111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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魔笛・オン・アイス(パパゲーノ、首を吊ろうとする)

「魔笛・オン・アイス」、今月中には何とか終わらせたいので(ただし7月31日は「カルメン」を見に行くので、実質的には7月30日まで)、頑張って先に進みます。大変そうなのはこの記事だけ(のはず)だし、たぶん大丈夫だと思うのですが。今しばらくおつき合いくださいませ。

Papagena! Papagena!-Pa・Pa・Pa・Pa
パパゲーナ、パパゲーナ!-パ・パ・パ・パ
ベルイマン演出「魔笛」
一般的な演出ではないけれど、魅力的な映像。雪景色も、雪景色から最後に春に変わるのも、とても素敵です。
チューリッヒ歌劇場
これも一般的な演出とはいえないですが、ちょうど同じシーンを扱っているので、見比べてみるのも面白いかもしれません。ところで、この動画に出てくる3人の童子、なんと、05:20ごろに「見ざる言わざる聞かざる王子」になってますよ。奇遇ですねえ~。まるで「魔笛・オン・アイス」に合わせてくれたかのよう。

不明(2001年パリ)
詳細がわからないパリの映像。後半の「パ・パ・パ」の歌のみですが、この中ではいちばん一般的な演出なのでご紹介してみます。



この場面の説明をしてみます。物騒なタイトル(↑)とは裏腹に、とても楽しいシーンです。まあ、パパゲーノが首を吊ろうとするのは事実なので、物騒といえば物騒なのですが。

試練の場を抜け出し、やっと地上に出てきたパパゲーノ。しかし、彼の表情は冴えません。せっかく巡りあえたパパゲーナと、あっけなく切り離されてしまったからです。嘆きながら彼が歌う歌を聴いてみましょう。(参考:荒井秀直訳「魔笛」)

パパゲーナ、パパゲーナ!
おいらの恋人、恋女房
返事がない、消えちゃった
禁じられているのに喋ったおいらが悪かった
パパゲーナ、パパゲーナ!
だめだ、呼んでも来てくれない

もう生きているのに疲れたよ
生きているから恋もする
死んでしまえば関係ないさ
(木の枝を見上げて)
この木にだらりとぶら下がり
この木の飾りになってやろう
情けを知らないこの世よ、さらば

おいらを哀れと思うなら
死ぬのはおよしと言ってくれ
(耳を澄ます)
何も聞こえない、誰も言ってくれない
やれやれ、冷たいもんだね
さあパパゲーノ
勇気を出してひと思いに死ぬんだ
いや、ちょっと待てよ 早まるな
三つ数えるまで待ってみよう

(笛を吹く)
ひとーつ!
(耳を澄ますが何も聞こえない)

(ゆっくり笛を吹く)
ふたーつ!
(耳を澄ますが何も聞こえない)

(さらにゆっくり笛を吹く)
みーっつ!
(耳を澄ますが何も聞こえない)

そうかいそうかい
誰も止めてくれないなら、もういいよ
(首を吊ろうとする)

(7/24)
モノスタトス宮本:わっ!(首を吊ろうとするパパゲーノをモニターで見て) あいつ、死んじゃうぞ。 (慌てて立ち上がる) バカだな~、あんなところでヘンな意地張って。
お嬢さん10:宮本さんったら。 (笑いながら)
お嬢さん11:お芝居じゃない。
モノスタトス宮本:それはわかってるけど、あいつ、さっきのシーンでも、マジに落ち込んで号泣してたし…。
夜の静香女王:大丈夫よ、ほら。 (モニターを指差す)
モノスタトス宮本:あ? ああ…。 (モニターには、3人の童子がパパゲーノの首吊りを阻止するシーンが映し出されている)
お嬢さん10:宮本さんって。
お嬢さん11:うふふ。
お嬢さん12:いい人ねー。 (3人で笑い合う)
童子1:パパゲーノ、早まっちゃダメだ!
童子2:死んだらおしまいだよ。わかった?
パパゲーノ:何とでも言ってくれ。あんたたちも恋をする年頃になったら、女の子の尻を追っかけ回すようになって、きっとおいらの気持ちがわかるよ。
童子3:魔法の鈴を鳴らしてごらん。そうすれば彼女に会えるよ。
パパゲーノ:その手があったのか! おいらはなんてバカなんだ。 (鈴を取り出して、鳴らす) さあ、魔法の鈴よ。恋しいパパゲーナに会わせておくれ。
童子たち:パパゲーノ、こっちを見てごらん。
パパゲーノ:あっ! (振り向くと、そこにパパゲーナの姿が…)
パパゲーナ:パ・パ・パ・パ! (パパゲーノを指差しながら)
パパゲーノ:パ・パ・パ・パ! (パパゲーナを指差しながら)

