111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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フランコ・コレッリのドン・ホセについて

e0073856_22132093.jpg1956年収録
指揮:Nino Sanzogno
演奏:Orchestra e di Milano della Rai Radiotelevisione Itariana
カルメン:Belén Amparan
ドン・ホセ:Franco Corelli
エスカミーリョ:Anselmo Colzani
ミカエラ:Elda Ribetti


話題があちこち飛んでしまいますが、ひとまず、この「カルメン」についてご報告しておきますね。ジャケットを見るとカラー作品のようですが、1956年の収録だけあって、実際はモノクロでした。劇場のライブ録画ではなく、映画版。1956年というと、ビデオはおろかテレビも一般家庭に普及していないような時代ですから、劇場公開用の映画だったのかしら。イタリアだったら、そういうこともあるのかも。
画質は思ったほど悪くなかったです。少なくとも、ほぼ同時代に日本で録画された「NHKイタリア・オペラ・ライヴ・シリーズ」のDVDに比べたら、比較にならないくらいきれいでした(ただし、NHKのシリーズで私が見たことがあるのは「オテロ」のみ)。音も、ボリュームをかなり大きくする必要はありましたが、私としては十分満足できるレベルでした。
もう1つ、このDVDに関して重要な情報としては、フランス語ではなく、イタリア語版の「カルメン」でした。ひゃ~。そんなの初めてです。仕方ないので、フランス語の字幕で見ました(字幕は英語、フランス語、イタリア語)。フランス語の「カルメン」にしても、それほど聞き取れているわけではないんですが、耳になじんだ歌詞が違っていると、やはり妙な感じはしますね。特に第2幕、酒場でカルメンがドン・ホセに対して歌う歌の中で、「Là-bas, là-bas, si tu m’aimes, là-bas, là-bas,tu me suivais」というの部分の語感がとても好きなので、そこが別の言葉になっていたのがいちばん残念でした。

で、前置きが長くなりましたが、肝心のドン・ホセ=フランコ・コレッリです。はい、確かに「長身のハンサム」でした。なかなかカッコよかったですよ。表情によってはとてもかわいいし、歌っているときに大きく顔が崩れることもないし、ワタシ的にはあれを「ハンサム」と呼ぶのはもう全然OKでした。これまでに見たドン・ホセの中ではいちばんいいかも。歌も演技も悪くなかったです。
ただねえ…。主に見栄えの話ですが、他のキャストがどうも…。カルメンが期待はずれなのは、もう慣れっこだから諦めるにしても、ミカエラまでかわいくないんです。そんなのアリ? ミカエラって普通、若くてかわいい歌手がやるじゃないですか。でも、若いのは若いんだとしても、なんだか妙にメランコリックな表情で、ちっともかわいくないんです。明るさがないというか。ドン・ホセってば、あんなにハンサムなのに、ヘンな女にばかりつかまって、とことん女運が悪い奴だなあ…と同情してしまいました。
とまあ、このように、音楽的なところ以外でツッコミを入れながら見るというのも、オペラ「カルメン」の楽しみ方の1つであるのかもしれません(ほんと?)。
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by noma-igarashi | 2006-04-30 22:18 | オペラ・音楽 | Trackback(1) | Comments(0)

萩尾望都「メッシュ」とカルメン

少女マンガの話もしたくなってきたので、しばらくは「魔笛」の話題と並行して書いていきますね。とはいえ、ブログの性格上、オペラまたはフィギュアに関するマンガ限定、という枠を設けておきます(じゃないと、止まらなくなること請け合い)。

オペラに関する少女マンガといっても、たとえば主人公がオペラ歌手をめざすというような話はさすがに少ないと思いますが、オペラに関することがちょっと出てくるというものならば、それなりに思い浮かびます。昨日、一昨日と「カルメン」のことを話題にしたので、その流れで「カルメン」の出てくるマンガとして、本日は萩尾望都の「メッシュ」を。

