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やっとオペラの話題です。これから行く予定のオペラは、今のところ、次の通り。
サントリーホール「ドン・ジョヴァンニ」→4月上旬、チケット取得済み 新国立劇場「チェネレントラ(シンデレラ)」→6月上旬、チケット未取得(一般発売は2月21日から) まだまだ先ですね~。しかも、2公演だけ。ちょっと寂しいですけど、チケット代のことを考えると、どうしても行きたいものだけに絞らないとね。「チェネレントラ」のほうは、最近になって、主役のアンジェリーナ(シンデレラに該当する役)がヴェッセリーナ・カサロヴァだと気づき、それならばと行ってみる気になりました。 さて、せっかくこの2つのオペラに行く予定なので、これをネタに、毎度バカバカしい話を書いてみたいと思います。すなわち、ドン・ジョヴァンニとシンデレラの王子は、どっちが素敵か? まずはドン・ジョヴァンニから見て行きましょう。ドン・ジョヴァンニって、いわゆるドン・ファンですね。役柄としては悪人ですけど(劇中で殺人を犯す)、なんと何百人もの女性をものにしているというのですから、やはり素敵な男性であるはずです。 おまけに、バス・バリトンの役柄としては珍しいタイトル・ロールであり(男性の場合、オペラのタイトルロールや主役級の役柄は、圧倒的にテノールが多い)、なおかつ上演機会の多い有名なオペラですから、バス・バリトン歌手にとっては、この役柄を演じるのは一種のステータスなのではないでしょうか。少なくとも、観客の立場としては、自分のお気に入りの歌手がドン・ジョヴァンニを演じてくれたら、そりゃもう「ひゃっほ~!」なできごとだと思います。 実際、ネット上をうろうろしていると、誰の演じたドン・ジョヴァンニがいちばん魅力的だと思うか、な~んていう話題を見かけることも。やはり、外見的にもそれなりの人が演じるケースが多いので(少なくとも太ったドン・ジョヴァンニはまだ見たことがない)、比較のしがいもあるというものです。 ただ、これまで見た「ドン・ジョヴァンニ」の中で、私のいちばんのお気に入りは、実はそれほどカッコいい人じゃなかったりします。カラヤン指揮、ザルツブルク音楽祭のDVDで、サミュエル・レイミーが演じているドン・ジョヴァンニ。写真はこちらです(あ、この写真はわりとカッコいいかも?)。なんていうか、外見のカッコよさより、口八丁手八丁で女性を口説くドン・ジョヴァンニ、という雰囲気が色濃く出ていて、味わい深いのです。個人的に、プレイボーイは見かけのよさより口のうまさが大事というイメージを持ってもいるので、このドン・ジョヴァンニは見事にハマりました。 では、来年見に行くドン・ジョヴァンニは、どんな歌手が演じるのか? こちらです。中央部に全身写真が載っている歌手。これは、「フィガロの結婚」で伯爵の役を演じている写真ですけどね。う~ん、ちょっとかわいいかな? 伯爵としても、ドン・ジョヴァンニとしても。いや、ただ、かわいいところがちょっとお気に入りだったりするんですが(汗)。 さて、今度は「チェネレントラ(シンデレラ)」の王子を見てみましょう。ドン・ラミーロという名前で、サレルノ(現イタリアの一地域?)の王子という設定です。この王子はテノールの役柄ですが、テノールが演じるのは王子ばっかりだし(そうでもないか。でも多い)、もっと有名で上演機会の多い役柄はほかにたくさんあるので、テノールの役としては、この役はそれほど重要視はされていないかな、という気がします。 ただ、ですよ。シンデレラの王子といえば、一般的には「王子の中の王子」ではないでしょうか。だってねえ、苦労しているヒロインに求婚して、逆境から助け出してくれるんですよ。「白馬に乗った王子様」というときの王子は、普通、シンデレラの王子のイメージが強いのでは? そうなると、これはやはり、素敵な王子でなければ納得できないというもの。「チェネレントラ(シンデレラ)」の王子を演じた中で、いちばん王子らしい王子は誰か? ドン・ジョヴァンニに比べると、サンプル数がめちゃめちゃ少ないんですが、そうはいっても、この人選には自信があります! 王子といえばこの人! (ちなみに動画に出てくるのはシンデレラと王子ですが、この場面で王子は、身分を偽って召使のふりをしている…と思います) この王子、見覚えあります? 「魔笛・オン・アイス」連載中に、「魔笛」の動画をご紹介したとき、バイエルン国立歌劇場とメトロポリタン歌劇場の「魔笛」で、王子タミーノを演じていたしていた人です。フランシスコ・アライサ。王子といえばこの人ですから、あちこちで王子を演じています。王子はお手の物。 では、6月に見に行く「チェネレントラ」の王子はどんな歌手か? 新国の公演案内では、こんな写真が使われています。むむむ…。アントニーノ・シラグーザ。有名な人なんですけどね。ま、オペラ歌手は歌うことで、その役柄らしさを出せればいいわけだし。…などと書きつつ、別の写真を検索してみたところ、ありましたありました。この写真は、今年6月の来日公演で「チェネレントラ」の王子を演じたときのもののようです。よかった~。これなら、ちゃんと王子ですね。 …あれ? この話題はこれで終わりなんですが、改めて読み返してみたら、それぞれについて書いただけで、最初に掲げた質問「ドン・ジョヴァンニとどちらがカッコいいか?」についての答えが出せてないですね(汗)。えーと、じゃあ、これに関しては、2つの公演を見て決めちゃえ! ということで。
by noma-igarashi
| 2008-12-19 00:16
| オペラ・音楽
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