111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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カテゴリ:映画・TV・本など( 136 )

5月中に読んだ本(あるいはメトロポリタンオペラについて)

5月は連休があったので、冊数は多めになりましたが、振り返ってみると、印象に残っている本はあまりないような・・・ そんなわけで、自己流の評価のみで、感想はパスしてしまいます(評価は★★★が最高)。

ただひとつ、小説の内容とは直接関係がないのだけど、「これはブログで話題にしたいな」と思ったのが、山崎ナオコーラ「可愛い世の中」の中に出てきた一節。図書館で借りた本につき、手元にないので記憶に頼って書くと、この小説の中で、主人公(若い女性)がオーチャードホールへオペラを見に行く場面がありました。なんでも、ニューヨークに遊学していたとき、何の知識もなくたまたま見たメトロポリタン歌劇場のオペラがすごく楽しかったので、帰国してからも、来日オペラの公演があると、たまに見に行っているのだとか。しかし、残念ながら、ニューヨークで見たときほど面白いと感じない、ということでした。

これを読んで、「そうなのよ、何の知識もなく見ても、オペラって面白いのよ。私もそれでハマったのよ!」と共感。一方で、「ニューヨークで見たときほど面白くないのは当然でしょ」とも思いました。彼女がニューヨークで見たメトロポリタン歌劇場のオペラは、世界の歌劇場の中でも一番といっていいぐらいの豪華さ。舞台セットも立派なら、歌手も有名どころが勢ぞろい。正統派の演出で、誰もが楽しめるようにできている。そういうオペラだと思います。

それに対して、オーチャードホールに来る外国のオペラは、それほど大きな歌劇場ではないはず。恐らく、東欧の歌劇場のことが多いのでは。それをメトの公演と比べたら、比較にならないというか。東欧のオペラハウスだって、もちろんきちんとした公演を見せてくれますが、最初にメトを見て、それを基準にされてしまうと、つらいところ。

一流のものに触れるのは大切なことだけど、常にそれと同レベルのものを求めるようになると、困ったことになってしまう一面もあるんだなあ…と思いました。

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by noma-igarashi | 2017-06-18 10:11 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

4月中に読んだ本

この世は二人組ではできあがらない

山崎 ナオコーラ / 新潮社

評価:★★★
この作者の本はしばらく前に初めて読んで、「もう何冊か読んでみようかな」と思い、読んでいるところです。これが3冊目かな。この作者の作品を読んでいると、人それぞれ、生きていくのはいろいろと大変だなあ…という気持ちになりますね。

岸辺の旅 (文春文庫)

湯本香樹実 / 文藝春秋

評価:★★★
素敵な作品でした。こういうの、ちょっと切なくなりますね。

文学的商品学

斎藤 美奈子 / 紀伊国屋書店

評価:★★ 
普通に面白く読みました。

聖なる怠け者の冒険

森見 登美彦 / 朝日新聞出版

評価:★★
うーん。どうだろう。それなりに面白く読みましたが、「結局、何?」という気も。構成に一本芯が通っていないんじゃないのかなあ。

沼地のある森を抜けて

梨木 香歩 / 新潮社

評価:前半★★★、後半★★ 
変な評価の仕方で(↑)ごめんなさい。途中まではすっごく面白かったのですが、途中からファンタジー色が濃くなり、今ひとつ、ついていけないというか、入り込めなくなってしまいました。

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

森見登美彦 / 幻冬舎

評価:★★★ 
タヌキが主人公の話。こういう小説もファンタジーという括りになるのかしらん。荒唐無稽だけど、2つ上の『聖なる怠け者の冒険』と違って、一本芯が通っていた(と感じられた)ので、すんなりその世界に入り込めました。
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by noma-igarashi | 2017-05-14 21:53 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

GW行ったことのない公園巡り③

清澄庭園
下車駅:東京メトロ半蔵門線「清澄白河」徒歩3分
敷地面積:37,434平方メートル(庭園のみ)