え? 「メッシュ」にカルメンなんか出てきたっけ? と思われる方もいらっしゃることでしょう。ほとんどこじつけですけど、出てきました。このブログをご覧の方も「メッシュ」を読んだことがある、という前提で書くので(強引…)、ご存じない方はこちらをご覧くださいませ。

「メッシュ」にカルメンが出てくるのは、シリーズ第2話「ルージュ」です。第1話では、ケガをしたメッシュが画家のミロンに拾われ、そのまま彼のアパルトマンに居つくようになりますよね。ミロンは自分の部屋で、いつもレコードをかけながら絵を描いています。第2話の初めのほうでも、ミロンがレコードをかけるシーンが出てきて(そのときは絵を描いているわけではないですが)、メッシュが「これはなんの歌?」とたずねると、ミロンが「歌劇カルメンの“セギディリャ”だ」と答えます。で、二人でしばらく「セギディリャ」の歌詞についての会話を交わしたあと、曲を聴きながらメッシュが静かに涙を流し、それを見たミロンが「セギディリャで泣いた奴は初めて見た」と驚く、というような場面が1ページほどで展開されます。

ストーリーに直接関係するエピソードではないですけど、なぜかずっと印象に残っていて、オペラを見るようになってから、「そういえばメッシュで話題になっていたのはどの曲だったっけ」と確認してみました。「セギディリャ」、第1幕で、牢獄送りにされそうになったカルメンが手を縛られたまま、ドン・ホセを誘惑するシーンで歌われる曲ですね。確かに泣くような歌ではないですが、このときメッシュは、愛を求めるドン・ホセの心情に自分を重ねていたわけで、ありえなくはないと思います。

ちなみに、メッシュとミロンが具体的に話題にした歌詞と、その訳は以下の通り。あ、「カルメン」はフランス語のオペラです。
(カルメン)
J’ai des galants à la douzaine,
Mais ils ne sont pas  à mon gré;
Voici la fin de la  semaine,
Qui veut m’aimer je l’aimerai.


言い寄る男をダースで数えて、
どいつもこいつも気に入らない、
そろそろ日曜日も近いから、
好いてくれる人なら好いてあげよう。  訳:安藤元雄

(ドン・ホセ)
Carmen, je suis comme un homme ivre;
Si je cède, si je me livre,
Ta promesse, tu la tiendras…
Si je t’aime, tu m’aimeras…


カルメン、まるで酔ったみたいな気がする。
もしもだよ、もしも、おれが言いなりになったら
その約束を守るだろうね…
おれが愛したら、カルメン、愛してくれるだろうね。  訳:安藤元雄
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by noma-igarashi | 2006-04-29 19:06 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

買っちゃいました

e0073856_22553382.jpgいやあ、GWですねえ! 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私はすっかり気が大きくなって、帰りがけにCDとDVDを買ってしまいました。CDはこれ(→)。数日前に話題にした「魔笛」です。オペラのCDって、実は初めて買いました。

e0073856_23105245.jpgお気づきかもしれませんが、このCDのザラストロ役が私は嫌いではありません。ほほ。嫌いじゃないというより、かなり好きかも。けっこういいトシなのが残念ではありますが、DVDで見たときはまだそれなりに若かったのよ。
(←)これはその歌手の写真。ネットで見つけたんですが、これもまだ、だいぶ若い頃だなあ…。いずれアップでお見せいたします(すでに1回、別の写真をアップにしたことがありますが)。


DVDのほうは「カルメン」なんですが、今までに店頭でもネットでも見たことがありません。故に、ジャケ写も見つからず。1956年にイタリアで収録されたものらしいです。古いものだし、日本語がまったく書いてないので、手探り状態なんですが、どうもドン・ホセがいいみたい。フランコ・コレッリといって、「190センチ近い長身のハンサム」なんだとか(『オペラ名歌手201』より)。おおお~! 確かに、ジャケ写を見てもカッコいいですよ。楽しみです。ドン・ホセ、設定としては美男のはずなんで、期待したいです。見たら、またご報告しますね。


e0073856_00938.jpg(追記)
あった! 「CARMEN DVD FRANCO CORELLI」というキーワードで検索したら、出てきました。このDVDです。衣装とポーズと見栄えからいって、これがドン・ホセ=フランコ・コレッリだと思うんですが、どう? どう? 1921年生まれなので、このとき35歳なんですね。
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by noma-igarashi | 2006-04-28 23:06 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(4)

