111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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カテゴリ:わが家のDVDリスト( 16 )

初めて見たオペラ2作

しばらく前に書きましたが(こちら)、オペラ「アリアーヌと青ひげ」「ピーター・グライムズ」のBlu-rayを購入しました。日本語字幕付きで、それぞれ1000円程度というお値段。2作ともまだ見たことがないオペラだったので、とても助かりました。

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リセウ歌劇場「アリアーヌと青ひげ」 2011年収録

「アリアーヌと青ひげ」はポール・デュカスが1907年に発表したオペラ(だそうな)。ご存じ青ひげを材にした作品で、原作はかのメーテルリンク。青ひげが新しい妻(アリアーヌ)を迎えたところから物語が始まりますが、村人たちの噂(合唱)によると、彼女は6人目の妻とのこと。「あれ? 意外と少ないな」と思っていたら、ほどなく理由(?)がわかりました。

アリアーヌの前に青ひげと結婚した5人の妻たちは、殺されたわけではなく、屋敷の地下牢に閉じ込められていたという設定。2幕になると、5人全員が登場したんです。オペラの場合、あまり人数が多いと、配役が大変ですからね。ちなみに、アリアーヌはメゾソプラノで、5人の妻のうち2人がソプラノ、2人がメゾソプラノ、残る1人が歌なしという割り振りでした。

物語の終盤、青ひげが村人たちに襲撃され、自由の身になるアリアーヌと5人の前妻たち。アリアーヌは5人に、一緒にここを出ようと誘いますが、誰も応じません。結局、アリアーヌだけが乳母とともに青ひげの屋敷を去り、幕。

5人の前妻たちはなぜ屋敷を出ることに応じなかったのか。解釈の余地があるとは思いますが、たとえ自由を奪われていても、隷属しているほうが楽だから――ということではないかと思います。要は、メーテルリンク原作のこの「青ひげ」は、女性の自立がテーマになっているのでしょう。100年以上前の作品だけれど、古くて新しいテーマだなと感じました。

「アリアーヌと青ひげ」の概要・あらすじなど

e0073856_19213831.jpgミラノ・スカラ座「ピーター・グライムズ」 2012年

「ピーター・グライムズ」はさらに新しいオペラです。ブリテンの作曲で、初演は1945年。ただ、物語の設定は1830年ごろだそうですが。

舞台は海沿いの村で、主人公は漁師のピーター・グライムズ。人づきあいが悪い彼は、村人たちから疎外されていたが、徒弟(漁の手伝いをさせる少年)を事故で死なせてしまったことで誤解され――というようなお話。

人間関係の難しさだとか、集団心理の怖さだとか、そんなことがテーマなんでしょうか。暗いといえば暗い話です。

Wikiによると、当初の台本では、ピーター・グライムズと徒弟の関係は、少年愛的な要素が強かったのだそうな。それもわかる~。ジャケ写を見てもわかると思いますが、徒弟(少年)、かわいいもの。個人的には、そういうのも見てみたかったな。

何にしても、一度は見ておきたかったオペラなので、字幕付きで見られて助かりました。


「ピーター・グライムズ」の概要・あらすじなど

                                              
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by noma-igarashi | 2017-08-23 22:49 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

新たに購入したオペラのDVD&Blu-ray

正確に書くと、注文しただけで、まだ手元には届いていません。今度の週末に届く予定。楽しみです~! 例によって、安いものばかりまとめ買い。そのうち2枚は、まだ見たことのないオペラです。ありがたいことに日本語字幕付き。

「見たことのないオペラも見たい!」と思っても、日本語の字幕がついていないと、どうしても二の足を踏むんですよね。日本語付きのものは高価なことが多く、面白いかどうかわからないオペラを4000円も5000円も払ってまで見たいかとなると、やっぱり敬遠してしまいます。

ただ、今回は安かった! 2枚とも、税込みで1090円! これならハズレでも諦めがつくというもの。でも、面白いといいな。

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デュカス作曲「アリアーヌと青ひげ」
 ※日本語字幕付き

アリアーヌ:ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ
青ひげ:ヨセ・ヴァン・ダム
演奏:リセウ劇場管弦楽団
指揮:ステファヌ・ドゥネーヴ





e0073856_0194648.jpg
ブリテン作曲「ピーター・グライムズ」
 ※日本語字幕付き

ピーター・グライムズ(漁師):ジョン・グレアム=ホール
エレン・オーフォード(未亡人で村の教師):スーザン・グリットン
ボルストロード船長:クリストファー・パーヴェス
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:ロビン・ティチアーティ




e0073856_0202744.jpgリセウ大歌劇場「アイーダ」、マドリード王立歌劇場「椿姫」、
ロイヤルオペラハウス「リゴレット」


リセウ大歌劇場「アイーダ」
アイーダ:ダニエラ・デッシー
ラダメス:ファビオ・アルミリアート
アムネリス:エリザベッタ・フィオリッロ
演奏:リセウ大歌劇場交響楽団
指揮:ミゲル・アンヘル・ゴメス=マルティネス

マドリード王立歌劇場「椿姫」
ヴィオレッタ:ノラ・アンセレム
アルフレード:ホセ・ブロス
ジョルジョ:レナート・ブルゾン
演奏:マドリード王立歌劇場管弦楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス

ロイヤルオペラハウス「リゴレット」
マントヴァ公:マルセロ・アルバレス
リゴレット:パオロ・ガヴァネッリ
ジルダ:クリスティーネ・シェーファー
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:エドワード・ダウンズ
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by noma-igarashi | 2017-08-02 00:21 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

手持ちの「ドン・ジョヴァンニ」リスト

どれを持っていて、どれをまだ持っていないのか、だいぶ怪しくなってきたので、リストだけつくりました。結果として、まだ持っていない盤がたくさんあることを再確認。もう2、3枚はほしいです。
よく覚えていない盤もあるので、感想はゆっくり埋めていきたいです。

