乱れたことを除けば、すべてが素晴らしい出来だった。 カナダ人の優勝は明白で議論の余地がなく、今後は振付の面でよりよい成果を望むばかりである。さらに向上の余地があるとはいえ、現時点で彼のスケーティング技術は名人芸の域にある。 小塚崇彦は人生最高のパフォーマンスのおかげで、最終的に、表彰台に上った唯一の日本人となった。彼もまた信じられないようなスコアを叩き出した。昨年の秋、ベルシー(GPSフランス大会)で見せたものを上回る演技によって。完璧な4回転、二度のトリプルアクセル、3-3のコンビネーション、そして各エレメントの驚くべき質の高さ。彼は技術点ではチャンを上回ってさえ見せた。彼のスケートは繊細にして滑らかで、まるで氷の上を飛んでいるかの印象を与える。それほど彼のエッジは流れるようなのだ。そんなわけで、彼は世界選手権で初めてとなる表彰台を手に入れた。来年、彼は間違いなくタイトルに照準を定めるだろう。 アルトゥール・ガチンスキーは地元の試合で3位になった。この結果には議論の余地がある。なるほど、彼はとりわけ技術面において、自分の示しうる最高のものを見せた。しかし、いくつもの難しい技が試みられ、それが成功したとしても、スケーティングは精度を欠き、成熟も強さも備わっていなかった。この好結果がそのままだということはありえないだろう。次の世界選手権やオリンピックでは厳しい視線が待ち受けている。彼は改めて期待に応えてみせなければならない。そのためにははっきりとした進歩が必要だ。 ミハル・ブレジナは昨年同様、4位だった。彼のプログラムの出だしは驚くような内容だった。彼は2つの4回転ジャンプ(トゥループ、サルコウ)と2回のトリプルアクセルを成功させた。残念なことに、彼の肉体的なコンディションは、最後までその状態を保つには十分でなかった。二度の手痛い転倒(フリップとルッツ)が表彰台のチャンスを奪い去ってしまった。しかしながら、彼はもしケガによって練習できないということがなければ、来年は彼に期待すべきだということを見せつけたのである。 高橋大輔と織田信成は、2つの運命のゴングの後、5位と6位に終わった。 高橋の身に起きたのは、4回転ジャンプに入ろうとしたときのアクシデントだった(スケート靴のビスがはずれてしまった)。数分間の中断とジャンプを1つ失うことによって、表彰台の希望はその時点でついえ去っていた。 リンクに戻ると、彼は演技を再び軌道に乗せようと試み、1つの転倒や、アクシデントの影響による不安定な印象がいくつかあったものの、レベルの高いプログラムを実現した。しかし、結局のところ、彼は世界チャンピオンのタイトルに関しては欲求不満が残ることになった。 織田が6位に終わったのは、おなじみの失敗によるものだった。今回のミスは高くついた。同じ3回転ジャンプは2回しか繰り返せないにもかかわらず、彼は3Tを3回跳んだ。4-3のコンビネーションが3-3になったことで、彼のすべての計画は狂ってしまったのだ…。続く3A-3Tのコンビメーションは得点表から消えてしまうことになった。 その後のプログラムは問題なく滑れていたのだが、15点を失ったために表彰台に乗ることができなかった。彼はまたもやチャンスをつかみ損ねた…。今回のミスは余計だった。 フロラン・アモディオは7位になった。ガラのプログラムを選択することで(彼のフリーの曲には歌詞がついていた)論争を引き起こすというおまけ付きで。しかし、その挑発的な行為にもかかわらず、彼の演技には満足のいく点数が与えられた。3-3のコンビネーションで失敗さえしなければ、彼は4位と僅差の点数で試合を終えられていただろう。 ブライアン・ジュベールは失望に終わったSPのあと、ヨーロッパ選手権のときと同じように、彼のキャラクターに着想を得たシンプルで力強く、エレガントなフリープログラムをくじけずに滑りきった。あと数年もちこたえる体力があれば、彼はまだ将来があることを示してみせた。 par Tommy Albright (原文では9位以下の選手についても言及があります。興味のある方は原文サイトでご確認ください)
by noma-igarashi
| 2011-05-09 22:02
| スケート記事の翻訳
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