哀れドン・ホセ…

「魔笛」の話題もまだ終わっていないんですが、久しぶりに、フィギュア関係の話題を。
今日、会社の子に槙村さとるの『愛のアランフェス』を借りました。連休中に読もうかな~♪ ちょっと前にも『白のファルーカ』というのを借りて、これはすでに読み終えました。

e0073856_22351312.jpg私の少女マンガ愛読歴は、(←)この本で取り上げている時代とほとんど重なります。『別冊太陽 少女マンガの世界Ⅱ昭和38年-64年』。これ、行き届いていてすごくいい本です。「ええ~、それは認識不足でしょう!?」とか「どうしてこれを取り上げてくれないのよ」ということが全然なくて、「そうです、その通り!」と深く頷くばかり。今はもう手に入りにくいみたいなので、買っておいてヨカッタ。

…と、わき道にそれてしまいましたが、そんなわけなので(というつなぎ方でいいのか?)、『愛のアランフェス』のほうは多少知っています。連載2回目ぐらいまでは確かに読んだ記憶があり、それ以降は、たまたま読む機会があれば読んだ、という感じだったかな。
『白のファルーカ』のほうは、全然知らなかったのですが、アイスダンスのマンガでした。カルガリー五輪に出場する・しないという話が出てきたので、80年代の終わりごろですね(調べたらカルガリー=88年、アルベールビル=92年。アルベールビルになると、個人的にはけっこう記憶が鮮明なんですが)。

さて、この『白のファルーカ』というマンガの中で、主人公とパートナーが「カルメン」を演じるのですが、男性のコスチュームはやっぱ、闘牛士スタイルなんですね。今季のナフカ・コストマロフと同じで。そのくせ、(少なくともこのマンガでは)心情的にはドン・ホセを演じていて、すごくややこしい。というか、ドン・ホセの気持ちを演じるのに、恋敵エスカミーリョの格好をするというのは、なんだか倒錯的な感じがします。ドン・ホセの衣装では絵にならないから、エスカミーリョに同化させられちゃうとは、ドン・ホセもつくづく不憫な奴だなあ…。

e0073856_22371251.jpg思い出したけど、この本(→)によると、テノール歌手にとっても、ドン・ホセはあまり演じたくない役柄なんだとか。劇中、転落の一途をたどるし、カルメンにもふられちゃうし、「アイーダ」や「トスカ」や「トゥーランドット」の恋人役と比べても、ヒーロー的なカッコよさに乏しいし。でも、「歌うところがたくさんあって、一応は主役」だから引き受けるんだそうな。なんて「とほほ」なドン・ホセ。いや、私も好きじゃないんだけど、こうなると気の毒にも思えます。
※念のため、オペラ「カルメン」の筋書きはこちら

そういえば、オペラの出てくる少女マンガというのも、いくつか思い浮かぶので、そのうち話題にしたいです。
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by noma-igarashi | 2006-04-27 22:41 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

「魔笛」のDVD比較 舞台セットについて

今回は演出というか、舞台のセットについて書いてみます。「魔笛」というオペラは、かなりすっ飛んだ演出がされることも少なくないようで、たとえば先ごろ来日公演があったシュツットガルト歌劇場の「魔笛」は(私は見に行っていませんが)、3人の侍女がフライトアテンダントの恰好で登場するなど、かなり過激な演出がされていることで話題になっていました(↓)。e0073856_22315432.jpg