東京メトロ清澄庭園駅を降りてすぐのところにある、交通の便のいい公園。ここまで、殿ヶ谷戸庭園、肥後細川庭園と見てきましたが、この清澄庭園がいちばん広かったです。動植物も豊富で、楽しめました。池に、亀がたくさんいましたよ(写真6枚め)。1つの石の上に何匹もの亀が集まっている様子は、奈良公園の猿沢の池のようでした。

面白かったのは、写真3枚めのような、石を並べた道(橋?)が随所にあったところ。大きな石だから、落ちる心配はまずないのですが、それでもちょっとドキドキするし、向こうから人が渡ってきている場合、すれ違えないから待っていようと思ったり、あの大きめの石のところですれ違えばいいな、などと計算したり。ちょっとしたアスレチック公園気分?

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清澄庭園を出て、次なる猿江恩賜公園に向かおうとしたところ、すぐ近くに深川江戸資料館があると知り(駅にでかでかと案内が出ていました)、せっかくなので、寄ってみました。写真は割愛しますが、ここも面白かったです。清澄庭園+深川江戸資料館という組み合わせは、ちょっとしたお出かけにちょうどよさそうに思いました。
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猿江恩賜公園
最寄駅:東京メトロ半蔵門線「住吉」徒歩3分
敷地面積:145,088平方メートル


猿江恩賜公園までは電車で行く予定だったのですが(地下鉄で2駅ほど)、深川江戸資料館にあった地図を見ると、歩いて行けそうな距離に思えため、歩いて行くことに。が、やはり結構ありました。ただ、川に沿った遊歩道を歩いたり、橋を渡ったり(写真1枚め)、スカイツリーが見えたり(写真2枚め)と、歩いて楽しい道のりでした。

やっとたどり着いた猿江恩賜公園(写真3枚め)は、うーん、地元の人にとっては、すごくいい憩いの場なのだろうけど、わざわざ遠くから出かけて行くほどではなかったかな。大通りをはさんで敷地が左右に分かれていて、一方はテニスコートなどの運動設備がある公園、もう一方はちょっとした水辺がつくられ(写真4枚め)、のんびりくつろぐための公園といった風情でした。
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大横川親水公園

ここはJRの駅をめざして歩いている途中にあった公園で、行ったうちに入らないですが、ひとまずアップしておきます。大横川という川を埋め立ててつくったらしく、縦に長い公園でした。スカイツリーがきれいに見えました。花壇や噴水もあるようです。

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この近くの公園としては、もう1ヵ所、両国駅から徒歩5分ほどのところに「旧安田庭園」というのがあります。規模は小さいながら、いい感じの公園なので、リンクを張っておいてみますね。行ったことがある公園なので、今回はパスしました。
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by noma-igarashi | 2017-05-07 16:01 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

GW行ったことのない公園巡り②

蘆花恒春園で古民家、殿ヶ谷戸庭園で和風庭園を堪能したので、今度は洋館を見てみたいな、と思いました。都内の洋館というと、有名なのは駒込の古河庭園。徒歩圏内の六義園と合わせて、手ごろな観光スポットとなっています。ただ、この2ヵ所は何度か行ったことがあるので、今回はパス。あくまでも「まだ行ったことのない公園」にこだわることにしました。

試しにネットで検索してみたところ、「東京の洋館」というページがあったので、そこを参考に検討。東京メトロ有楽町線「江戸川橋」で降りれば、めぼしい公園にまとめて行けることを発見しました。

江戸川公園
下車駅:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」徒歩2分

江戸川橋駅を降りてすぐのところにある江戸川公園。公園というよりは遊歩道というほうがしっくりくる感じ。神田川沿いに散策路が続いていました(2枚めの写真)。桜の季節に来ると、きっと見ごたえがあるんだろうな。ただ、その分、花見客でごった返していそうですが。

散策路の途中に、ホテル椿山荘がありました(3枚めの写真)。こういうところでランチするのもいいですねえ。一度ぐらい入ってみたいです。

さて、公園を突き当たりまで行くと、右手に胸突坂という坂道&階段が。立札の説明によると、あまりにも急な坂道で、のぼるとき胸がついてしまうほどだというところから、この呼び名になったのだとか。この坂道をのぼっていくと、肥後細川庭園があります。

