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大野和士指揮、フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団コンサート
詳細サイト 2009年11月9日(月)19:00開演 東京オペラシティコンサートホール 2階R2 40番台 --------------------------- ショーソン:交響曲変ロ長調 op.20 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 op.78《オルガン付き》 (アンコール) フォーレ:パヴァーヌ ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番 --------------------------- 2日間にわたり、NHK杯を観戦してきたその翌日のコンサート。さすがにキツイなと思ったので、当初はパスするつもりでいたのですが、同居人ジョルジュ(仮名、日本人)が「それなら1人で行く」というので、私のパソコンからチケットを申し込もうとしたところ、な~んと、コンサート当日がジョルジュの誕生日だということを発見。ありゃま。いくら私がダイスケとかダイスケとかダイスケとかにうつつを抜かしているといっても、誕生日に1人でコンサートに行かせるのはどうかと思ったので、結局は2人分、申し込んでしまいました。 そんなわけなので、演奏を聴きながら、NHK杯の記憶がシンクロ。トリノ五輪のとき、男子シングルフリーの試合を早朝にTV観戦した後、夜になってコンサートに行ったことがあるのですが、そのときは気が散って気が散って。早起きしたので眠かったということもあり、集中できなくてさんざんでしたが、今回はそんなこともなく、おかげさまで楽しめました。 フィギュアというと、この日の演目の1つ、サン・サーンス「交響曲第3番ハ短調 op.78《オルガン付き》」が去年の美姫ちゃんのフリーでしたよね。チケットを取るときには、「あ、美姫ちゃんだ」と思ったのですが、聴いている間はそんなこともほとんど忘れていました。それより、1曲目のほうが「これ、フィギュアに使えそうな曲だな」という印象を持ち、聴きながら、ここでスピンだな、ここはステップで、こんな感じの振り付けがいいな、などと思いながら聴いていました。しかし、30分も滑り続けるフィギュアのプログラムはさすがにありえないでしょう。 1曲目の後で休憩(このとき、すでにお知らせしたトラブルに遭遇しました。演奏中にメモを取るのは目障りだ云々、というやつ)。後半の演奏では、コンサートマスターが交代。前半のコンマスは少し若い方で、後半のコンマスはベテランの方のように見受けられました。 後半のメインは、サン・サーンスの「交響曲第3番ハ短調 op.78《オルガン付き》」。ああ、そうか。「オルガン付き」とはパイプオルガンのことなんですね。そりゃそうか。というわけで、今回はオペラシティのパイプオルガンも聴くことができました(あそこのパイプオルガンを聴くのは初めて…だと思うのだけど、イマイチ自信ない)。 パイプオルガンはステージ真後ろに備え付けられているので、視覚的に目立つわけですが、私の席からはそれ以外に、左手奥のほうに配置された打楽器の人たちもよく見えました。特にトライアングル。いつ演奏に加わるのかしらと、興味を持って見ていました。先のトラブルで、メモを取っていたほうの男性が「目障りだというなら目を閉じて聴けばいい」と言い返していましたが、売り言葉に買い言葉だから仕方ないとはいえ、それも暴言ですよね。指揮者はもちろん、奏者を見るのも、生のコンサートならではの楽しみだと思います。DVDやTVでは、カメラがとらえてくれた人しか見えないですから。 トライアングルは、あんな小さな楽器で、奏者も1人しかいないのに、ちゃんと音が聴こえてくることに感動。ほかの楽器も演奏されている中で、かわいらしい音を響かせていました。あとは、トランペット(たぶん)がカッコよかったです~。残念ながら、姿はほとんど見えなかったのですが、カッコよく決めてなんぼ、という部分をしっかり決めていました。 全体的な演奏や指揮についての感想は、私の手には余るので、パス。ただ、来てよかったな、この場にいられて幸せだったなと思える、満足度の高いコンサートでした。ところで、アンコールが終わるまで、「すごくよかったのに、みんなスタオベしないの? しないの?」と思ってしまった私。いや、フィギュアの試合は、演技が終わるやすぐに立ち上がるじゃないですか。なんか、2日間ですっかりそれになじんでしまっていたのでした。 ご安心あれ。二度のアンコールが終わり、ステージから楽団の人たちが引き上げた後、残った観客がさらに拍手という段になって、皆さん立ち上がっていました。私も「よっしゃー」と思って立ち上がりましたよ~。大野さん、ちゃんともう1回、ステージまで出てきてくださいました。 なお、この日の演奏は、NHK教育テレビ「芸術劇場」で放送されるそうですが、放送日は未定とのこと。忘れないように、こまめに放送予定をチェックしなくっちゃ。
by noma-igarashi
| 2009-11-14 18:17
| オペラ・音楽
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Trackback(2)
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Comments(9)
Tracked
from Tany&wife's ..