お嬢さん10:かわいいわねえ、あの2人。
お嬢さん11:あの2人の笑顔って、見ているほうまで幸せな気持ちにしてくれるのよね。
お嬢さん12:パパゲーノとパパゲーナの役は、あの2人にピッタリね。
    *
パパゲーノ織田:わあ~。ゆかりん、やっぱりお面かぶってないほうがずっとええね。
パパゲーナゆかりん:それって誉めてる? なんかビミョーだけど。
パパゲーノ織田:誉めてる誉めてる
パパゲーナゆかりん:ま、いっか。それより信成君、パパゲーノを演じる意味について、あれから何かわかった?
パパゲーノ織田:うーん…。さっき言ったのは違うんやねえ?
パパゲーナゆかりん:さっき言ったのって、何だっけ?
パパゲーノ織田:モーツァルトとロッシーニを間違えないように、という教訓。
パパゲーナゆかりん:モロゾフ・コーチによると、正解が何かよりも、考える過程が大事だってことだからね。信成君がその答えに行き着いたのなら、それはそれでいいのかもしれないけど…。でも、私は違うと思うんだ。
(7/25更新)
パパゲーノ織田:う~ん。じゃあ、何かなあ…。僕がパパゲーノを演じる意味、難しいねえ…。 (考え込む)
パパゲーナゆかりん:聞くけど、どのへんが難しいと思うの?
パパゲーノ織田:パパゲーノ1人だけ、最初から最後までキャラが変わらないところ。
パパゲーナゆかりん:………。 (目を見開いて、驚いたようにパパゲーノを見る)
パパゲーノ織田:あれ? 僕、なんかヘンなこと言った?
パパゲーナゆかりん:ううん、続けて。
パパゲーノ織田:つまり、「魔笛」は話の途中で話がねじれるのに、パパゲーノ1人だけ、その影響をほとんど受けないよね。タミーノやパミーナは、話の変化に合わせて性格がかなり変わるし、そのせいで先輩やミキティはだいぶ悩んでたし…。けど、パパゲーノは最初から最後まで、ずーっと同じキャラやない? 演じやすいという意味では演じやすいけど、モロゾフさんの宿題を考えるときには、手がかりがなくてすごく難しい。
パパゲーナゆかりん:信成君、答えがわかってるじゃない。それが答えじゃないの?
パパゲーノ織田:え、え?
パパゲーナゆかりん:信成君は変わらなくていいのよ。変わらないところが信成君なのよ。信成君がパパゲーノを演じた意味は、周囲の変化に惑わされたり焦ったりしないで、自分らしさを貫きなさい、ってことじゃないのかな。
パパゲーノ織田:あ……。
パパゲーナゆかりん:人間だから迷うことはあるけど、自分を見失っちゃダメだってことじゃない? 信成君はどうしても大ちゃんを意識すると思うけど、大ちゃんは大ちゃんなんだし、信成君は信成君のよさを大事にしていけばいいのよ。
パパゲーノ織田:………。
パパゲーナゆかりん:たとえば大ちゃんの演技は、別キャラになりきったり、別世界を作り出したりするところに魅力があるじゃない? でも、信成君の演技は、信成君が信成君のキャラで演じるからこそ味わいが出ると思うの。レッチリの「Around the World」のプログラムもそうよね。キャラが立っていないほかの人があれを演じたら、ただカッコいいだけのプログラムになりそうだけど、信成君が信成君のキャラで演じるから、魅力が存分に発揮されるプログラムになっているんだと思うの。
パパゲーノ織田:そっかあ…。
パパゲーナゆかりん:だから、信成君がパパゲーノ役を演じることになったのは、本当にぴったりだと思うわ。キャラも合ってるし、モロゾフ・コーチの宿題の答えも信成君にぴったり。
パパゲーノ織田:そうやね…。うん、そう思えてきた。ワインを飲むシーン(パパゲーノ、ワインで酔っ払う)では、かなり落ち込んだりもしたけど、いろいろ考えさせられて勉強になったし、やっぱり楽しかったし、パパゲーノをやってよかった。
パパゲーナゆかりん:うんうん。(笑顔でうなずく)
 *
夜の静香女王:パパゲーノも、答えが見つかったみたいね。
モノスタトス宮本:いやあ、うれしいなあ。ゆかりんは振付師の意図を汲んでくれてるよ。 (満足そうに何度もうなずく) 信成のプログラムに「Around the World」を選んだ甲斐があったなあ。
お嬢さん10:宮本さんも大満足の結論になったわね。
お嬢さん11:さあ、そろそろ私たちの出番なんじゃない?
お嬢さん12:私たちも最後まで頑張らないとね。
 *
パパゲーノ織田:ところでさ。
パパゲーナゆかりん:なあに?
パパゲーノ織田:ゆかりんがパパゲーナを演じる意味は、何だったのかな?
パパゲーナゆかりん:それも考えたわよ、もちろん。 (笑いながら)
パパゲーノ織田:なに、なに? どんな答え?
パパゲーナゆかりん:自分に合った人と結ばれるのがいちばんだよ、っていう教訓。
パパゲーノ織田:え?
パパゲーナゆかりん:この前、好きな男性のタイプをテレビで聞かれたとき、ものすごく理想の高い条件を出したから。「そんな人、いないよ」ってみんなにあきれられちゃった。
パパゲーノ織田:あはは。
パパゲーナゆかりん:理想はいろいろあるんだけど、パパゲーノとパパゲーナを見てたら、自分にぴったりの相手にめぐり合うのがいちばんだなあって思っちゃった。
パパゲーノ織田:でも、ゆかりんやったら見つけられるかもしれへんよ。自分にぴったり合う人を探したら、その人が三高で、しかもめちゃめちゃいい人かもしれへん。
パパゲーナゆかりん:そういう手があったかあ。そうだといいわねえ。