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e0073856_23132362.jpgザルツブルク音楽祭(1987年)「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★★★
ドン・ジョヴァンニ:サミュエル・レイミー
ドンナ・アンナ:アンナ・トモワ=シントウ
ドン・オッターヴィオ:エスタ・ヴィンベルイ
騎士長:パータ・プルチュラーゼ
ドンナ・エルヴィーラ:ユリア・ヴァラディ
レポレロ:フェルッチョ・フルラネット
マゼット:アレクサンダー・マルタ
ツェルリーナ:キャスリーン・バトル
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
収録:1987年 ザルツブルク音楽祭

イチオシはこの「ドン・ジョヴァンニ」。どれか1枚と言われたら、迷わずこれを選びます。レイミーのドン・ジョヴァンニは、それほど二枚目ではないけど、口八丁手八丁で口説きまくる調子のいいプレイボーイという感じ。フルラネットのレポレロもいいし、キャスリーン・バトルのツェルリーナもこの役らしい魅力にあふれているし、カラヤン&ウィーンフィルだし、この時代のザルツブルク音楽祭はまだオーソドックスな演出だったようで、安心して見られます。


チューリッヒ歌劇場(2001年)「ドン・ジョヴァンニ」
評価:
e0073856_20324821.jpgドン・ジョヴァンニ:ロドニー・ギルフリー
レポレロ:ラースロー・ポルガール
ドンナ・アンナ:イザベル・レイ
ドンナ・エルヴィーラ:チェチーリア・バルトリ
ドン・オッターヴィオ:ロベルト・サッカ
チェルリーナ:リリアナ・ニキテアヌ
マゼット:オリファー・ヴィドマー
騎士長:マッティ・サルミネン
チューリヒ歌劇場合唱団
チューリヒ歌劇場管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

ジャケット写真はこちらを使用しましたが、実際に持っているのは世界文化社「オペラ名作鑑賞」の中の1冊で、同じチューリッヒ歌劇場の「コシ・ファン・トゥッテ」と2枚セットになっています。ついさっきまで、持っているのを忘れていました(汗)。オーソドックスな舞台だったと記憶しています。チェチーリア・バルトリがドンナ・エルヴィーラで、ジャケ写にも使われていますね。「カタログの歌」のシーンです。

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ザルツブルク音楽祭(1954年)「ドン・ジョヴァンニ」

評価:★★
ドン・ジョヴァンニ:チェーザレ・シエピ
騎士長:デジェー・エルンシュテル
ドンナ・アンナ:エリーザベト・グリュンマー
ドン・オッターヴィオ:アントン・デルモータ
ドンナ・エルヴィラ:リーザ・デラ・カーザ
レポレロ:オットー・エーデルマン
マゼット:ヴァルター・ベリー
ツェルリーナ:エルナ・ベルガー
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
収録:1954年10月 ザルツブルク音楽祭

これはちょっと古いザルツブルク音楽祭の「ドン・ジョヴァンニ」。にしては、映像、音ともに、なかなかしっかりしています。チェーザレ・シエピの演じるドン・ジョヴァンニは、気品があって魅力的。正統派のドン・ジョヴァンニという感じです。

ただ、この盤、ツェルリーナがあまりかわいくないんですよね。若々しさが感じられないというか。実際、この盤はツェルリーナ役があまり若くない歌手だったと聞いた記憶がありまして、この機会に調べてみました。エルナ・ベルガーは1900年生まれ。え? この舞台が1954年だから、このとき54歳!? うーむ。それはやっぱりちょっと…。


コヴェント・ガーデン王立歌劇場(2008年)「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★★
e0073856_23155925.jpgドン・ジョヴァンニ:サイモン・キーンリーサイド
レポレッロ:カイル・ケテルセン
騎手長:エリック・ハーフヴァーソン
ドンナ・アンナ:マリーナ・ポフラフスカヤ
ドンナ・エルヴィーラ:ジョイス・ディドナート
ドン・オッターヴィオ:ラモン・ヴァルガス
チェルリーナ:ミア・パーション
マゼット:ロバート・グリアドウ
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
収録:2008年9月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場

e0073856_23212362.jpgアン・デア・ウィーン劇場「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★★★
ドン・ジョヴァンニ:カルロス・アルバレス
騎士長:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ
ドンナ・アンナ: アドリアンヌ・ピエチョンカ
ドン・オッターヴィオ:ミヒャエル・シャーデ
ツェルリーナ:アンゲリカ・キルヒシュラーガー
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
リッカルド・ムーティ(指揮)
収録:1999年6月、アン・デア・ウィーン劇場

私はセット販売されているものを買いましたが、単品だと、このジャケットのものなんですね。この盤、だいぶ前から見かけていたものの、ジャケ写を見て、「このドン・ジョヴァンニはあまりカッコよくないなあ…」と思って、買わずにおりました。が、実際に見てみると、すごくよかったです! 評価は迷わず★★★

アルバレスの演じるドン・ジョヴァンニは、レイミー同様、くどくて、口八丁手八丁で女性を口説くタイプなのがありあり。オペラの場合、見かけのよしあしよりも、そういうドン・ジョヴァンニのほうが説得力を感じます。衣装も豪華でよかった~。ドン・ジョヴァンニもそうですが、ドンナ・エルヴィーラも衣装をとっかえひっかえして登場。街の中なのに、どこの舞踏会だというようなドレスを着て現れたりとか。

配役も充実していました。HMVのサイトの配役表には載っていないけど、レポレロはイルデブランド・ダルカンジェロ。1999年の舞台だから、このときまだ30歳ということですよね? ツェルリーナ役のアンゲリカ・キルヒシュラーガーもまだ30代前半だし、アルバレス自体も30代だし、比較的若い顔ぶれでこれだけの舞台をつくりあげるとは。さすが。


アムステルダム音楽劇場「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★
e0073856_23252088.jpgドン・ジョヴァンニ:ピエトロ・スパニョーリ
騎士長:マリオ・ルペーリ
ドンナ・アンナ:ミルト・パパタナシウ
ドン・オッターヴィオ:マルセル・ライヤンス
ドンナ・エルヴィーラ:シャルロッテ・マルヒオーノ
レポレッロ:ジョセ・ファルディーリャ
マゼット:ロベルト・アックルソ
ゼルリーナ:コーラ・ブルッフラーフ
ネーデルラント・オペラ合唱団
ネーデルラント室内管弦楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮)
収録:2007年、アムステルダム音楽劇場

