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このブログを始めたとき、このブログには楽しいことだけを書こうと思っていました。ただ、3月11日以降、楽しくないことばかりが目について、書きたいと思う話題がなかなか見つかりません(汗)。どうしたものかと考えた結果、楽しい話題ではないけれど、今回の震災に関して考えたことなども、少し書いてみようかなという気になりました。たいした内容にはならないと思いますが、書くことによって、少しでも自分の気持ちを落ち着かせられたらいいなと思います。
今、通勤電車の中で『資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言』(中谷巌、集英社文庫)という本を読んでいます。地震の前から読んでいた本で、地震直後にいったん中断したものの、この際だから読んでしまうと、読み続けています。たぶん、明日には読み終わるはず。 どういう内容の本かといえば、ものすごーく単純化してしまうと、「グローバル資本主義が日本に格差社会をもたらし、日本はダメになってしまった」というようなことなんですが(私の理解では)、その現状を打破するためにどうすればいいのかという提言の書かれた章のタイトルが「第6章 今こそ、日本の“安心・安全”を世界に」というもの。見たとたん、通勤電車の中で泣けてきそうになってしまいました。だってねえ…。今の日本からは、安心も安全も根こそぎなくなってしまったというのに。 …とまあ、ここで終わってしまうと、ただの暗い話になってしまうので、このあとで考えたばかばかしい内容も付け加えてしまいます。今、日本は放射能の不安にさらされていますが、近隣諸国もその影響を案じていますよね。日本もチェルノブイリ原発事故のときはそうだったし、放射能の影響はその国だけにとどまらないものだと思います。原発をつくるのは各国がそれぞれに決めることなのに、いざ事故が起きてしまえば、無関係な国まで巻き込まれてしまうわけです。被害を受ける国からすれば、こんな理不尽な話もないでしょう。 そこで思ったのが、こういうことです。グローバル資本主義が国という括りを越えてしまったように、国境など関係なく拡散してしまう放射能については、国という単位を越えて対策を考えるべきなのでは。つまりですね、「日本みたいに地震の多い国で、こんなに原発をつくるとは何事だ!」とか、外国に干渉してもらうわけです(汗)。というか、外国から干渉でもされなければ、日本はこんな事態になっても、原子力政策をそう簡単に転換できないのでは。どうもそんな気がするので、この際、個人的には干渉もOKです。 じゃあ、日本は原発なしで、どうやってエネルギーを手に入れればいいのか。今さら、20世紀初頭の生活に戻るわけにもいかないですしねえ…。私の知り合いは、北方領土を諦める代わりにロシアから油田を譲ってもらえばいい、などと言っていますが、そうだなあ…、エネルギーも地球規模で考えて、有限の資源を各国で分け合うようなかたちにできないものでしょうかね。無理すぎ? ただ、すっごい卑近な例(といえるのか?)を引き合いに出してしまうと、どんなに強い選手が揃っていても、最大3枠までしか出場できない世界選手権や五輪のようなもの――であっていいじゃないですか、エネルギー資源の所有も。
by noma-igarashi
| 2011-03-28 23:58
| 震災日記
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