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肥後細川庭園
下車駅:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」徒歩15分
敷地面積:19,000m²


名称からもうかがえるように、幕末には熊本藩細川家の下屋敷、明治時代には細川家の本邸になっていたところだそうです。ごく最近まで、新江戸川公園という名称だったのだとか。ええ~、それはつまらない。そもそも、「江戸川」って、江戸川区を連想させますよね。文京区なのに。今の名前になってよかったのでは。

3枚めの写真は、建物(松聲閣)の2階から撮ったもの。回遊式親水庭園を見渡すことができました。建物の中には、お茶菓子とお抹茶がいただける喫茶コーナーもありました。

最後の写真は、隣接した場所にある永青文庫。細川家伝来の美術品や歴史資料が見られる美術館だそうですが、今回は外観を撮影するにとどめました。

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鳩山会館
下車駅:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」徒歩7分

江戸川公園から徒歩10分ほど。最後に行ったのは鳩山会館です。果たして「公園」なのかは疑問ですが、冒頭でリンクした「東京の洋館」というページは、「東京の公園」というサイトの中にあったし、よしとしましょう。写真1枚めの門をくぐると、だらだらと坂道が続き、小高い丘の上にお屋敷が建っていました(写真2枚め)。そして、玄関にたどり着くまでに、さらに階段が(写真3枚め)。

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ソファに座ることもできたりして、洋館気分を十分に味わえました。欲を言えば、もう一声、庭が立派だとさらによかったかな。古河庭園ぐらい(欲を出し過ぎ?)。
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by noma-igarashi | 2017-05-06 19:30 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

GW行ったことのない公園巡り①

今年のGW、私はたっぷり休みがあるのに、同居人ジョルジュ(仮名、日本人)は仕事が忙しくて、まったく出かけられないというではないですか。ええ~、どうしよう!? 一人で遠出してもつまらないけど、家にいるのはもっとつまらない。そこで、思案した結果、都内の公園で、これまで行ったことのないところを回ってみることにしました。

蘆花恒春園
下車:京王線「芦花公園」徒歩15分
敷地面積:80,304平方メートル
(小数点以下省略、以下同)

まずは、世田谷区にある蘆花恒春園へ。京王線に「芦花公園」という駅があるぐらいだから、駅からすぐなのかと思っていたところ、結構歩きました。あれなら小田急線からもそう遠くないのでは?

事前に「公園に行こう!」サイト(↑公園名からリンクを張ってあります)をチェックしたところ、きれいな花壇の写真が出てきたので、ぜひ見たいなと思っていたのですが、残念ながらそのスペースは、現在、立ち入り禁止になっていました。何でも、基準値を超える「鉛及びその化合物」が土壌から検出されたのだとか(こちら)。

ただ、公園の名前になっている明治の文学者・徳富蘆花の住居を見学できたので、わざわざ出かけた甲斐はありました。外から見るだけではなく、ちゃんと中に入れたのがよかったです。

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殿ヶ谷戸庭園
下車駅:JR中央線「国分寺」徒歩2分
敷地面積:21,123平方メートル


次に出かけた公園は、国分寺の殿ヶ谷戸庭園。三菱財閥の別荘だったところのようです。いい感じの庭園でしたが、それほど広くなかったので、あっという間に見終わってしまいまして…。「1日1公園」という心づもりでいたのですが、ここだけで済ますのはあまりにあっけなく、歩いて行ける距離にありそうな武蔵野国分寺公園を目指しました。
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武蔵国分寺公園
下車駅:JR中央線「国分寺」徒歩10分
敷地面積:109,485平方メートル


駅前に出ていた地図を頼りに、何とかたどり着きました。余計な遠回りもしたので、30分ぐらいかかったでしょうか。地元の人たちの憩いの場という感じの公園でした。災害時には避難場所にもなるようです。

霧の噴水なるものがあったり(写真2枚め)、扇の滝(写真3枚目)、国分寺崖線(写真4枚め)など、もともとある自然が生かされており、この公園ならではの魅力も随所に感じられました。
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by noma-igarashi | 2017-05-06 00:30 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