演出が現代的かつ、ちょっと奇をてらった感じで、1枚ぐらいはこういうのも持っていていいと思いますが、評価は
としました。

e0073856_23301157.jpgミラノ・スカラ座(1987年)「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★★
ドン・ジョヴァンニ:トーマス・アレン
ドンナ・アンナ:エディタ・グルベローヴァ
ドンナ・エルヴィーラ:アン・マレイ
レポレッロ:クラウディオ・デズデーリ
ドン・オッターヴィオ:フランシスコ・アライサ
ツェルリーナ:シュザンヌ・メンツァー
ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
収録:1987年、ミラノ・スカラ座

スカラ座だし、なかなかの豪華キャストなのですが、どういうわけか、今ひとつ印象が薄いです。あまり繰り返して見ようという気にならず、実際、1回通して見た後は、たまに、部分的に見る程度という。

思うに、ドン・ジョヴァンニとレポレロのコンビよりも、ドンナ・アンナとドン・オッタービオのほうが目を引くのかもしれないです。少なくとも私は、トーマス・アレンのドン・ジョヴァンニよりも(この盤では顔がはっきりしないのです)、アライサのドン・オッタービオのほうがいいな、と思ってしまう。それって、「ドン・ジョヴァンニ」的にはやっぱりマズいでしょう。


e0073856_2341870.pngマドリード王立劇場「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★
ドン・ジョヴァンニ:カルロス・アルバレス
レポレッロ:ロレンツォ・レガッツォ
ドンナ・アンナ:マリア・バーヨ
ドン・オッターヴィオ:ホセ・ブロス
ドンナ・エルヴィーラ:ソニア・ガナッシ
マドリード合唱団
マドリード管弦楽団
指揮:ビクトル・パブロ・ペレス
収録:2005年10月、マドリード王立劇場

これもドン・ジョヴァンニがアルバレスなんですが、アルバレス以外のキャストがイマイチかなという印象で、厳しめですが、評価はとしました。

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(録画のみ)

チューリッヒ歌劇場「ドン・ジョヴァンニ」
評価:
e0073856_23334595.jpgドン・ジョヴァンニ:サイモン・キーンリーサイド
レポレロ:アントン・シャリンガー
騎士長:アルフレート・ムフ
ドンナ・エルヴィラ:マリン・ハルテリウス
ドンナ・アンナ:エヴァ・メイ(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ:ピョートル・ベチャーラ
ツェルリーナ:マルティナ・ヤンコヴァ
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
収録:チューリヒ歌劇場


e0073856_2337113.jpgザルツブルク音楽祭(2006年)「ドン・ジョヴァンニ」
評価:★★
ドン・ジョヴァンニ:トーマス・ハンプソン
レポレロ:イルデブラント・ダルカンジェロ
ドンナ・アンナ:クリスティーネ・シェーファー
ドンナ・エルヴィラ:メラニー・ディーナー
ツェルリーナ:イザベラ・バイラクダリオン
騎士長:ロバート・ロイド
ドン・オッターヴィオ:ピオトル・ベツァラ
マゼット:ルカ・ピサローニ、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ダニエル・ハーディング
収録:2006年7,8月、ザルツブルク祝祭大劇場
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by noma-igarashi | 2017-07-29 23:53 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

手持ちの「椿姫」DVD&Blu-rayリスト

手持ちの「椿姫」DVD&Blu-rayリスト、今度は「椿姫」をまとめてみることにしました。感想と評価は少しずつ埋めていきたいと思います。

「椿姫」という演目は、主要人物3人(ヴィオレッタ、アルフレード、ジェルモン)の実力がそろっていれば、それだけで充実した舞台になるもの。なので、そういう盤は基本的に★★★の評価としました。
★★の評価は、例えばアルフレードだけが若手のテノールで、ちょっとどうかなと思ったり、3人の実力はそろっているんだけど、演出が好みではないというような盤。
の評価は、「こういうのも持っていると面白いよ」という感じの盤。

ただ、あまり見ていなくて、評価できない盤も(汗)。なにとぞご容赦くださいませ。

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ゼッフィレッリ監督、映画版「椿姫」 評価:★★★

収録:1982年
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ヴィオレッタ:テレサ・ストラータス
アルフレード:プラシド・ドミンゴ
ジェルモン:コーネル・マクニール
フローラ:アクセル・ガル



この「椿姫」は、私が熱心にオペラを見るようになる前から相方が持っていた1枚。なので、いちばん回数を見ているし、内容も充実していて、「椿姫」といえばコレ! と真っ先に挙げたいディスクです。

テレサ・ストラータス演じるヴィオレッタは、他のヴィオレッタに比べると可憐ではかなげで、アルフレードはそういうところに惹かれたんだろうなあと思ってしまいます。そのアルフレードを演じるのはドミンゴで、世間知らずの若者というふうではないけれど、さすがの演技力でこの役柄に説得力を感じさせてくれます。

惜しむらくは、実際の舞台を収録したものではなく、映画だということ。ただ、映画だからこそ豪華なセットが実現した面もありそうなので、どちらがよかったかは難しいところ。何にしても、ぜひともお奨めしたい1枚です。

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e0073856_1855854.pngパルマ王立歌劇場「椿姫」 評価:
収録:2001年、パルマ王立歌劇場
指揮:カルロ・リッツィ
演奏:ヴェルディ没後100周年記念管弦楽団
ヴィオレッタ:ダリーナ・タコーヴァ
アルフレード:ジュゼッペ・サッバティーニ
ジェルモン:ヴィットーリオ・ヴィテッリ


グラインドボーン音楽祭「椿姫」 評価:
収録:1988年、グラインドボーン音楽祭
指揮:ベルナルト・ハイティンク
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィオレッタ:マリー・マクローリン
アルフレード:ワルター・マクニール
ジェルモン:ブレント・エリス


世界文化社「オペラ名作鑑賞」シリーズの中の1巻で、パルマ王立歌劇場とグラインドボーン音楽祭の「椿姫」の2枚セット。どちらのDVDも、見たことは間違いないのですが、記憶がおぼろ。そんなわけで、評価はパスしてしまいます。