ただ、DVD化されているものは、わりとオーソドックスな演出のものが多いようです。王子は王子らしい恰好で、女王は女王らしい恰好で登場し、日本人の感覚からすると「ヨーロッパのおとぎ話の世界」という感じの舞台セットが用いられているものがほとんどです(もっとも、「魔笛」って、実際にはエジプトが舞台らしいですけどね)。

バイエルン国立歌劇場の「魔笛」
e0073856_22355963.jpg残念ながら舞台写真が見つからなかったんですが、ジャケ写でおおよその雰囲気がわかるでしょうか。これは第1幕、タミーノが迷い込んだ夜の世界のようすです。私にとってはこのDVDが最初に見た「魔笛」で、他のDVDや舞台はこれを基準にしてしまうせいもあるかもしれませんが、ザラストロの城に場面が移ってからも含めて、かなりオーソドックスな舞台セットのように思います。

グラインドボーン音楽祭、メトロポリタン歌劇場「魔笛」
e0073856_22371846.jpg右の舞台写真はメトロポリタン歌劇場のものですが、グラインドボーンもメトロポリタンも同じ人が演出しているため(ジョン・コックス)、かなり似通っています。舞台セットも似ているし、タミーノの衣装なんかは同じデザインなのでは(グラインドボーンのジャケ写↓→と見比べてみてくださいませ)。
e0073856_22511125.jpg



メルヘンチックで魅力的な演出だとは思いますけど、2枚のDVDで同じような舞台セットというのは、ちょっとどうかなあ…。見る楽しみが半減してしまいます。どちらか一方を選ぶとしたら、やはり歌手が充実しているメトロポリタンのほうがオススメでしょうか。

ザルツブルグ音楽祭「魔笛」
e0073856_22425089.jpgこの「魔笛」もオーソドックスですが、会場がフェルゼンライトシューレといって、自然の岩山をくりぬいてつくった野外劇場のため、その環境を生かした演出がされているともいえるし、その制約を受けた演出になっているともいえるし。この時期(80年代)のザルツブルグ音楽祭の「魔笛」は、何年も同じ演出だったらしいのですが、その演出が好評だったからということのほかに、舞台環境の制約によって、ほかの演出がしにくかったのでは。下の写真で、背景にアーチのようなものがいくつも見えますよね。あれが岩山をくりぬいたものだと思うんです。もともとがこういう舞台なので、工夫の余地が少なかったのだろうと推測します。
e0073856_22385432.jpge0073856_22393434.jpg








シュタイン&ハンブルク「魔笛」
この「魔笛」は舞台のライブ収録ではなく、TV向けにつくられた作品なのですが、あまりそれを感じさせないというか、そのまま舞台化することもできそうな演出です。やはりオーソドックスな感じですね。第2幕、パパゲーノが試練の場から脱出した後のシーンで、人間が並んで木を演じているのがとてもかわいいです。ちょっと影絵みたいなの。映像がないのが残念です。

チューリッヒ歌劇場「魔笛」
e0073856_22415136.jpg手持ちのDVDの中では、チューリッヒ歌劇場の「魔笛」がいちばん非オーソドックスでしょうか。写真のように、第1幕の出だしは図書館が舞台になっています(写真が妙にデカイですが…。外国版ではこれがジャケ写になっているようです)。図書館で蛇に襲われるタミーノ、そこへパパゲーノが現れる、という展開です。ただ、現代の図書館ではなくて、ヨーロッパで市民階級が台頭したころという時代設定で、夜の女王=マリア・テレジアなのだとか。うーん。設定にあまり意味を持たせすぎるのはどうなのかな。というか、歌手も含めて、この「魔笛」全体が私には今ひとつピンとこないのですが…。


なお、ロイヤルオペラハウスの「魔笛」については、まだDVDを持っておらず、おまけに録画もしていなくて、TVで見たときの記憶に頼っているため、今回はコメントをパスします。
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by noma-igarashi | 2006-04-26 22:44 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「魔笛」のCD