3月中に読んだ本&「読書は必要?」

3月中に読んだ本のことを書こうとして、今さらながら気がつきました。なんてこったい、3月中にアップした「2月中に読んだ本」は、実は3月中に読んだ本でした。つまり、2月中に読んだ本を放ったまま、3月(の中ごろまで)に読んだ本を、「2月中に読んだ本」として記事にしてしまったのでした。

ひゃ~。いよいよ歳のせいかしら(汗)。そんなわけで、今回は、「3月中に読んだ本」というタイトルにはしましたが、「2月中に読んだ本」と「3月中に読んだ本(追加)をアップします。

ところで、今日の朝日新聞の読書欄に、歌人の穂村弘さんによる興味深い文章が載っていたので、リンクを貼っておきます。半月ほど前に、「声」という読者のページに掲載された「読書はしないといけないの?」という若者の投稿に対して、穂村さんが回答(というか自分なりの考え)を書いておられます。これを読んで、すとん、と腑に落ちました。さすが、ほむほむ。読書と他の趣味との違いって、確かにそこだと思う。

自分の気持ちを人に伝えるのも、人の気持ちを推し量るのも、豊かな言葉があってこそ。人とつながりを持ちながら生きていく上で、言葉は欠かせない。読書をたいせつにしたいのは、言葉に親しむ行為だからなんだなと思います。

読書は必要? あなたの「世界」を変えるかも 穂村弘

続きを読む:2月中に読んだ本&3月中に読んだ本(追加)
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by noma-igarashi | 2017-04-16 21:39 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

2月中に読んだ本

男と点と線

山崎 ナオコーラ / 新潮社

評価:★★
この作者の本を読むのは初めて。図書館で目に留まり、どういうものを書く人なんだろうと思って借りてみました。短編集で、いろんな年齢、性別の人が主人公でした。それなりに面白く読みましたが、好きになれそうな作者かどうかは、あと2、3冊読んでから判断したいです。

一瞬と永遠と

萩尾 望都 / 幻戯書房

評価:★★
作者がさまざまな機会に書いてきた、エッセイやら書評やらの短文を集めた本のようでした。いちばん興味深かったのは、作者とご両親との関係がうかがえる文章。あれだけ成功している人なのに、ご両親にとっては評価の対象にならないんだなあ…。親子関係は難しい。

ぐるりのこと (新潮文庫)

梨木 香歩 / 新潮社

評価:★★
エッセイ集。小説に比べると難しいところもありましたが、それなりに興味深く読みました。

もしも、詩があったら (光文社新書)

アーサー・ビナード / 光文社

評価:★★
楽しく読みました。

元気でいてよ、R2-D2。

北村 薫 / 集英社

評価:★
短編集。感情移入できる主人公があまりいなくて(できそうだった主人公はオチで引いてしまった)、私としては今ひとつでした。
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by noma-igarashi | 2017-03-21 21:47 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

1月中に読んだ本

四畳半神話大系

森見 登美彦 / 太田出版

評価:★★
万城目学の『鴨川ホルモー』もそういうところがあったけど、京都の大学生って、こういう感じ。なんっか、バカなんだよねえ(←あ、親しみを込めて言ってます)。

どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)

中山 七里 / 宝島社

評価:★
12月に読んだ『いつまでもショパン』はすごく面白かったですが、今回のはイマイチでした。個人的な意見としては、これまでに読んだこのシリーズ(作曲家の名前がついたシリーズ。探偵役の人物の名前を取って「岬洋介シリーズ」というらしい)の中で最下位。

麹町二婆二娘孫一人

中沢 けい / 新潮社

評価:★★★
とてもよかったです! すごくよかったです! 読んでいる間、ずっと充実感がありました。いい小説。

「マエストロ、時間です」~サントリーホール ステージマネージャー物語~

宮崎 隆男 / ヤマハミュージックメディア

評価:★★
とても興味深く読みました。面白かったです。

オペラ座のお仕事――世界最高の舞台をつくる

三澤洋史 / 早川書房

評価:★★
同じく、とても興味深く読みました。これも面白かったです。
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by noma-igarashi | 2017-02-07 23:48 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