この「オペラ名作鑑賞」シリーズや、同じぐらいの時期に刊行されていた小学館「魅惑のオペラ」シリーズは、普通のDVDのようなケース入りではないため(本の中にDVDが埋め込まれている)、ちょっと取り出しにくく、どうしても見る回数が少なくなりがちなのでした。

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e0073856_1902944.pngフェニーチェ歌劇場「椿姫」 評価:★★

収録:1992年 ヴェネツィア、フェニーチェ大劇場
指揮:カルロ・リッツイ
演奏:ラ・フェニーチェ座管弦楽団
ヴィオレッタ:エディタ・グルベローヴァ
アルフレード:ニール・シコフ
ジェルモン: ジョルジョ・ザンカナーロ


小学館「魅惑のオペラ」シリーズの1冊。前述のように、このシリーズは本の中にDVDが埋め込まれている体裁で、見るのがちょっと面倒なのだけど、そうはいっても、この「椿姫」はタイトルロールがグルベローヴァなので、何度も見たほうです。

ただ、グルベローヴァはあまりヴィオレッタという雰囲気ではないんですよね。ニール・シコフ演じるアルフレードも、私のイメージするアルフレードとはちょっと違う。そんなわけで、聴覚的には充実しているものの、視覚的には物足りなさが残るため、評価は★★としました。

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e0073856_1933313.jpgロイヤル・オペラハウス「椿姫」 評価:★★★

収録:1994年 ロイヤル・オペラハウス
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギュー
アルフレード:フランク・ロパード
ジェルモン:レオ・ヌッチ
フローラ:リー=マリアン・ジョーンズ


ゲオルギューのヴィオレッタ、ヌッチのジェルモンに比べると、アルフレード役のフランク・ロバートがちょっと弱い気もしますが、★★★の評価としました。演出が豪華だし、ヌッチ演じるジェルモンの嫌な親父っぷりが最強で(←100%誉めてます!)、やっぱりこの「椿姫」はおススメしたい1枚です。

この演出の「椿姫」は、実は生で見たことがあります。忘れもしない(といいつつ、何年だったか調べてしまった…)2010年のロイヤルオペラの来日公演のこと。このDVDと同じく、ゲオルギューがヴィオレッタ役の予定だったところ、急に降板し、ネトレプコが代役を務めるという展開に。ゲオルギューとはまた違った味わいの「椿姫」が楽しめました(そのときの様子はコチラでどうぞ)。

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by noma-igarashi | 2016-05-29 16:47 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(2)

手持ちの「フィガロの結婚」DVD&Blu-rayリスト

手持ちのDVD&Blu-ray(さらには録画も)リスト、今度は「フィガロの結婚」をまとめてみました。もっと持っているかと思いましたが、そうでもなかったです。DVD&Blu-rayが8枚、録画が3枚、合計11枚でした。

「魔笛」に比べると、演出の仕方にも限度があるので、区別がつきにくく感じるところも。自分の中で、この「フィガロ」とあの「フィガロ」がごっちゃになっていそうな不安があり、感想は記憶を頼りながらメモ程度にとどめました。
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e0073856_20163648.pngザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚」
評価:★★

収録:1966年、ザルツブルク音楽祭
指揮:カール・ベーム
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィガロ:ヴァルター・ベリー
スザンナ:レリ・グリスト
アルマヴィーヴァ伯爵:イングヴァール・ヴィクセル
伯爵夫人:クレア・ワトスン
ケルビーノ:エディット・マティス



ベーム指揮、ウィーンフィル演奏、ザルツブルク音楽祭の「フォガロの結婚」。いちばん正統派なんじゃないかと思って購入しました。ただ、これを買った数年後に、同じくベーム指揮、ウィーン国立歌劇場の日本公演のDVDが発売されたので、そればかり見るようになってしまいました。

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e0073856_1924970.pngハンブルク・オペラ「フィガロの結婚(ドイツ語版)」
評価:★

収録:1969年
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
演奏:ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 
フィガロ:ハインツ・ブランケンブルク
スザンナ:エディット・マティス
アルマヴィーヴァ伯爵:トム・クラウゼ
伯爵夫人:アーリーン・ソーンダーズ
ケルビーノ:エリーザベト・シュタイナー


ドイツのテレビで放送されたもので、ドイツ語版です。上のザルツブルク音楽祭でケルビーノを演じているエディット・マティスが、この盤ではスザンナを演じています。

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グラインドボーン音楽祭「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:1973年、グラインドボーン音楽祭
指揮:ジョン・プリッチャード
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フィガロ:クヌト・スクラム
スザンナ:イレアナ・コトルバシュ
アルマヴィーヴァ伯爵:ベンジャミン・ラクソン
伯爵夫人:キリ・テ・カナワ
ケルビーノ:フレデリカ・フォン・シュターデ


デアゴスティーニの名作オペラシリーズの1枚として購入したので、そのジャケット写真を貼付しましたが、普通のDVDとしても売られています。コトルバシュのスザンナも、キリ・テ・カナワの伯爵夫人も魅力的だし、男性陣の配役もそれらしくてよかったですが、ケルビーノが女性的すぎるのが残念でした。

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e0073856_1912314.jpgウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」 評価:★★★

収録:1980年、東京文化会館
指揮:カール・ベーム
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
フィガロ:ヘルマン・プライ
スザンナ:ルチア・ポップ
アルマヴィーヴァ伯爵:ベルント・ヴァイクル
伯爵夫人:グンドラ・ヤノヴィッツ
ケルビーノ:アグネス・バルツァ


これぞ、「フィガロの結婚」というべき1枚。信じられないほど豪華な配役で、しかも適役ばかり。これを生で見た人たちがいるとはウラヤマシイ。どうして四半世紀も経ってからDVD化したのかわかりませんが、ある程度の年齢になってからオペラ好きになった私としては本当にありがたいです。「フィガロ」はこの1枚があれば十分かも。