DVDじゃなくてCDなんですが、この「魔笛」、ちょっと興味あり。私、もともとがクラシック好きというわけではないので、どうしても映像が見られるものばかり買ってしまうんですが、このCDは聴いてみたいなと思いました。

e0073856_2345149.jpgサー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
1989年7月18日-25日ロンドン、ジョンズ教会

タミーノ:フランシスコ・アライサ
パミーナ:キリ・テ・カナワ
ザラストロ:サミュエル・レイミー


…というあたりの配役が、ただ今のワタシ的には興味深いのですが(アライサ、ここでも王子役ですねえ。王子役人生)それ以外のキャストは以下の通り。

パパゲーノ:オラフ・ベーア
パパゲーナ:エヴァ・リンド
夜の女王:チェリル・ステューダ
モノスタトス:アルド・バルディン
弁者:ヨセ・ファン・ダム
第一の僧侶と鎧の男:エドムンド・バーハム
第二の僧侶と鎧の男:ハリー・ペータース
第一の侍女:イヴォンヌ・ケニー
第二の侍女:イリス・フェルミリオン
第三の侍女:アン・コリンズ
三人の童子:テルツ少年合唱団員
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by noma-igarashi | 2006-04-24 23:47 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「魔笛」のDVD比較 いちばん強力な夜の女王は誰か

今回の「いちばん強力な夜の女王は誰か」という比較は、あくまでもビジュアル的に、夜の女王らしい威厳や迫力を備えているのは誰か、というものです。残念ながら、限られた映像しかご用意できなかったので、ちょっとわかりづらいかもしれないですが。

(↓)最初の映像はバイエルン国立歌劇場「魔笛」のもの。ご存じ、エディタ・グルベローヴァ扮する夜の女王です。e0073856_0152957.jpgグルベローヴァはザルツブルグ音楽祭「魔笛」でも夜の女王を演じていますが、ビジュアル的には、私はバイエルンのほうがお気に入り。ザルツブルグ音楽祭のほうは黒っぽい衣装で、デザイン的にも華やかさに欠けるので。バイエルンの衣装も、ドレス自体はあっさりしていますけど、王冠や首飾りが豪華さを演出していますね。でも、ビジュアル的に「強力な夜の女王かどうか」を考えると、イマイチかな。きりっとした感じはしますけど、ド迫力には欠けるのでは。

e0073856_0155992.jpg(→)この夜の女王は、メトロポリタン歌劇場「魔笛」のもの。演じているのはルチアーナ・セッラです。見かけの迫力はこちらのほうがありますかね。女王としての威厳、母親らしさなど、合格点じゃないかと思います。衣装も女王らしくて、気品が感じられます。

また、映像がないですが、シュタイン&ハンブルグ「魔笛」の夜の女王も悪くなかったです。この女王は、歌いながら演技というか身振りをほとんどしないんです。でも、それによって、逆に有無を言わさぬ迫力を感じさせるところがすごかった。演じているのはクリスティーナ・ドイテコム。扮装はしていないですが、素敵な似顔絵を見つけたので、ご紹介してみます。

e0073856_0165148.jpgしかし、ビジュアル的に「いちばん強力な夜の女王」というと、これはもう、この女王様で決まりでは。DVDのジャケ写にも使われている、ロイヤルオペラハウス「魔笛」の夜の女王です。(←)

いやあ、このメイクはすごいですねー。この大きさだとわかりづらいかもしれないですが、大傑作だと思います。眉も目もつりあがっていて、まさに怒りに燃える女王という感じ。しかも、女王役のディアーナ・ダムラウがメイクに負けない迫力で歌い、演じているところがまたすごいです。正統的な女王の姿で登場して、ここまで迫力のある夜の女王は、そうめったにお目にかかれないのでは。
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by noma-igarashi | 2006-04-24 00:22 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

「こうもり」について

e0073856_106046.jpgところで、「こうもり」はヨハン・シュトラウス2世のオペレッタで、こんな内容です。すごく楽しい。台詞が多く、台詞で笑わせる場面がたくさんあるので、言葉がわかるともっと楽しいんでしょうけど。ヨーロッパでは(というかウィーンでは?)おおみそかに上演する習慣があるようです。