12月に読んだ本

いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)

中山 七里/宝島社

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評価:★★★

これはショパンコンクールについての小説として読みました。とても面白かったです。「さよならドビュッシー」とか「おやすみラフマニノフ」とか、作曲家の名前がついたシリーズ(探偵役の人物の名前を取って「岬洋介シリーズ」というらしいですが)の1冊なのですが、そういうシリーズの1冊にしないで、独立した小説にしてもよかったのでは。


蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)

穂村弘/KADOKAWA/メディアファクトリー

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評価:★★★

歌人・穂村弘さんのエッセイ集。これも楽しく読みました。ほむほむ、よくネタが尽きないなあ。


ペンギン・ハイウェイ

森見 登美彦/角川書店(角川グループパブリッシング)

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評価:★★

11月に『宵山万華鏡』を読んで以来、この作者のものを少しまとめて読みたくなり、今回はこの本を読みました。『宵山万華鏡』とはまた違う雰囲気の作品でしたが、これも面白かったです。


水のまなざし

青柳 いづみこ/文藝春秋

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評価:★

Amazonの紹介文を借りると、「音大の附属高校に入りピアニストを志す真琴は、風邪をこじらせたことから声帯を傷め、声が出なくなってしまう」という設定の小説。てっきり、そんなこんなの苦労を乗り越えて、ピアニストとして成功していく話なんだろうと思って読み進めていたところ、いっこうにそういう展開にならない。勝手にそう思い込んだのがいけなかったのでしょうけど、ずれを修正できないまま終わってしまいました。


薬屋のタバサ

東 直子/新潮社

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評価:★

歌人・東直子さんの小説。短歌は大好きなんですが、この小説はちょっとダメでした。狙っている雰囲気はわかるんだけど・・・ 



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by noma-igarashi | 2017-01-06 23:48 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)

11月に読んだ本

フランダースの帽子

長野 まゆみ / 文藝春秋

評価:★★
長野まゆみって、最近はこんな小説を書いてるんだ。いや、Amazonのレビューを見てみると、いろいろな作風を模索中ということなのかな? 「こういう路線、大好き!」というわけではなかったけれど、これはこれで面白かったです。

舞台

西 加奈子 / 講談社

評価:★
若い男の子が主人公でした。先月分の『漁港の肉子ちゃん』の感想にも書いたように、小学生の女の子が主人公だとすごく面白いんだけど、そうじゃないと、私はどうも今ひとつ。そんなわけで、辛目でゴメンナサイですが、評価はとしました。

京都魔界ガイド

宝島社

評価:★★★
たまたま家にあったので読んでみました(連れが資料として買ったようです)。タイトル通りの内容のガイドブックでした。この本を読んだ直後だったことから、2つ下の『宵山万華鏡』を読んでみる気になり、『宵山万華鏡』を読んだことで、森見登美彦をもう少し読んでみようかなという気持ちになったので、きっかけをつくってくれた感謝として、評価は★★★

「忘れる」力

外山 滋比古 / 潮出版社

評価:★
タイトルが『忘れる力』というだけあって、どんな中身だったか思い出せない! ひゃ~、ごめんなさい。つまらなかったということは全然ないんだけど(それだったら、つまらなかったということ自体は覚えているはず)、覚えていないものは評価のしようがないので、としました。

図書館奇譚

村上 春樹 / 新潮社

評価:★
つまらなくはなかったんだけど、今読みたい本ではなかった。

宵山万華鏡 (集英社文庫)

森見 登美彦 / 集英社

評価:★★★
名前はよく見かけるのに、これまで読んだことがなかった作者の本。前述『京都魔界ガイド』を読んだ後に図書館で見かけ、借りてみました。面白かったです。ほかの本も読んでみたくなりました(というか、今、読んでいるところ)。

悟浄出立

万城目 学 / 新潮社

評価:★★
西遊記や三国志など、中国の古典を題材にした短編集。この人は長編のほうが面白いかな。
                                                              
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by noma-igarashi | 2016-12-21 22:21 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)


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