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e0073856_22184926.jpgグラインドボーン音楽祭「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:1994年、グラインドボーン音楽祭
指揮:ベルナルト・ハイティンク
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フィガロ:ジェラルド・フィンリー
スザンナ:アリソン・ハグリー
アルマヴィーヴァ伯爵:アンドレアス・シュミット
伯爵夫人:ルネ・フレミング
ケルビーノ:マリー=アンジェ・トドロヴィチ


小学館「魅惑のオペラ」シリーズの1冊として購入しましたが、普通のDVDとしても売られています。伯爵夫人はルネ・フレミング。

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e0073856_19182384.jpgベルリン国立歌劇場「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:1999年、ベルリン国立歌劇場
指揮:ダニエル・バレンボイム
演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団
フィガロ:ルネ・パーペ
スザンナ:ドロテア・レシュマン
アルマヴィーヴァ伯爵:ローマン・トレケル
伯爵夫人:エミリー・マギー
ケルビーノ:パトリシア・リスレイ
ドン・バジリオ:ペーター・シュライアー


ルネ・パーペがフィガロを演じています。そのパーペの衣装も不思議な感じですが(↓)、伯爵がなんだかイッちゃってる風貌で、ちょっとコワイです。ただ、それよりも何よりも、この盤の特筆すべき点は、ドン・バジリオをペーター・シュライアーが演じていること。あのシュライアー(2つ下の記事 ↓ にまとめたベルリンとザルツブルクの「魔笛」で王子タミーノを演じています)が、こんな役を。第4幕のアリアはさすがに聴きごたえがありました。
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e0073856_1921242.jpgロイヤル・オペラハウス「フィガロの結婚」
 評価:

収録:2006年、ロイヤル・オペラハウス
指揮:アントニオ・パッパーノ
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
フィガロ:アーウィン・シュロット
スザンナ:ミア・パーション
アルマヴィーヴァ伯爵:ジェラルド・フィンリー
アルマヴィーヴァ伯爵夫人:ドロテア・レッシュマン
ケルビーノ:リナート・シャハム


「魔笛」のところでも書いた「魔笛」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」の3枚セットの中の1枚でした。しばらく前に買ったばかりで、まだ1回しか見ていないので、くわしい感想はパス。悪くない1枚だったと思います。

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e0073856_20122246.jpgパリ・オペラ座「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:2006年、パリ・オペラ座
指揮:シルヴァン・カンブルラン
演奏:パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
フィガロ:ロレンツォ・レガッツォ
スザンナ:ハイディ・グラント・マーフィー
アルマヴィーヴァ伯爵:ペーター・マッテイ
伯爵夫人:クリスティアーネ・エルツェ
ケルビーノ:クリスティーネ・シェーファー



これも「魔笛」のところで書きましたが、GW直前に買ったばかりの「モーツァルト・オペラ・ボックス~7つのオペラ全曲」の中の1枚。この盤は、ペーター・マッテイの伯爵がよかったです。

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(以下、録画のみ)

e0073856_20135248.jpgザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:2006年、ザルツブルク音楽祭
指揮:ニコラウス・アーノンクール
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィガロ:イルデブラント・ダルカンジェロ
スザンナ:アンナ・ネトレプコ
アルマヴィーヴァ伯爵:ボー・スコウフス
伯爵夫人:ドロテア・レッシュマン
ケルビーノ:クリスティーネ・シェーファー


この「フィガロ」は、何かとセットになっていれば買うこともあるかもしれないけれど、単体なら録画だけで十分かな。

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サントリーホール「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:2008年、サントリーホール
指揮:ニコラ・ルイゾッティ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
フィガロ:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ
スザンナ:ダニエレ・デ・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵:マルクス・ヴェルバ
伯爵夫人:セレーナ・ファルノッキア
ケルビーノ:ダニエラ・ピーニ


マルちゃん(マルクス・ヴェルバ)が伯爵役で出演しています。

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e0073856_2313877.pngエクサンプロヴァンス音楽祭「フィガロの結婚」 評価:★★

収録:2012年、エクサンプロヴァンス音楽祭
指揮:ジェレミー・ロレール
演奏:ル・セルクル・ドゥ・ラルモニ
フィガロ:カイル・ケテルセン
スザンナ:パトリシア・プティボン
アルマヴィーヴァ伯爵:パウロ・ショット
伯爵夫人:マリン・ビストレム
ケルビーノ:ケイト・リンジー


現代的な演出がかわいらしい「フォガロ」でした。ディスクは発売されていないようです。
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by noma-igarashi | 2016-05-13 23:04 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

手持ちの「魔笛」DVD&Blu-rayリスト(後半)

手持ちの「魔笛」DVD&Blu-rayリスト、長くなってきたので前半と後半に分けることにしました。
後半は、今世紀になってからの上演分。感想が空欄になっている部分は、順次、埋めていきます。

e0073856_1128583.jpgパリ王立歌劇場「魔笛」 評価:★
収録:2001年
指揮:イヴァン・フィッシャー
演奏:パリ国立歌劇場管弦楽団
タミーノ:ピョートル・ベッチャーラ
パパゲーノ:デトレフ・ロート
パミーナ:ドロテア・レシュマン
夜の女王:デジレ・ランカトーレ
ザラストロ:マッティ・サルミネン


このジャケット写真は、現在普通に買えるDVDのものですが、私が実際に購入したのは、世界文化社「珠玉の名作オペラ」の第1弾として発売されたもの(コチラ)。パリ・オペラ座の舞台で、配役も悪くないし、演出もなじみやすいし、もっと高評価にしてもいいようなものですが、ちょっと辛めの評価にしてしまいました。

なんていうのかな、及第点の舞台ではあるのだけど、今ひとつ特徴がなくて、「この魔笛はここが楽しみ!」という箇所を思いつかないんですよね。タミーノ役のベチャワ(ベッチャーラ)があまり王子らしくなく、視覚的に萌えないというのもあるし(汗)。同じベチャワのタミーノでも、1つ上のチューリッヒ歌劇場の「魔笛」のような演出なら、王子らしくなくてもOKなんだけど。

なので、まだ1枚も「魔笛」を持っていない人がこのDVDを買うのはありだと思うけれど、ほかの盤をすでに持っている場合(特に、それがオーソドックスな演出の「魔笛」の場合)は、別にこの盤まで買わなくてもいいんじゃないか、という気がして、1つの評価としてしまいました。

