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111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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和訳:NHK杯男子についてのコメント

「Passion-Patinage」のフォーラムに投稿されていた、NHK杯男子シングルについてのコメントを訳してみました。「Passion-Patinage」というのは、数人の有志がチームを組んで運営しているフィギュアのサイトのようでして(たぶん)、大きな試合やフランス開催の試合があると、トップページにかなりしっかりした記事が掲載されます(前に、五輪や世界選手権の記事を訳しました)。NHK杯については、残念ながらトップページの記事の掲載がなく、それならばとフォーラムを覗いてみたところ、運営チームのお1人がコメントを投稿されているのが見つかりました。あくまでも個人としての投稿なので、主観的なところもあるようでしたが(例:ひいきの選手に肩入れしているとおぼしき部分があったり、主語が「私」になっている箇所があったり)、それはそれで興味深いのではないかと考え、試しに訳してみました(ただし、ダイスケ、アボちゃんについての記述のみ)。



男子SPについて
Takahashi prend la tête avec son Mambo, grâce aux PCS (et son sens de la performance). Malgré un "e" sur la combo et un 3A accroché à la réception.
Programme propre de Jeremy, très coulé et très fluide, avec beaucoup de ressenti. La composition va monter en puissance, mais c'est un bon début. L'écart en PCS est discutable, mais il perd aussi des points en TES à cause d'un "0" sur une pirouette.
(par Tommy Albright)


高橋はマンボを演じ、PCS(と彼のパフォーマンスのセンス)のおかげで首位に立った。
コンボの“e”と3Aの着氷で手を付いたにもかかわらず。
ジェレミーのプログラムは非常に軽快で流れがあり、躍動感に満ちていた。構成はさらによくなる可能性を持っているが、いいスタートだった。PCSの開きには議論の余地があるが、スピンの1つが“0”になったせいで、彼はTESのポイントもまた失った。

男子フリーについて
Belle compétition, avec pas mal de quads sur ce libre (les 3 Japonais, Van der Perren...).
Takahashi l'emporte avec un programme complet (peu évident à patiner car construit sur des ruptures), et un sacré contenu technique, malgré une baisse de régime en fin de prestation.
Abbott aussi n'est pas encore en condition, mais j'ai envie de dire que c'est presque rassurant pour lui de ne pas être en forme trop tôt, sans "lâcher" comme il l'a fait au NHK l'an dernier. Là, il a assuré l'essentiel, avec classe. Et la composition est superbe.
(par Tommy Albright)


素晴らしい試合だった。フリーでは多くの4回転ジャンプが跳ばれた(3人の日本人、ヴァンデルペレン…)。
高橋は申し分のないプログラム(あちこちで構成が途切れてスケートを滑るためのプログラムとはあまりいえないが)で優勝した。演技の終盤に多少のミスがあったが、技術的に素晴らしい内容だった。
アボットもまだベストコンディションではなかった。しかし、あまりに早くから好調でないほうが、去年のNHK杯のように気が緩んでしまうことがなく、彼にとっては安心なのだと私は言いたい。今回のNHK杯では基本を確実に行った。構成は素晴らしい。
by noma-igarashi | 2010-10-29 23:03 | スケート記事の翻訳 | Trackback | Comments(11)
Commented by el-sol-sunsun at 2010-10-30 11:06 x
訳、ありがとうございます。
高橋選手は昨シーズンのプログラムが素晴らしかっただけに、本人比で評価を得にくくなってるのでしょうか?(点数ではなく)
昨年のイメージが強すぎたのでしょうか。ネガティブな評価が耳に入るんですけど、どう思いますか?
私は、これもまた大好きなんですけどね。。。

きっと、全てがピシっと決まったら評価も変わりますよね??