at 2009-11-15 22:18
Tracked
from クラシック音楽ぶった斬り
at 2009-11-27 21:19
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mimimi
at 2009-11-14 19:15
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待っています!
私の感想は、リヨンオペラの演奏者さんの奥さんで音楽家の方に送ったのをあとで書き込みしますね! 素人の感想ですが・・・音楽詳しくないのです。すきなのですけど。
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mimimi
at 2009-11-15 11:51
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満足のいくコンサートでしたね。
私も音楽によってはバレエっぽいな~と思うのがありますよ~。 どうやら私は真上にいたようです~。 さてさて、私の感想はというと、大野さんは細部にまで指揮をし、非常に振りが大きい指揮者だな~というのと、このオケはそれをしっかり呼応してしまうオケだなと思ったのです。音楽としての完成度は高いのですが、音量が大きい。箱の大きさから考えると少しあっていないのが感想です。サントリーホールや池袋の芸術劇場のような大きさが必要と思いました。 価格を抑えてそういうところを取ったらもっと人が入ったと思います。 と、いうのが私の感想です。 個人的にはアンコールのハンガリー舞曲がこの指揮者とオケにあっているような気がしました。 また、そのうちご一緒するのかしら? そういえば昨日はマルクスの誕生日でした。
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NOMA-IGA
at 2009-11-15 22:20
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>mimimiさん
こちらでもこんばんは。 コンサートの感想、音楽的なことが全然書けなくて、お恥ずかしい。映画や小説のようにストーリーがあるものと違い、音楽の感想って本当に難しいです。これがオペラだと、ストーリーがあるのはいいけれど、すでによく知られたお話であることが多いので、「この展開はおかしい」だとか「主人公の言動に納得がいかない」だとかいった感想が成り立たないのは困りもの。それでも、感情表現の仕方などについては思うところを書けるので、少しはラクですが。 アンコール曲については、ほかの方のブログを読んでいたら、「ハンガリー舞曲だけフランスの作品でなかったので、フランスでそろえてもよかったのでは」というようなことを書かれている方がいらっしゃいました。なるほどとは思いましたが、私もハンガリー舞曲の演奏が好きだったので、「うーむ」と唸ってしまいました。 マルちゃん、お誕生日だったんですね。うっかりしていました。ドイツ語、まったくできないので、リヨンの話題にちなんで、フランス語で。 Bon Anniversaire!
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mimimi
at 2009-11-16 12:22
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私も感想は苦手です。見ていて思ったこと、聴いていて感じたことをそのまま書くようにしています。
でも、確かにあのおじいさんたちの会話ですが、目を閉じていたら楽しめないこといっぱいですよね。うちの彼はいつも聴きながら寝ています。本人は寝られるくらいリラックスしているのだからいいのだ!と言いますが、もったいない気がしています。 マルクスさんはどんな誕生日だったのでしょうね?今頃グランカナリアですか? あたたかそうです。 私はフランス語はわからないので・・・Alles Gute zum Geburtstag!かな?