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e0073856_11232965.jpgロイヤルオペラハウス「魔笛」 評価:★★★
収録:2003年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場
指揮:コリン・デイヴィス指揮
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
タミーノ:ヴィル・ハルトマン
パパゲーノ:サイモン・キーンリーサイド
パミーナ:ドロテア・レシュマン
夜の女王:ディアナ・ダムラウ
ザラストロ:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ


実際に購入したのは、「魔笛」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」の3枚セット(コチラ)。これ、絶対にお得ですよ~。おかげで、いずれ買いたいなと思いつつ、なかなか手を出せずにいたこの「魔笛」をやっと自分のものにできました。

充実した配役で、聴きごたえのある「魔笛」です。いちばんの魅力は、ダムラウが演じる夜の女王。ジャケット写真がそれなのですが、何ともエキセントリックで、行っちゃってる感じの女王を熱演しています。ダムラウは、1つ下のザルツブルク音楽祭の「魔笛」でも夜の女王を演じているので、見比べてみると、こちらの盤の迫力が実感できること請け合い。女王との対比で、パミーナ役のレシュマンも、母親に振り回される娘の苦悩を好演しています。

男性陣もそれぞれよかったですが、女性陣に食われてしまっている面はあったかな。パパゲーノ役のキーンリーサイドは、あまりこの役に向いていないのではないかと思っていましたが、パパゲーノらしい情けない感じも出ていて、意外と悪くなかったです。
何にしても、「魔笛」の魅力を十分に味わえる1枚。評価は★★★としました。

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e0073856_113074.jpgザルツブルク音楽祭「魔笛」 評価:★★
収録:2006年、ザルツブルク音楽祭
指揮:リッカルド・ムーティ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:ポール・グローヴズ
パパゲーノ:クリスティアン・ゲルハーヘル
パミーナ:ゲニア・キューマイアー
夜の女王:ディアナ・ダムラウ
ザラストロ:ルネ・パーペ


e0073856_020037.jpg
私が見に行った翌年のザルツブルク音楽祭、モーツァルトイヤー(生誕250年)の「魔笛」。見に行った舞台がこれじゃなくてよかった。演出が日本人の方なので、歌舞伎ふうの衣装で踊る人が出てきたりして、その部分はまあいいんだけど、この写真(↑)のような舞台セットがどうも私は今ひとつ。

e0073856_0202893.jpg特に色彩が生理的にダメで、見ていてイライラしてしまって。夜の女王(←)もまるで野菜のよう。配役を考えるともったいない話ですが、あまり繰り返して見る気がしないです。

ただ、気にならない人は気にならないかもしれないし、歌手と演奏のことを考えて、評価は★★としてみました。

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e0073856_1132194.jpgメトロポリタン歌劇場「魔笛」英語短縮版 評価:★
収録:2006年、メトロポリタン歌劇場
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
タミーノ:マシュー・ポレンザーニ
パパゲーノ:ネイサン・ガン
パミーナ:イン・フアン
夜の女王:エリカ・ミクローサ
ザラストロ:ルネ・パーペ



英語で、しかも短縮版。タイトルからリンクしたHMVのサイトによると、「英語で歌われ、しかも作品の聴き所を2時間弱にまとめたコンパクトな上演は、ミュージカル『ライオンキング』で知られるジュリー・テイモアの楽しい演出によって、一躍メトの人気演目となりました」だそうな。普段あまりオペラを見ない人とか、子ども向けなんでしょうか。

e0073856_9355813.pngこれでもかというほどカラフルで、賑やかで、ザラストロ役のパペなどは素の顔がわからないぐらいの扮装。デーモン小暮閣下のようでした(という記憶があったのですが、改めて確認したら、顔はまあわかりますね。(←)





e0073856_9361888.jpg素の顔がわからないのは、むしろ夜の女王のほうだったかもしれないです。(→) 1つ上のザルツブルク音楽祭2006の「魔笛」じゃないけど、これも歌舞伎ふう?

こういうのもたまにはいいかもしれないけれど、私としては、1回見れば十分かな。録画しか持っていないですが、ディスクまではなくてもいいかなと思います。



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e0073856_168213.jpgミラノ・スカラ座「魔笛」 評価:★★
収録:2011年、ミラノ・スカラ座
指揮:ローラント・ベーア
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
タミーノ:サイミール・ピルグ
パパゲーノ:アレックス・エスポージト
パミーナ:ゲニア・キューマイヤー
夜の女王:アルビナ・シャギムラトヴァ
ザラストロ:ギュンター・グロイスベック



この「魔笛」は、GW前に買ったばかりの「モーツァルト・オペラ・ボックス~7つのオペラ全曲」に入っていました(コチラ)。上から2つ目に書いたモーツァルト3枚組もお得感がありましたが、このセットもなかなかのもの。といいますか、単純に値段だけ比べると、こっちのほうが上手です。6枚(6作品)で、会員価格だと6070円だから、1枚当たり約1000円! 

買ったばかりにつき、「魔笛」はまだ1回見ただけで、しかもワインで酔っ払って途中からうとうとしてしまったため、くわしい感想は改めて書きたいと思います。上2つのド派手でカラフルな「魔笛」に比べると、正統派の演出に思えました。

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e0073856_11344325.jpgザルツブルク音楽祭「魔笛」 評価:★★
収録:2012年、ザルツブルク音楽祭
指揮:ニコラウス・アーノンクール
タミーノ:ベルンハルト・リヒター
パパゲーノ:マルクス・ヴェルバ
パミーナ:ユリア・クライター
夜の女王:マンディ・フレドリヒ
ザラストロ:ゲオルク・ツェッペンフェルト


これもわりと最近買った「魔笛」で、そんなに回数を見ていないので、くわしい感想はまたの機会に。マルちゃん(マルクス・ウェルバ)がパパゲーノ役で出演しています。

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e0073856_11392841.jpgバーデン・バーデン復活祭音楽祭「魔笛」 評価:★★
収録:2013年、バーデン・バーデン復活祭音楽祭
指揮:サイモン・ラトル指揮
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:パヴォル・ブレスリク
パパゲーノ:ミヒャエル・ナジ
パミーナ:ケイト・ロイヤル
夜の女王:アナ・ドゥルロフスキ
ザラストロ:ディミトリー・イヴァシュチェンコ