・・・と、心配になる私。
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-30 14:29 x
>el-sol-sunsunさん
そうなんですか?>ネガティブな評価
私は見かけないので、ちょっと驚きました。どういう立場の方からの評価なんでしょう。ジャッジの点数は普通に出ていると思うし、ニコ動で、海外の放送(字幕付き)もいくつか見ましたが、そちらでの評判も上々だと思いましたが。

もし、ネット上で目にするフィギュアファンの評判ということなら、気にすることはないのでは? 誰のどんなプログラムであれ、前のシーズンの完成した演技と比べたら、新しいシーズンのプログラムが物足りなく思えるのは、当然だと思います。それに加えて、「マンボ」は好き嫌いが分かれるような気もするし、「ブエノスアイレス」のほうは、これまでに彼が演じてきたプログラムとどう違うかとなると、まだ十分に差別化が図れていない面があると思うし。

私見ですが、高橋選手の演技についてネガティブな意見を言う人が出てきたのは、彼が世界チャンピオンになったからだと思います。ネットの常で、どんなジャンルであれ、成功した人や目立つ人に対しては、やっかみ発言があったり、わざと悪く言って周りの反応を楽しんだり、ということが必ずありますから。気にしないのがいちばんです。
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-30 14:29 x
(続き)
ちなみに、この翻訳に関しては、コメント主さんはアボちゃんのほうがごひいきなのかなという印象も受けましたが、他の方のコメントの中には、ダイスケを大絶賛しているものもたくさんありました。

(例)
高橋のプログラムは素晴らしかった。演技の最後のほうでちょっとしたミスがあったのは残念だけど、音楽も振付もよかったし、その中に効果的にジャンプが配置されていた。
Commented by el-sol-sunsun at 2010-10-30 16:35 x
ご丁寧にありがとうございます。
評価という言葉なんか使ってしまったんですけど、私が耳にしたのは、たぶんニコ動の海外解説のなかの発言だと思います。(既に記憶が・・・スミマセン)
昨年のタンゴの方が良かったとか、プログラムが流れてないとか、たまにチクリと言われたことに敏感に受け止めてしまった程度です。はい。大げさでしたね。

なんか、大絶賛に慣れてしまって、ついつい小さなことに過敏に反応したようです。

安心しましたー!
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-30 17:14 x
>el-sol-sunsunさん
そういえば、そんな動画もありましたね。私も見ました。
単に好みの問題として受け止めて、あまり気にしなかったので、すっかり忘れていました。
Commented by かのこ at 2010-10-30 21:37 x
いつもブログを楽しく拝見させていただいておりますかのこと申します。
記事の訳もありがとうございます!
高橋選手の今期のプログラムがあまり評価されていないのではないかと上の方がおっしゃっていること、私も実は少し気になっております。特にフリーの方がイマイチな感じが。
海外ではカート・ブラウニングが解説で「彼が最後まで演じ切れてるかどうかは疑問だ」とか「去年のプログラムの方が良かった」と言っていたり、トニー・ウィラーさん(ランビが高橋選手の振り付けをするニュースをスクープされた方、前に五輪のジャッジにインタビューもされていてフィギュア関係者の方のようです)も「平坦なまま終わってしまった」「観客を引き込む力が足りない」なんていってます。
日本人の間では大ちゃんらしさが出ていて良い、とわりと好評なんですけどね。(かくいう私も好きです★)それは自国選手だから贔屓目なんですかね。ショートに比べるとインパクトが足りないのかな、って心配しちゃします。
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-30 22:21 x
>かのこさん
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
えっと、私自身が何の心配もしていないので、どうお返事していいやら…という感じなのですが、心配していない私としては、「心配しなくていいんじゃないかな?」ということで。(^^;;;
世界チャンピオンになったことで、期待も大きいし、求められるものもこれまで以上になり、そういう内容の解説になったのでは。だとしたら、べつだん悪いこととも思えません。

