111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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高橋選手に演じてほしいオペラは?

(↑タイトル変更しました)

このブログはオペラのブログなんですが(一応は)、そういえば、高橋選手はプログラムにオペラの曲を使ったことがありませんよね。今季はショートもフリーもチャイコ。同じモロゾフ振付の安藤選手は、ショートが「カルメン」、フリーが「サムソンとデリラ」で、両方ともオペラなのにね。別に「高橋選手にもぜひオペラの曲で滑ってほしい!」というわけではないけれど、もしも滑っていただくとしたら、何がいいか?

…という仮定で書いてみようかと思ったのですが、改めて考えてみると、意外に選択肢が少ないんですよね。男子シングルの場合、よく使われるのはプッチーニの「トスカ」、ビゼーの「カルメン」ぐらいでは? それ以外では、バトル選手がトリノ五輪シーズンに「サムソンとデリラ」を、織田選手が「セビリアの理髪師」を滑った例もありますけど、どちらもそう頻繁に使われるわけではないし。



では、曲のことは無視して、オペラの登場人物を演じていただくとしたら、どの役柄がいいか? ぴったりだと思うのは、前にも長々と書いたように、「魔笛」に出てくる王子タミーノなんですが(肝心なところでヘタレてしまう頼りない王子タミーノが、高徳の僧ザラストロの試練を受けるうちに、強くたくましい若者に大変身。まるで「モロゾフ以前」「モロゾフ以降」の高橋選手のようじゃありませんか!)、ただ、タミーノの場合は、現実の高橋選手に符合する部分が多い(と私が感じる)ということであって、「演じる」というふうではないんですよね。地でいける役柄ではなく、わざわざ演じていただくとしたら、どの役柄がいいか、ということで考えてみると…。

なんと! 困りました。高橋選手に演じてほしい役となると、やはり主人公か、そうでなければヒロインの恋人役になると思うわけですが、ワーグナーは別として、この手のテノールにはろくな役柄がないことが判明(あせっ)。まあ見てみましょう。有名なところを並べてみると、こんな具合です。

「カルメン」のドン・ホセ:嫉妬深いストーカー
「オテロ」のオテロ:嫉妬深いDV夫
「蝶々夫人」のピンカートン:不実な浮気男
「椿姫」のアルフレード:世間知らずのボク
「ラ・ボエーム」のロドルフォ:わがままで嫉妬深いボク
「トゥーランドット」のカラフ:自分のことしか考えない冷淡男(ともいえる)。長所といえば、謎々が得意なことだけ?
「アイーダ」のラダメス:やっと比較的まともな人物が登場。ちょっとどうかと思う点もないではないが、英雄には違いないので大目に見ましょう。
「トスカ」のカヴァラドッシ:この役がいちばんまとも。英雄ではないけど、英雄的な部分があってカッコいいです。だから男子スケーターは「トスカ」を演じたがるのか?(というわけではないだろうけど…)

いやはや。なんだかなあ…って感じですね、オペラに出てくる男性って。ほかにも、「ラ・ジョコンダ」というオペラに出てくる恋人役エンツォなどは、主人公が好きになる甲斐もないようなひどい男だし。たぶん、どの人物も設定上は、それほどひどい男ではないのだと思うんですけどね。ただ、ストーリーの展開に伴う気持ちの変化を、短い時間では(しかも歌だけでは)十分に説明しきれなくて、とんでもない奴に見えてしまうということなんですねえ。

しかしながら、これがワーグナーのオペラとなると、事情が大きく変わります。ワーグナーのオペラは、ストーリーにしても音楽にしても、細部まで計算されているので、計算外の見え方をすることはまずありません。英雄は英雄らしく、恋人役は恋人役らしく、あくまでもカッコよく描かれています。

代表格は、やはり「ローエングリン」に登場するローエングリンでしょうか。この人はすごいですよ。まあ写真をご覧ください。このように白鳥に乗って(正確には、白鳥が曳く船に乗って)、どこからともなく現れる白銀の騎士なのです。しかも、ヒロインの窮地を救ってくれて、結婚までしてくれちゃいます(そこで話は終わらないのですが…)。
e0073856_2211310.jpg

かのルートヴィヒ2世も、この「ローエングリン」を見て、ワーグナーに心酔したのだとか。で、白鳥城なんていう、こんなお城までぶち建ててしまったんですねえ。本物の王子までも酔わせてe0073856_22113787.jpg
しまうとは、ローエングリン、おそるべし!
 