これはプレミアムシアターで放送されたものを録画しました。多分、レコーダーの空き容量を早急に増やさなくてはいけなくて、慌ててダビングし、すぐに見るつもりがいつの間にか放置状態になり、この記事を書くきっかけになった「魔笛」を見たときに、こんなところにも「魔笛」があったじゃないかと気がつきまして(汗)、まだ出だししか見ておりません。すみません、この「魔笛」の感想もまたの機会に。
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by noma-igarashi | 2016-05-10 22:40 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

手持ちの「魔笛」DVD&Blu-rayリスト(前半)

昨夜、twitterでもツイートしたのですが、買ったばかりの「魔笛」を見ながら、手持ちの「魔笛」を数えてみたところ、DVDやブルーレイで13枚、テレビからの録画が4枚、合計17枚のディスクがありました。以前、このブログで手持ちの「魔笛」リストをつくったときは、確か6、7枚だったような記憶が…。

いったいいつの間にそんなに増えてしまったのかと、そのときの記事を調べてみたところ(コチラ)、なんと、2006年5月の日付。今から10年前も前じゃないですか! 数年前だと思っていたのに、そんなに経っていたとは。それなら増えているのもさほど不思議ではないです。

そこで、この機会に、改めて現段階の「魔笛」のリストをつくってみました。10年前は5段階で評価していましたが、今回は3段階に変更。10年前から持っているものも、改めて再評価しました。★★★が最高の評価ということになりますが、「魔笛のDVDを買おうと思うんだけど、どれがおすすめ?」と聞かれたときに、
★★★=真っ先にすすめたいもの
★★★★★の盤をすでに持っている場合に、2枚目としてすすめたいもの
=同じく、3枚目としてすすめたいもの

というふうにご理解ください。

※収録年の古いもの順に並べました
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e0073856_10331441.jpgシュタイン指揮、TV映像版「魔笛」 評価:★★
収録:1971年
指揮:ホルスト・シュタイン
演奏:ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:ニコライ・ゲッダ
パパゲーノ:ウィリアム・ワークマン
パミーナ:エディット・マティス
夜の女王:クリスティーナ・ドイテコム
ザラストロ:ハンス・ゾーティン
弁者:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ


感想はコチラでどうぞ。このときは評価を「最高!」としていましたが、今回は「★★」としました。テレビ映像版ゆえに、舞台を収録したものに比べると臨場感に欠け、そこがちょっとどうかなと思えてきたので。ただ、豪華キャストによる充実した盤なのは間違いないです。
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映画版「魔笛」 評価:★
e0073856_10343357.jpg収録:1974年
監督:イングマル・ベルイマン
指揮:エリック・エリクソン
演奏:スウェーデン放送交響楽団
タミーノ:ヨーゼフ・ケストリンガー
パパゲーノ:ホーカン・ハーゲゴート
パミーナ:イルマ・ウッリラ
夜の女王:ビルギット・ノールディン
ザラストロ:ウールリグ・コール


イングマル・ベルイマン監督による映画版の「魔笛」。タイトルからリンクしたAmazonのページで、カスタマーレビューの上から2つ目に、こんな感想が掲載されています。「魔笛を素晴らしく再現したこの作品!なのに信じられない!音が半音低く収録されてしまっている。従ってテンポも演技も遅くなり画面は暗め。ベルイマンの意図は半減している。違いが分かるのは同じものをLDで持っていたから」 これとまったく同じ感想が、かつてはHMVのサイトにも掲載されており、HMVでオペラのDVDを買うことが多い私は、この盤を買うのを見合わせていました。

ところが、しばらくして、HMVのサイトに次のような説明書きが追加されたではありませんか。「なお、かつてのLDは収録時間の問題からかカットが施されており、さらにテレシネ(フィルム→ビデオ変換)にも問題があったせいでピッチが高くなっていました。今回はノーカットで収録され、テレシネもきちんとおこなわれて正常なピッチとなり、コントラストもオリジナルに忠実に再現されています」(今でもコチラで読めます) なんと! 問題があったのはLDのほうで、DVDは問題ないんですね。

これを知って、即座に購入。映画だけあって、見て楽しい「魔笛」でした。子どもと一緒に、「魔笛」ならではの不思議な世界を覗き見ているような感覚が味わえます。
ただ、やはりちょっと特殊な盤だとは思うので、評価はとしました。
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e0073856_10355519.jpgライプツィヒ歌劇場「魔笛」 評価:★
収録:1976年、ライプツィヒ歌劇場
指揮:ゲルト・バーナー
演奏:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
タミーノ:ホルスト・ゲプハルト
パパゲーノ:ディーター・ショルツ
パミーナ:マクダレーナ・ファレヴィチ
夜の女王:インゲ:ウイーベル
ザラストロ:ヘルマン・クリスティアン・ボルスター


感想はコチラでどうぞ。
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e0073856_10365042.jpgグラインドボーン音楽祭「魔笛」 評価:★
収録:1978年、グラインドボーン音楽祭
指揮:ベルナルト・ハイティンク
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:レオ・ゲーク
パミーナ:フェリシティ・ロット
パパゲーノ:ベンジャミン・ラクソン
夜の女王:マイ・サンド
ザラストロ:トーマス・トマシュケ


感想はコチラでどうぞ。
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e0073856_10373561.jpgベルリン国立歌劇場 日本公演「魔笛」 評価:★★
収録:1980年、東京文化会館
指揮:オトマール・スイトナー
演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団
タミーノ:ペーター・シュライヤー
パパゲーノ:ユルゲン・フライア
パミーナ:マグダレーナ・ファレヴィッチ
夜の女王:イザベラ・ナーヴェ
ザラストロ:ジークフリート・フォーゲル