(次の記事に続く)
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by noma-igarashi | 2007-07-22 19:13 | オペラ・オン・アイス | Trackback | Comments(6)
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Commented by ニルギリ at 2007-07-26 21:49 x
上の動画をようやく見終わりました。パリの動画がカワイイ(笑)若けりゃいいのかなんて、突っ込まないでね。
「パ・パ・パ」の歌が好き。なんかウキウキしますね。

織田君の新エキシ、レッチリは良くできてるし、とっても受けると思うのですが、個人的には「ニューシネマ・パラダイス」のエキシの方が好きかもしれません。この曲が好きということもありますが、どこか未完成なところがあって、そういう隙というか、揺れ動く心みたいな所が、以外に見る方を引き寄せるというか、想像力をかき立てるのかもしれません。私にとってチャイコフスキーのプログラムがそうでした。
スケートって「完璧!」という形容詞はあっても、厳密に言うと完璧ってないと思うんですね。そのあたりもこのスポーツの魅力かななんて思ったりします。
だからプルシェンコが復活して、期待を大幅に裏切りボロを出したりしたら、以外にホロリ…とかしちゃうかもしれない私です。
Commented by noma-igarashi at 2007-07-27 08:07
わっ! スパムTBを削除するつもりが、間違ってコメントを削除しちゃった(大汗)。自分のコメントでよかった…。あとでまた書き直します。どうもゴメンナサイ。あ~、何やってんだか。

