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世界選手権、男子の試合が終了しました。どう感想を書いたものやら…。書かずに済ませたいような誘惑も感じつつ、気持ちを整理するためにも、何とか文章にまとめてみたいと思います。今回は若い表彰台になりましたね! パトちゃんは表彰台こそ三度目だけど、初優勝。2位のこづは初のメダル、3位のガチ君は初出場で初メダル、しかも17歳!←いや、年齢にこだわるわけじゃないけど、「若い表彰台になった」と書いた手前、ちょっと強調してみました。(^_^;;;
JSPORTSの解説の杉田さんが、「日本での開催が中止になり、代替地ロシアで開催された試合で、日本人とロシア人がともにメダルを獲得するとは素晴らしい」というような意味のことを話しておいででした。なるほど。「ロシアは開催した甲斐があったな」とは思いましたが、そこまでは考えが及びませんでした。確かにそうですねえ。日本人2人が表彰台であってほしかったという気持ちはあるものの、そのように考えると、いい顔ぶれの表彰台でした。さらにいえば、北米、アジア、ヨーロッパからまんべんなくメダリストが出たのもよかったし、アジア系が表彰台を独占しなかったのも、それはそれでよかったのかもしれません。 * まずは高橋大輔選手の演技について。JSPORTSの放送を見終わってから、地上波の録画もまだチェックできていないし、各種のニュースも収集できずにいるのですが、演技後の彼の言葉は「やり直したい」だったか(友人からのメールで知りました)。 やり直したい――。わかります。わかりますが、それは不可能なんです。多くの日本人も、3月11日の午前中からすべてをやり直したい。だけど、時間を巻き戻すことはできない。起きてしまったことは受け入れるしかないんです。 でも、あのような状況になっても、最後まで演技する姿に勇気づけられました。万全の状態ではないから、ミスも出てしまいましたが、決して投げなかった。そのことが本当に素晴らしかった。仮に、アクシデントのことを知らずに、たまたまテレビをつけて再開したばかりの演技を見たとしたら、アクシデントがあったとは気づかなかったと思います。 すべてのことには意味がある。それって、彼が本の中に書いていたことですよね。だとしたら、あのアクシデントにも意味があったのでしょう。最悪の事態に陥っても、諦めない、投げない、逃げない。そんなメッセージを私たちに伝えてくれたのかもしれません。 現時点で思いつくのは、そんな意味づけですが、もっと時間が経てば、さらに深い意味に気づくこともあるでしょうか。物事に意味を見出すのは、受け取り手次第だと思います。本人であれ第三者であれ、より大きな意味を見出せますように。そして、今はとにかく、いつもの試合の後のように「ありがとう、お疲れさま」と言いたいです。 (ほかの選手についても書くつもりでしたが、別記事を立てることにします)
by noma-igarashi
| 2011-04-29 00:09
| フィギュアスケート
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Comments(5)
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通りすがり
at 2011-04-29 01:37
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突然すみません。いつも貴重なフランス訳楽しみしております。
>最悪の事態に陥っても、諦めない、投げない、逃げない。 コメ見て感動して夜中に号泣してしまいました。 本当に彼自身が「日本」って感じです。 勇気が出てきます。 「このままじゃ終われない」ソチまで続行宣言。 ずっと応援したいと思います!
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yunnan
at 2011-04-29 01:47
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素晴らしかったです!みんなが勇気づけられる演技でした!オーラと貫禄。途中から滑り始めた時の何気ない動きが、もう「圧巻」でした。
靴の修理をしているとき、決して焦ったりせず、ゆったりした表情で構えていた(周りを落ち着かせていた?)ことがとても印象的でした。どんだけ器が大きくなったんや、と感動しました。 武史は、演技終了後の解説が涙声に聞こえましたが、気のせいかな?さぞ悔しかったと思います。 インタビュー「やり直したい」・・・じゃあ、来シーズン、やり直しだね!\(^^)/とテレビの前で合いの手を入れておりました。 本当に「ありがとう、お疲れ様」でした! そして、ダイスケ選手の演技に感動したときに、良かった!っていえる、ダイスケファンのNOMA-IGAさまのブログに巡り会え、コメントさせて頂けることもとても感謝しています。ありがとうございます。
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el-sol-sunsun
at 2011-04-29 11:05
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こんにちは。
本当に、、、あんなに用心深いチーム高橋があのようなトラブルに見舞われるなんて。。。 フジの実況のアナウンサーがいいことを言っていました。 「転んでも、また立ち上がればいいんだと高橋大輔が教えてくれました」 これには胸が熱くなりました。 大地震と被災地のことが頭をよぎりましたから。 本当にそうですよね。いろいろな思いが駆け巡ります・・・
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NOMA-IGA
at 2011-05-02 23:02
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すっかりレスが遅くなってしまいました。申し訳ないです。
通りすがりさん、yunnanさん、el-sol-sunsunさん、コメントありがとうございました。 世界選手権、終わってしまいましたねえ。男子フリーでは高橋選手のアクシデントに日本の状況を重ね、昨日のEXでは安藤選手の演技に涙し…。いいことも悪いことも、全部ひっくるめて、忘れられない世界選手権になりました。 アクシデントが起きたときの高橋選手、本当に立派でしたね。yunnanさんが書いてくださったように、靴の修理をしてもらっている間、焦ったりイライラしたりせず、すごく落ち着いて見えました。そしてまた、演技を再開したときの集中力。私はこんなにもすごい選手を応援していたのかと、改めてじーんと来てしまいました。 ツイッターにもリンクしましたが、試合結果を報じた中で、きちんと説明してくれていてうれしかった記事。 http://www.jiji.com/jc/figure?s=news&k=2011042801340 「気丈に演じ切ったが、ブレードが安定せず他のジャンプも乱れてしまった」 そうなんです! 選手が立派に演じたのだから、記者もプロとして、このぐらいの記事は書いてほしいものです。
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NOMA-IGA
at 2011-05-02 23:02
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(続き)
あのアクシデントは、世界選手権が1ヵ月延期されたことが原因だったようですね。すでに読まれたかもしれませんが、こちらの記事もリンクしてみます。 http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20110430-OHT1T00034.htm それと、フランスのフォーラムのTOPページにも、うれしい記事(たぶん)がアップされていました。暇を見つけて、ぼちぼち訳していけたらいいなと思っています。 今回、競技としては残念な結果に終わりましたけれど、そのおかげ(?)でソチまでの現役続行宣言を聞くことができました。まだまだ彼を応援していけるんだと思うと、本当にうれしいです。
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