1980年の日本公演を収録した盤ですが、発売されたのは数年前。この盤が出る2、3年前、同じくNHKが「フィガロの結婚」の手持ちの映像を商品化し、それが豪華キャストによる素晴らしい内容だったので、この「魔笛」も迷わず購入しました。ただ、スター歌手が大集合していた「フィガロ」に比べると、こちらは東ドイツ時代のベルリン国立歌劇場の公演とあって、全体的にややおとなしめでした。
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e0073856_10592983.jpgザルツブルグ音楽祭「魔笛」 評価:★★★
収録:1982年、ザルツブルク音楽祭フェルゼンライトシューレ
指揮:ジェームズ・レヴァイン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:ペーター・シュライヤー
パパゲーノ:クリスティアン・ベッシュ
パミーナ:イレアナ・コトルバス
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
ザラストロ:マルッティ・タルヴェラ


感想はコチラでどうぞ。
強いていえば、ディスクが2枚に分かれているのが欠点。特に、夜の女王のアリアだけ聴きたいなというような場合、1幕のアリアは1枚目に、2幕のアリアは2枚目に入っているので、いちいちディスクを入れ替えなければいけないのが面倒です。
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e0073856_1110067.jpgバイエルン歌劇場「魔笛」 評価:★★★
収録:1983年、バイエルン国立歌劇場
指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
演奏:バイエルン国立歌劇場管弦楽団
タミーノ:フランシスコ・アライサ
パパゲーノ:ヴォルフガング・ブレンデル
パミーナ:ルチア・ポップ
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
ザラストロ:クルト・モル


感想はコチラでどうぞ。「魔笛」のおすすめをどれか1枚と言われたら、やはりいまだにこれを挙げるだろうなあ。
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e0073856_11114848.jpgメトロポリタン歌劇場「魔笛」 評価:★★
収録:1991年11月、メトロポリタン歌劇場
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
タミーノ:フランシスコ・アライサ
パパゲーノ:マンフレート・ヘム
パミーナ:キャスリーン・バトル
夜の女王:ルチアーナ・セッラ
ザラストロ:クルト・モル


感想はコチラでどうぞ。
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e0073856_11164459.jpgザルツブルク音楽祭「魔笛」 評価:★★

収録:1991年、ザルツブルク音楽祭
指揮:ゲオルク・ショルティ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
タミーノ:デオン・ファン・デア・ヴァルト
パパゲーノ:アントン・シャリンガー
パミーナ:ルート・ツィーザク
夜の女王:ルチアーナ・セッラ
ザラストロ:ルネ・パーペ


1991年の舞台ですが、発売されたのは数年前。ザルツブルク音楽祭もこのころはまだ、正統的な演出の舞台を上演していたんですね。この盤の魅力は、ショルティの指揮、そして、歌手陣ではなんといってもルネ・パーペのザラストロでしょう。このとき、パーペはまだ26歳。新書館『オペラ名歌手201』のルネ・パーペの項で、東条碩夫さんがこう書いておられます。「九一年ザルツブルク音楽祭の『魔笛』において、東洋的な扮装と底力のある朗々たる美声のザラストロ役で一躍脚光を浴びた時は、まだ二十七歳の誕生日前だった

この記述を読んだのが10年ぐらい前で、当時、この盤はまだ発売されていなかったから、まさか見られるとは思っていませんでした(四半世紀も経ってから発売されるとは思っていなかった。NHKの招聘オペラならともかく)。この「魔笛」、実はテレビの録画だけで、まだDVDを持っておりません。この「魔笛」なら、買ってもいいな(でも、もう少し安くなってほしい)。

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e0073856_11191260.jpgチューリッヒ歌劇場「魔笛」 評価:★
収録:2000年、チューリヒ歌劇場
指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
演奏:チューリヒ歌劇場管弦楽団
タミーノ:ピョートル・ベッチャーラ
パパゲーノ:アントン・シャリンガー
パミーナ:マリン・ハルテリウス
夜の女王:エレーナ・モシュク
ザラストロ:マッティ・サルミネン


感想はコチラでどうぞ。
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by noma-igarashi | 2016-05-08 17:53 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

ヴェローナ音楽祭「カルメン」2003年

ヴェローナ音楽祭「カルメン」2003年 ★★★☆☆

指揮:アラン・ロンバール
演奏:アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団
演出:フランコ・ゼッフィレッリ

カルメン:マリーナ・ドマシェンコ
ドン・ホセ:マルコ・ベルティ
エスカミーリョ:ライモンド・アチェト
ミカエラ:マーヤ・ダシュク


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by noma-igarashi | 2014-09-07 00:05 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

ベルリン国立歌劇場「魔笛」1980年日本公演

ベルリン国立歌劇場「魔笛」1980年日本公演 評価:★★★☆☆

1980312日 東京文化会館

指揮:オトマール・スイトナー

演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)

演出:エアハルト・フィッシャー

ザラストロ:ジークフリート・フォーゲル

タミーノ:ペーター・シュライアー

パミーナ:マグダレーナ・ファレヴィッチ

パパゲーノ:ユルゲン・フライア

パパゲーナ:レナーテ・ホフ

夜の女王:イザベラ・ナーヴェ
e0073856_23560105.jpg



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by noma-igarashi | 2014-08-15 23:59 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)

エクサンプロヴァンス音楽祭「椿姫」

エクサンプロヴァンス音楽祭「椿姫」 評価:★★★☆☆

2003
年 エクサンプロヴァンス音楽祭

指揮:佐渡裕

演奏:パリ管弦楽団

演出:ペーター・ムスバッハ

ヴィオレッタ・ヴァレリー:ミレイユ・ドランシュ

アルフレード・ジェルモン:マシュー・ポレンザーニ

ジョルジョ・ジェルモン:ジェリコ・ルチッチ

フローラ・ベルヴォア:ダミアーノ・ピンチイ

ガストーネ子爵:オリヴィエ・エルナンデス

ドルフォール男爵:エンリコ・マラッリ

ドビニー公爵:ヨゼフ・デーネ

グランヴィル医師:ジャンヌ・サンクヴィスト

アンニーナ:ジェヌヴェーヴ・ケマーレン

ジュゼッペ:ジェローム・アヴェナス
e0073856_10105381.jpg



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by noma-igarashi | 2014-08-14 10:14 | わが家のDVDリスト | Trackback | Comments(0)


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