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フィギュア「カルメン」比較--浅田真央選手

フィギュアスケート「カルメン」比較の話題、今回は浅田真央選手の2種類の「カルメン」を取り上げてみたいと思います。ほかの方のブログを見せていただいていると、彼女のカルメンについては、「カルメンを演じるには若すぎる(幼すぎる)のでは」「カルメンを演じるための演技力、表現力が不足しているのでは」というふうなご意見をお持ちの方が少なくないのかな、という印象を受けました。私としては、その意見に半分は賛成、半分は反対(というか別意見)という感じです。

浅田真央選手の「カルメン」 2005-2006シーズンSP
【曲の構成】
時間:曲

0.00~:闘牛士の歌
1.05~:第3幕への間奏曲
2.03~:ジプシーの歌

浅田真央選手の「ハバネラ」 PIW2006、DOI2006エキシビション

SPのほうから見ていくと、使われている曲は3曲。演技時間が短いせいか、あまり凝った構成ではありませんが、「動(動的な曲)→静→動」という組み合わせ方になっていて、メリハリをつける工夫がされています。2曲目の「第3幕への間奏曲」は、これまで見てきた中では使っている人がいなかったですね。間奏曲というと、「第4幕への間奏曲(アラゴネーズ)」のほうが有名ですが、この曲もきれいだし、個人的にはけっこう好きです。

さて、この「カルメン」における浅田真央選手のカルメンらしさはどうかというと、まったくカルメンのようには見えない…というか、演じるほうもカルメンを演じているつもりではないでしょう(と思います)。髪型はポニーテールだし、ポニーテールをくるっと回す仕草も子供っぽさ(もしくは背伸びしようとする少女らしさ)を演出したものだと思うし、それ以外の演技にもカルメンらしさを出そうとする意図は感じられません。ですので、このプログラムについては、カルメンに見えなかったとしても、演じようとして演じ切れなかったのではなく、最初からそのつもりがないのだと思います。

実際、このプログラムについては、「カルメンらしくない」「年齢的に無理がある」といった感想はあまり見かけません。なので、誰が見ても、あれは「カルメン」ではなかったのでしょう。それなら何も「カルメン」の曲を使う必要はなかったのでは、という意見もありそうですが、私は悪くない選曲だったと思います。1曲目、3曲目の明るい曲調は、浅田真央選手のはつらつとした雰囲気によく合っていると思います。どちらもよく知られた曲だから、観客のノリもよさそうだし。

個人的には、フリーの「くるみ割り人形」よりもこっちのほうが好きでした。まだ中学生だった彼女には、年齢的にも雰囲気的にも「くるみ割り人形」のほうが合っていたのかもしれないですけれど、ことさらに子供っぽさが強調されてしまい、それはそれでどうなのかな、という気がしたので。

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次に「ハバネラ」についてです。このプログラムに関しては、「カルメンらしく見えない」「年齢的に無理があるのでは」といった感想をちょくちょく見かけます。うーん、確かにカルメンらしくはないですけど、かわいらしくていいじゃないですか。私はけっこう好きだったりします。

もちろん、あくまでもカルメンらしさにこだわるとしたら、かわいらしいという感想を抱くこと自体、このプログラムには無理がある、ということになると思います。ただ、オペラ「カルメン」の曲は男性だって演技に使用するわけだし、必ずしもカルメンを演じていると決め込まなくてもいいのでは?

浅田真央選手自身の思惑はわかりませんが、私の目には、彼女はカルメンを演じているのではなく、「ハバネラ」の歌詞の内容を演じているように映ります。「ハバネラ」の歌詞は、1つ前の記事でふれたように、「恋は野の鳥のように自由気ままなもの。つかまえたと思ってもすぐに逃げてゆき、誰も飼い慣らせない」というような内容です。つまり、彼女が演じて見せているのは「自由気ままな野の鳥」、言葉をかえれば「恋」のように思えるのです。

たとえばキューピットが幼い少年の姿をしているのなら、「恋」というものが少女の姿をしていたとしても、べつだん不思議ではありません。しかも、この歌に描かれた「恋」は、飼い慣らせない野の鳥のように自由気ままなわけですから、悩みや深刻さとは無縁。まだ幼さを残す敏捷な少女が、ちょっと背伸びして演じるのにはぴったりに思えます。

そんなわけで、私としてはこのプログラムは彼女に合っているし、「恋」というものを好演していると思います。見るからに大人っぽい女性では、抽象的な「恋」などというものはかえって演じにくいのでは。彼女の演技を見て「カルメンらしくない」と思われた方は、「カルメン」を演じていると思わず、ぜひ一度、「恋」だと思って見てみてくださいませ。それが抽象的に過ぎるなら、「気ままな野の鳥」というのでもいいです。きっと印象が違って見えると思いますよ。

恋はいうことを聞かない小鳥
飼い慣らすことなんか誰にもできない、
いくら呼んでも無駄
来たくなければ来やしない。

鳥をまんまとつかまえたと、思ったとたん
羽ばたいて、飛んでいってしまった。
恋が遠くにいるときは、待つしかないが、
待つ気もなくなったころ、またやって来る。

あたりをすばやく飛びまわり、
行ったり来たり、また戻ったり、
つかまえたつもりが、するりと逃げる
逃げたつもりが、こっちがつかまる

(「ハバネラ」より抜粋/安藤元雄・訳)

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by noma-igarashi | 2006-08-10 22:58 | フィギュアスケート | Trackback(2) | Comments(0)
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