※ちなみに、スパムTBが増えてきたので、またしばらく「リンクのないTBは受け付けない」という設定に変更しました。
Commented by Ric at 2007-07-27 22:30 x
NOMA-IGAさん、こんにちは。
魔笛・オン・アイス。いよいよフィナーレですね。あまりコメントはつけられませんでしたが、最終回を楽しみにしています。

さて、例のニュースにがっくりと落ち込み中です。なんであんなバカやらかしちゃったのか……。ニュース聞いた時は寝込みたくなりました。

話を魔笛に戻しますが、映画の「魔笛」を見て来ました。私としてはこれはこれでありかな? と思います。普通に楽しめましたし。第一次世界大戦にする意味があったのかな? とも思いましたが。
収穫としては、ザラストロを演じたルネ・パーペがかっこよかったです(それは本当に収穫なのか)昔見たオペラで、端役だったバスの人がやっぱりかっこよかったことを思い出してしまいました。バスの人って実は男前多いんでしょうか。
Commented by Ric at 2007-07-27 22:30 x
私はサービスデイに、新宿のテアトルタイムズスクエアに見に行ったのですが、驚いたことにかなり混んでいました。座れないという程ではなかったのですが。今週行かれるのでしたら、時間は余裕を持って行った方がいいかもしれません(どうせ私の見る映画だし空いているだろうと思っていたので、列に並びながら「なんでこんなに混んでるの?」と呟いてしまった私です)
ちなみに高島屋では7月末まで、レストラン街で魔笛をイメージしたフェアが開催されています。ほとんどのメニューは高くて手が出せなかったのですが、せっかくなのでアイスクリーム食べて帰って来ました。
Commented by NOMA-IGA at 2007-07-28 00:53 x
>ニルギリさん

改めまして、こんばんは!
上記のように、いったん書いたコメントをうかつにも削除してしまいました(汗)。何をやってんたかねえ…。どうも失礼しました。
内容はだいたい覚えていたので、今夜にでも改めて書き直そうと思っていたのですが、うーん、昨夜のままには書けない心境・状態ですかね、やはり。あ~、バカバカバカッ!←コメントを削除した自分のことを指している

映画「魔笛」、見てきましたよ。感想はまたゆっくり書くと思いますが、第一声としては、右記つぶろぐに書いたように、めちゃめちゃ英語でしたっ。なんで動画で気づかないんだか…。歌の第一声で、タミーノが「Zu Hilfe! Zu Hilfe!(助けて! 助けて!)」ではなく「Help me!Help me!」と歌うのを聴いて、椅子から転げ落ちそうになりました(←誇張)。
Commented by NOMA-IGA at 2007-07-28 01:03 x
>Ricさん
こんばんは! 映画「魔笛」、予定より1週間遅れで見てきました。私も新宿のテアトルタイムズスクエアです。客の入りは7割ぐらいだったでしょうか。お給料日のあとの週末の夜だし、ほかに流れちゃったかな? それとも、「魔笛」で7割入れば上出来の部類なのかしら。

「魔笛」フェア、私も事前にチェックしていたのですが、けっこう値段が高くてパス。代わりに、高島屋6階の中国茶カフェで、小じゃれた飲茶セットを楽しんできました。なかなかおいしかったです。

映画の感想はまた改めて書くつもりですが(ちょっと意味を持たせすぎたかな、という気も…)、ルネ・パーペはやはりよかったですね。先日、BS-hiで見たメトの舞台では、素顔が想像できないほどのお化粧&仮装ぶりでしたが、今回は素顔だったのでホッとしました。

あのお城はどこのお城なのか、興味津々です。
<< 魔笛・オン・アイス(フィナーレ) 小学館DVD付き「魅惑のオペラ... >>


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