DVDではクライバー版の評価が高いのかな? そのうちほしいですが、もうちょっと値段が下がらないものかしら。
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by noma-igarashi | 2006-04-22 10:09 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)

オルロフスキー公の夜会

突然ですが、自分にプレッシャーをかけるために、宣言。
上記(↑)タイトルの短歌の連作20首をこれからつくります。「これから」といっても、この場で即座に詠むわけではなく、1ヵ月ほど猶予があるんですが。とはいえ、去年から足腰が弱っているので、正直、20首はなかなかキツイです。ほかに題詠100首にも挑戦中だし(1番上の記事参照)、それ以外に、依頼を受けて10首詠んだばかりだし…。

今回の20首は、短歌の雑誌に載せてもらいます。本屋さんでも売っている雑誌なので、発売の際にはまた宣伝します。ただ、なかなか出ないことで定評がある雑誌なので(汗)、だいぶ先になると思われますが。

私は短歌のブログも持っているので、短歌の話題はそこに書けばいいようなものですが、あえてここに書いた理由は、連作のタイトルをご覧いただけばおわかりでしょう。「オルロフスキー公の夜会」というのは、オペラ「こうもり」に登場する夜会なのでした。それを連作のタイトルにしてしまうというわけです。で、連作の内容ですか? まだ全然決まってないです(汗)。タイトルしか決まっていないのです(同前)。でも、タイトルを思いついた瞬間、もうできたような気になって、引き受けてしまったのでした(同前、同前)。いや、まあ、なんとかなるでしょう。なるかな? ならなくちゃ。頑張ります。はい。そのためにオペラがらみのタイトルにしたんだし(困ったときのオペラ頼み)

連作のタイトル、「オルロフスキー公爵の夜会」に変更する可能性はあります。「公」→「公爵」。ただ、ネットで検索したら、「オルロフスキー侯爵」となっているケースもありました。さらには「オルロフスキー伯爵」なんていうのも…。それって、だんだん身分が下がっていくんですけど~(涙)。実際のところはどうなんでしょ。ドイツ語、まるっきりわかりません。どなたかご存知でしたら教えてくださいませ。

e0073856_043840.jpg(←)先日、買ったばかりの「こうもり」。まだ見ていません。GW中のお楽しみにとってあるのでした。

e0073856_0435839.jpg(→)前に買った「こうもり」。ドミンゴが指揮をしています。劇中、それを生かしたジョークも。
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by noma-igarashi | 2006-04-22 00:50 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(2)

「魔笛」のDVD比較 どのパパゲーノがいちばん魅力的か

「魔笛」のDVD比較、「どのパパゲーノがいちばん魅力的か」とタイトルを変えて、もう1回、パパゲーノについて書いてみます。というのは、前回書いた時点では、自分としてはどのパパゲーノがいちばん好きか、決められなかったんです。どのパパゲーノも、なんだかちょっとずつ物足りない気がして。かといって、「これこそが理想のパパゲーノ!」と思えるパパゲーノをまだ見たことがないので、どこがどう物足りないと感じているのかも、うまく説明できませんでした。漠然としたイメージだけはあるものの、形にならないもどかしさ、といいますか。

e0073856_23505.jpgところが、ところがですよ。注文していたシュタイン&ハンブルグの「魔笛」が届いて、さっそく見てみたところ、そこにいたんです。見た瞬間、わかりました。「あ~! これよ、これ!」と思いました。私がずっと見たかったのは、このパパゲーノです!