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春紅葉
at 2009-11-16 22:43
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美姫ちゃんでもいいけど…ダメダメな出来だったとはいえ観戦直後なのに、アボちゃんってやっぱり影が薄いのね(泣)。
ジョルジュさんのお誕生日に一緒にコンサート、素敵です。私といえば今年の家人の誕生日がちょうどフリッツのリサイタルと重なっちゃって、ひとりで聴きにいった非情な妻です。でも当日の午後(リサイタルは夜)は別な用件で一緒にお出かけして、勘弁してもらいました(笑)。 生演奏って視覚も重要だと私も思います。楽器の音を聞き分けられるほどいい耳を持っていないので、実際に見て初めて「この楽器が出していた音だったのか~。」とか「こんな楽器も弾いていたのね。」など、見るのも結構楽しいです。
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NOMA-IGA
at 2009-11-17 08:00
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>mimimiさん
>Alles Gute zum Geburtstag!かな? メモしておきます~。見た感じ、「Geburtstag」が誕生日かな?(当てずっぽう) ドイツ語、どれが冠詞でどれが名詞かという見当すらつかないのですが、「誕生日おめでとう」とか「頑張ってくださいね」とか「感動しました」とか、サイン会などがあったときに言えるような、簡単なことだけでもわかるといいな。テレビでドイツ語会話とか見てみようかな~。 もっとも、語学はほとんどいつも挫折して、うちのにもあきれられるんですが。以前も、もう少し英語がしゃべれるようになるといいなと思って、教育テレビでやっていた「リトル・チャロ」というのを見ていたのですが(チャロという犬が活躍する話です)、冗談で「結局は犬の名前しか覚えなかったりしてね」といっていたら、本当にその通りになりました(滝汗)。
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NOMA-IGA
at 2009-11-17 08:52
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>春紅葉さん
>アボちゃんってやっぱり影が薄いのね(泣)。 あ~、いやいや、「美姫ちゃんのプログラムだなあ」と思ったのは、チケットを取ったときだから。コンサートでこの曲を聴いている間は、誰のことも思い出さなかったのですよ。 …とかいいつつ、アボちゃんの演技のときは、ダイスケの結果にまだちょっと放心していて、そしたらアボちゃんがさらにこけまくるものだから、びっくりするわ、はらはらするわ、正直、音楽にまであまり気が回っていなかったのも事実。すまん、アボちゃん。まだ録画も、ダイスケの演技しか見られていないような状態なので、今度見直します。といっているうちに、スケカナで見る機会がありそうですが。
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yunnan
at 2009-11-18 01:11
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再びお邪魔します、yunnanです。
大野さん&リヨン、NOMA-IGAさまのきこえたところを書いて頂いて、臨場感があって、素敵な感想ありがとうございます。チケットを諦めた身にとってはありがたいです。さらに、「芸術劇場」で放映があるとは!また、つぶやきのお陰でアイーダもしっかり録画予約できました♪危うく見逃す所でした。。。放映を楽しみに待ちます。 オルガン付きは生で聴いたことがないのですが、音に迫力があって、大好きです。美姫ちゃん・アボちゃんは、オルガンの部分をあんまり使ってないんですよね・・・。オルガン部分が印象的なプログラムはポール・ワイリーだったなー、と思って、調べたらアルベールビルのFPの最終部分でした。 PS...スケカナは楽しみに待ってて大丈夫ですよ!
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NOMA-IGA
at 2009-11-19 20:30
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>yunnanさん
>さらに、「芸術劇場」で放映があるとは! そうなんですよ。楽しみです! うっかり見逃さないように、HPをこまめにチェックしなくっちゃ。 明日は「アイーダ」の放送ですね。ただ、「報道ステーション」でダイスケのインタビューを放送するそうなので、実際にはそっちを見ることになりそうです。「アイーダ」のほうは、お休みの日にでもゆっくりと。 >オルガン部分が印象的なプログラムはポール・ワイリーだったなー、と思って、調べたらアルベールビルのFPの最終部分でした。 おお、そうでしたか。アルベールビルなら、私も見てはいると思うのですが、その頃はまだ今ほどフィギュアに熱中していたわけではないし、それ以上に、クラシックだのオペラだのに興味を持っていたわけでもないので(この理由のほうが大きい)、残念ながら記憶にないです。YouTubeに映像があるかな。今度、探してみます。 >スケカナは楽しみに待ってて大丈夫ですよ! ありがとうございます。そういっていただけるだけで、心強~い!
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