111.31KV620日記


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水野英子「白いトロイカ」

e0073856_2210615.jpg久しぶりに、オペラに関する少女マンガの話題です。取り上げるのが遅くなりましたが、オペラの出てくる少女マンガと聞いて、私が真っ先に思い出すのはこの作品です。水野英子の「白いトロイカ」。この作品を懐かしいと思うのは、私より少し年上の人かもしれません。私には姉が2人いたため(あ、今でもいますが)、マンガに限らず、子どものころは姉が読んでいるもの、接しているものに親しみました。

「白いトロイカ」は長らく絶版が続き、いったんは復刻されたこともあるようなのですが、それを知ったときにはまた絶版になっているという繰り返しで、もう長いこと読めないままになっていました。ただ、今回、この文章を書くために調べてみたら、Web上で読めるかたちで復刻されていました! さっそく「立ち読み」↓で何ページか開いてみましたが、懐かしい~。

こちらのページから「立ち読み」に進むと、出だしの10ページが見られます。2巻、3巻も同じく立ち読み可能。最初、読むためのソフトを立ち上げなくてはいけないのですが、作業は簡単。「懐かしい~」と思われる方は、ぜひぜひ立ち読みしてみてください。

「白いトロイカ」がどんなお話かについては、上記リンクであらすじをご覧いただくのが手っ取り早いとは思いますが、ここでも簡単に説明してみますと…。作品の舞台は農奴解放(1861年)前のロシア。主人公のロタ(ロザリンダ)は、貴族の父親と、オペラ歌手の母親のもとに生まれます。しかし、作品の冒頭、両親は皇帝にはむかった罪で憲兵に追われ、あっけなく銃殺されてしまいます。逃亡中、彼らはまだ赤ん坊のロタを農奴の夫婦に託し、夫婦はロタを自分たちの子どもとして育てることにします。

農奴の夫婦にかわいがられ、ロタは貧しいながらも幸福な少女時代を過ごしますが、やがて、冷酷な地主が赴任してきたことから運命が大きく変わります。故郷を捨て、苦労しながらペテルブルグへと向かうロタ。しかし、やっとたどり着いたペテルブルグでも、さまざまな苦難が彼女を待ち受けていました。…みたいな話です。

いま思うと「これで3巻に収まっていたとは!」と驚くほど、波乱万丈な展開が用意されています。途中、主人公ロタの苦労が報いられてホッとするにはしますが、歴史に翻弄され、最後は必ずしもハッピーエンドにはなりません。でも、小学1、2年生なりに、あの終わり方にはすごく納得したような記憶が…。

オペラとの関わりとしては、主人公ロタの母親がオペラ歌手だったこと。そのため、ロタも子どもの頃から歌がうまく、ペテルブルグに行ってからは音楽学校に通ったりします(貴族のお嬢ばかり通うような学校ですから、通えるようになるまでも、なってからもいろいろ苦労があります)。

それと、ストーリーとはまったく関係ないのですが、社交界のパーティで、オペラのことが話題になるシーンが出てきました。今でもよく覚えているのですが、着飾った伯爵夫人だとかが「フィガロの結婚をもうご覧になった?」「ああら、ぜひご覧にならなくちゃ」みたいな会話を交わしながら笑いさざめいていました。

「フィガロの結婚」のウィーン初演が1786年。前述したように、「白いトロイカ」の舞台は農奴解放(1861年)前のロシア。記憶によれば、「白いトロイカ」の最後のページに、「農奴解放が実現したのはこれより○十年後のことになる」というような説明文が入っていたので、もしかしたら「フィガロの結婚」がペテルブルグでも初演されたばかり、という想定だったんでしょうかね。どうでしょう。「○十年後」の○に、どんな数字が入るかによりけりかもしれませんが。

ともかくは、私が初めて知ったオペラの題名は、こんな事情により「フィガロの結婚」でした。「蝶々夫人」や「椿姫」ではなく、「フィガロの結婚」。なんだかけっこうシブイような。ただ、「フィガロの結婚」どんな話かは、数年前までまったく知りませんでしたが(勝手に想像していたのとずいぶん違いました)。

さて、「白いトロイカ」のebook、買おうかどうしようか激しく迷っています。電子化されたのなら、もう絶版にならないだろうと思うと、いつでも買えるからいいや、と思ってしまうところもありまして…。今すぐ買わないと、また絶版になるということなら、絶対、買うんですが。
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by noma-igarashi | 2006-07-12 20:57 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)
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