この「魔笛」、ジャケットだけ見るとモノクロのように思えますが、カラー作品です。ただし、出だしは王子タミーノが夜の世界に迷い込んだことが強調されていて、全体に黒っぽい画面です。そこへ、いきなりカラフルな衣装でパパゲーノが登場。まるでパアッと花が咲いたかのようで、とても印象的でした。
e0073856_22584150.jpg
実際の映像をご紹介できないのが残念ですが、この衣装(→)がイメージ的に近いです。たまたまネットで見つけた、どこかの「魔笛」の舞台写真なんですが。実際にDVDの衣装と並べれば、だいぶ違うだろうなとは思うものの、色合いとか、パッと見たときの印象が似ているかなと思います。

シュタイン&ハンブルグ「魔笛」のパパゲーノのどこがいいかというと、ぶっちゃけ、若くてかわいいです(こらこら)。いや、でも、パパゲーノって28歳ぐらいの設定ですから、現在の感覚からすると十分に若いし、明るい風貌が似合う性格だと思うので、若くてかわいいというのは、パパゲーノの条件として大正解だと思うのでした。

もちろん、歌も十分にうまいですよ。声が若々しくて魅力的だし、感情の込め方にもパパゲーノらしさが出ています。このパパゲーノ役は、ウィリアム・ワークマンという歌手。それほど有名ではないと思うのですが、調べたら、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のDVDにも、ブリキ職人コンラート・ナハティガル役で出演していました。そのうち買いたい。♪

さて、理想的なパパゲーノを見つけたことで、それ以外のDVDのパパゲーノについて、改めて書いておくと…。

e0073856_2393621.jpg(←)グラインドボーン音楽祭「魔笛」のパパゲーノは、ちょっと老けすぎているのでは? 情けない感じはよく出ていると思いますけど、もうちょっと陽気なパパゲーノのほうが私は好きです。

e0073856_2302011.jpgこれは日本語訳(字幕)の問題なんですけど、ロイヤルオペラハウス「魔笛」のパパゲーノ(→)は一人称が「私」なんです。ちょっと丁寧すぎません? イメージ狂っちゃうんですけど。普通は「おいら」とか「おれ」でしょうかね。ネットで検索しても、パパゲーノが最初に歌う歌のタイトル「Der Vogelfaenger bin ich ja」は、「おいらは鳥刺し」と訳されていることが多いです。

e0073856_2322640.jpg(←)チューリッヒ歌劇場「魔笛」のパパゲーノは、ちょっと頭がよすぎる感じがします。もちろん、あくまでも庶民としての頭のよさであって、知識階級のそれではないんだけど。ところどころで口にする台詞が、ユーモラスで笑いを誘われるというより、理屈をこねているという印象なんです。パパゲーノって、もっと天然なのでは?


パパゲーノって、芸達者な歌手が演じるというイメージがあるから、多くのパパゲーノは、歌手の個性が出すぎてしまっているのかも。それがしっくりくればいいんだろうけど、私はどうも、どれを見てもちょっと違う気がして、ウィリアム・ワークマン演じるパパゲーノの若者らしい明るさ、かわいさがいちばん好きでした。

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(追記:以下の「魔笛」のパパゲーノについても、この際だから、書いておきます)

e0073856_17442375.jpg(←)バイエルン国立歌劇場「魔笛」のパパゲーノ(写真の右側。隣はパパゲーナ)はけっこう好きです。最初に見た「魔笛」がこのDVDだったし、そんなにクセのないパパゲーノだったので、なじみやすさがありました。正面を向いた映像が見つからなかったのが残念。

e0073856_1747193.jpg


(→)メトロポリタン歌劇場「魔笛」のパパゲーノは、うーん、全体にイメージは悪くはないのですが、顔がちょっと好みじゃないんです(汗)。

あと、映像がないんですが、ザルツブルグ音楽祭「魔笛」のパパゲーノも悪くないです。雰囲気的にはバイエルン版のパパゲーノに近いかも。お気に入りのシュタイン&ハンブルグのパパゲーノがかわいいのに対して、好青年タイプという感じかな。
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e0073856_15354232.jpg(さらに追記)
バイエルン国立歌劇場のパパゲーノ、顔がわかる写真を見つけました。左がパパゲーノ、右がタミーノです。
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by noma-igarashi | 2006-04-19 23:53 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)


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