さて、ここで、我らがダイスケに話を戻しましょう。彼に演じていただくとしたら、ローエングリンは文句のつけようがない役柄ですが、正直なところ、ちょっと大袈裟すぎるかなという気もします。私としては、ここまでコテコテの王子(騎士)じゃなくてもいいです。王子なら、「魔笛」のタミーノくらいで十分。

ただ、この記事を書いているうちに、はたと気がつきました。なんと、ダイスケとローエングリンの共通点を見つけてしまったんです。ええ~!? あったんですよ、思わぬ共通点が。いったい何でしょうね。

e0073856_22115777.jpgつまりですね、白鳥の騎士であるローエングリンは、白鳥に乗って登場します。一方、我らがダイスケは、今シーズン、白鳥(の湖)に乗って登場するではないですか!

ヒップホップを踊る白鳥の騎士。う~ん、どうお? このDVD(→)で「ローエングリン」を演じているペーター・ホフマンも、ロック歌手としても活躍したそうですし、ヒップホップを踊る白鳥の騎士というのも、悪くないかも?
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by noma-igarashi | 2007-10-11 22:42 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(6)
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Commented by 春紅葉 at 2007-10-13 14:23 x
こんにちは。
ワーグナーってまだ観たことがないけど、確かにこのローエングリンってすごいですね。せっかくだからとことんカッコいい英雄を演じていただきたいと思ってしまいました。
私が知っている範囲で考えたのがこれも相当ひどい男ですが「リゴレット」のマントヴァ公爵です。でもこのマントヴァって呪いをかけられても一向に気にかけず(なぜかおびえるのはリゴレットの方)、暗殺を企てられようが周囲の女性たちが彼に魅せられちゃって助かってしまうという突き抜けた存在で結構すごいと思うのです。それに音楽も素敵だし…。
いずれにしてももしオペラの曲で滑るなら是非騎士や貴族のコスプレ風衣装(褒めているつもり)でなりきって演じてもらいたいです。

おまけで…以前私がやってほしいなぁと思っていたのがミュージカル「エリザベート」のトート(黄泉の帝王または死)なのですが、人間でない存在という点でバチェラレットである意味叶えられたような気がします。
Commented by のし at 2007-10-13 15:19 x
こんにちは!オペラを知らない私は、どの作品に決まるか楽しみにしてました。

またマンガの話で恐縮ですが、川原泉先生の作品『笑う大天使(ミカエル)』の中で「サムソンとデリラ」の話が出てきて、サムソンは〔妖艶な美女に惑わされて身を滅ぼす怪力男〕としてインプットされてました。
今回いろんなオペラのあらすじ読んでみたのですが、なんていうか情けない感じの男が多いですね。

『笑う大天使』の番外編で『オペラ座の怪人』があるのですが、オペラ歌手は出てきますが、オペラの場面はあまり無いです。
でもそのオペラ歌手が「ローエングリン」を演じることになったというエピソードがあり、「ローエングリン」というオペラがあるのだと知りました。
ローエングリンはカッコイイですね!白鳥の騎士ですか~!ステキ~♪
私もなんとなく、大ちゃんがやるにはカッコよすぎる気もします(^^;)
でも氷の上では(?)カッコイイですからね!

ちなみに川原先生の作品には、名作(迷作)フィギュアスケートマンガ『銀のロマンティック…わはは』もあります。
私はポチ(犬)のファンです。
Commented by NOMA-IGA at 2007-10-13 16:35 x
春紅葉さん、こんにちは!
ワーグナーのオペラって、あまり得意ではないのですが、隙のないつくりだなあと思います。そこがちょっと窮屈で、見ていて疲れてしまう点なのですが。ただでさえ上演時間が長いのに、その長い時間の中に、上げ底なしでぎっしり中身が詰まっている、という印象です。もうちょっとゆるくてもいいわ~。