私のことをいえば、昨シーズンの「道」は、全日本の頃まではそれほどいいプログラムには思えなかったのですが、最後には忘れがたい名作だと思うようになりました。あるいは、プログラムとしてはイマイチという印象を持っている「ロミジュリ」も、四大陸で世界最高得点をマークすることで、これまた忘れがたいプログラムになりました。
高橋選手が演じる以上、ただでは終わらない、というふうに思っています。ファンの欲目かもしれないですけど、ファンというのはそういうもの。ポジティブシンキングでいこうと思います。
Commented by アクア at 2010-10-31 18:40 x
そういえば、FPだけではないですよ。SPもライアン・ ブラッドリか誰かのパクリなんて言ってるものもありました。思うに、それだけ高橋選手への期待が大きくなっていることなのではないでしょうか。へ〜、よくやるじゃん、あの日本人スケーター、のレベルではもうゼンゼンないということですよね。大物になればなるほど、もっともっと批判も出てくるでしょう。で、結論は、どんと来いです。とにかく、高橋選手が曲のイメージする世界に入りこんでなりきって滑っているんだから、(SPは明らかに楽しんで観客を煽っているし)私たちは迷わず高橋ワールドにごいっしょすればいい。ジャッジの評価も高いし、なんも心配はいりませんよ。
とはいえ、あれこれ心配するものファンなればこそ、その気持ちはよ〜〜くわかります。私的には、シーズン始めでこの演技、最後にはどこまでイッテシマウのだろう?の方が気にかかります。
Commented by かのこ at 2010-10-31 20:26 x
NOMA-IGAさん、アクアさん、ありがとうございます。
4回転と芸術性を併せ持つ稀有な高橋選手には、誰からも批判されない世界チャンピオンになってほしいので、ちょっとした批判にもつい敏感になってしまいます。(NHK杯でのPCSの高さについての批判、パトリック・チャン選手からのSPで4回転跳ばないことへの批判など)
でもシーズン初戦からあれこれ心配してもしょうがないですよね。東京ワールドでは、きっと皆を納得させるような名演技を見せてくれると信じて待つ事にします!(ついでにその時に世界最高得点を更新してほしいですね♪)
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-31 21:05 x
>アクアさん
こんばんは~。フォローしてくださってありがとうございます。
今シーズンの高橋選手に関して、私もまったく心配していないわけではないけれど、個人的な事情ながら、数年前に鬱に悩まされて以来、悲観的な気持ちになりそうなことは意識的に遠ざけているところがあるので、心配ネタの話し相手としては物足りないかなと思います。
心配という意味では、私としてはプログラム内容よりも、今シーズンもジャッジの点の出し方に納得できないことがありそうだなあ…ということのほうが心配です(…って、結局、心配ネタの話をしていますね。この件は、語り出すと長くなりそうなので、いずれまたそのうちに)。

このところ、フランスのフォーラムを覗く機会が多いのですが、そういうとき、高橋選手が世界チャンピオンなんだということをすごく実感します。何かと引き合いに出されていることも多いし、ただいま翻訳中の記事も、高橋選手について書かれた部分に「高橋大輔」という名前が入っていないんですよ。主語は「世界チャンピオン」。なんかカッコいい~。
Commented by NOMA-IGA at 2010-10-31 21:35 x
>かのこさん
こんばんは。アクアさんへのコメントに書いたような事情につき、あまりこの話題に深入りしたくない気持ちもあるのですが、少しだけ書いてしまうと、PCSが高すぎると批判されているのはパトリック・チャンも同じ…というより彼のほうがずっとすごいし(フランスのフォーラムにもその手のコメントが山のようにありました)、昨シーズンまでは4回転をバカにするような発言をしていた彼に、SPに4回転を入れていないと批判されるいわれはないというのが私の意見です。

高橋選手に誰からも批判されないチャンピオンであってほしいという気持ちは私も同じですが、競技の面でも人格的な意味でも、彼は十二分に素晴らしいチャンピオンだと思います。それと、今季のプログラムについては、これからどんどん進化していくと思いますが、プログラムや演技スタイルは人によって好みがあるので、すべての人に100%好かれることがなかったとしても、それは仕方のないことではないかなと思います。
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