そういえば、「リゴレット」のマントヴァ公爵も相当にひどい人物ですよね。ドン・ジョヴァンニ(テノールの役柄ではないけれど)もひどいですけど、それほど気にならないのは、地獄に落ちるという結末が待っているからか、稀代のプレイボーイのわりには、劇中では1人も女性をモノにできないからか、劇中でドン・ジョヴァンニに関わる女性たちがしっかりしている(少なくともジルダのようではない)からか。

ミュージカル「エリザベート」って、そういう不思議な存在(トート)が出てくるお話なんですね。知らなかった。もっと史実に基づいた、現実的な内容なのかと思っていました。確かにバチェラのイメージで演じると面白そう。
そういえば、エリザベートって、ルートヴィヒ2世の従妹なんですよね。美形の多い家系なんだなあ。
Commented by NOMA-IGA at 2007-10-13 17:04 x
のしさん、こんにちは!
「サムソンとデリラ」、残念ながら未見なんですが、他のオペラとはまた違う意味で、主役2人の体型が気になりそうですね。怪力サムソンの役ならば、太ったテノール歌手が演じてもまあOKか。でも、もしもサムソンよりデリラのほうが太っていたら、洒落にならない感じ。(^^;;

「ローエングリン」は、なんだかホント、これでもかというぐらいカッコいい役柄ですよね。ワーグナーのオペラは、オペラの中でも別格(別扱い)というところがあって、ワーグナーを専門に歌う歌手も多いみたいです。私はワーグナーにくわしくないんですが、ざっと見たところ、太った歌手がローエングリンだのトリスタンだのを演じることはあまりないようで、ワーグナーが苦手ななりに、ホッとしたりして。太ったローエングリンって、あまり見たくない~。(^^;;

>ちなみに川原先生の作品には、名作(迷作)フィギュアスケートマンガ『銀のロマンティック…わはは』もあります。
>私はポチ(犬)のファンです。

最後のひとこと(ポチ)で、なんだかすご~く読んでみたくなりました。
Commented by あーン at 2007-10-16 14:46 x
NOMA-IGAさんこんにちわ。お久しぶりです。
生ヒップホップスワン観れて良かったですね。EXでのスワン、それも初通しのスワンはある意味絶品かもですね。TVでは伝わらなかった多くがきっとあった・・・いいなぁ羨ましいです。

スケートでのワーグナーは少し意味深く考える処があるようであまり使われていないと思います。トリノのときバトル選手がシーズン初めトリスタンとイゾルデのプロを滑っていたのですが、GPFのあと前年のプロ、サムソンとデリラに戻しています。その時いろいろなところでやっぱりワーグナーを使うのは難しいのではとの声がありました。プロ的には私は今でもウィルソンの中でもNo.1だと思う
素晴らしいプロでした。ワーグナーはワールドワイドのスケートでは、受け入れがたいものが未だにあるようです。
特に東欧の国やイスラエルでは、消すことの出来ない悲劇を思い起こしてしまうのでしょう。スケートでワーグナーの曲はほとんど使われない理由です。
Commented by NOMA-IGA at 2007-10-16 21:04 x
>あーンさん
>生ヒップホップスワン観れて良かったですね。

こんばんは! よかったですよ~、生スワン!←なんか、白鳥料理みたいでコワい? (^^;
6日のチケットが取れていたら、7日は行かなかったであろうことを思うと、本当にラッキーでした。

>スケートでのワーグナーは少し意味深く考える処があるようであまり使われていないと思います。

なるほど。貴重なお話、どうもありがとうございます。
ワーグナーだけでなく、モーツァルトやヴェルディなども、フィギュアの演技にはあまり使われないので、曲調が向かないんだろうなと理解していましたが、ワーグナーの場合はそれ以外の理由のほうが大きいのかもしれないですね。
そういえば、関係あるような、ないような話。たまたま明日、ベルリン歌劇場の来日公演「トリスタンとイゾルデ」を見に行くのですが、その指揮者がバレンボイム。何年か前に、イスラエルでワーグナーが演奏されてニュースになったときの指揮者がこの人だったなあ…と思い出しました。バレンボイムはユダヤ人だそうですね。今ちょっと調べたら、現在はイスラエルの国籍を取得しているのだとか(知らなかった)。
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