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111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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アイスダンスにおける兄妹(姉弟)カップルについて

いやはや、昨夜は驚いてしまいました(↑タイトルとは関係ないです。1つ下の記事参照)。アニシナとサフノフスキーが組んでいたことがあるとは…。考えてみたこともなかったし、ワタシ的にはかなり意表をつく組み合わせだったもので。

そもそも、サフノフスキーがロシア出身だというのも、昨夜まで全然知りませんでした。「○○○スキー」ときたら、名前でわかりそうなものだけど、イスラエルはいろんな国にいた人たちが集まっているんだろうから、そんなケースもあるのかな、ぐらいにしか思っていませんでした。う~ん、そうでしたか。個人的には、アライサがローゲを歌ったというのと同じくらい驚いたかも(喩え方が不適切?)。

なんでいきなり、アニシナとサフノフスキーが組んでいたことを知ったかというと、アイスダンスにおける兄妹(または姉弟)カップルについて書いてみようと思いつき、ザレツキー・ザレツキー組(イスラエル)のことをちょっと調べていたんです。で、イスラエル選手の紹介サイトにたどり着き、何の気なしにサフノフスキーのプロフィールを見てみたところ、アニシナと組んでいたことが書いてあって、びっくり! という次第でした。

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というわけで、ここからが今日の本題です。アイスダンスにおける兄妹(または姉弟)カップルについて。現役選手で兄妹(または姉弟)のカップルというと、トリノ五輪でファンを増やしたカー・カー組(イギリス)のほか、ビアー・ビアー組(ドイツ)、ザレツキー・ザレツキー組などがいますよね。カー・カー組は姉と弟、ビアー・ビアー組、ザレツキー・ザレツキー組は兄と妹です。

それと、よく知らないのですが、日本の坂頂みなみ・坂頂達也組も兄妹なんですか?(違ってたらごめんなさい) フィギュアスケート通信で写真を見たら、とても素敵なカップルなので、ぜひ一度、演技を見てみたいです。今年のNHK杯で、日本のアイスダンス枠が1つ保留状態になっているようでが、そこに出場しないものかしら。

ところで、私がフィギュアスケートを熱心に見るようになったのは、アルベールビル五輪(92年)からなのですが、このとき銀メダルを取ったフランスのカップルも兄妹でした。デシュネー・デシュネー組(イザベル・デシュネー、ポール・デシュネー)です。

もう15年も前のことなのに、妙なところだけいまだによく覚えているのですが、このデシュネー・デシュネー組の演技の際に、解説の人がこんな意味のことを言っていたんです。「このカップルは兄妹なので、男女の親密な雰囲気のプログラムが滑れないんです。表現力の点で、兄妹カップルはどうしても限界がありますね」

これを聞いたとき、妙に納得してしまいまして。実際、このとき金メダルを取ったクリモワ・ポノマレンコ組(旧ソビエト連邦合同チーム)に比べると、デシュネー・デシュネー組は、見ていてうっとりするような雰囲気には欠けていました。実際に恋人同士であろうとなかろうと、他人同士カップルの場合は、あたかも恋人同士のような雰囲気を演出できますけど、兄妹ではさすがにはばかられるだろうし(見ているほうが戸惑いそう)、兄妹ゆえに銀メダルになってしまったのだとしたら、つらいところだなあ…などと思ったことでした。

ただ、昨シーズン、カー・カー組、ビアー・ビアー組の演技を見て、「兄妹(姉弟)カップルは最終的には不利」という認識がだいぶ変わりました。たとえばカー・カー組は、新採点方式になって、どのカップルも同じような演技をするようになった中、スコットランドのダンスを取り入れて、とても新鮮な演技を見せてくれました。滑りだけで十分に個性を出せれば、姉弟だから損とか得とかいうのは、実はあまり関係ないのかもしれないですね。

一方、ビアー・ビアー組は、兄妹なのに妙にアヤシイ雰囲気で、たじろいでしまいました。兄妹だと思うから、余計に妖しく見えてしまうといいますか。何なんでしょ、あの濃密な雰囲気。世界選手権ではそれほどでもなかったんですが、その前に、ヨーロッパ選手権で初めて見たときは、「この世に二人きり」みたいな雰囲気を漂わせていて、驚いてしまいました。ドキドキ。2回見たうちの1回は普通だったので、妖しく見えたのはたまたまかもしれないですけど、絶対、妖しく見えたときの演技のほうがヨカッタです。ぜひとも、「兄妹カップルは親密な雰囲気のプログラムが滑れない」というセオリー(?)を打ち破っていただきたいものです。

(補足)
ビアー・ビアー組はNHK杯に出場する予定なので、ぜひ見てみてくださいね。ビアー・ビアーという名前の読み方は、どこかに書いてあったのを参考にしたんですが、もしかしたら違うかも。Christina BEIER / William BEIER  ドイツの選手ですが、フィリピン出身だそうで、濃いアジア系の顔立ちの兄妹です。

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ところで、アイスダンスにはこのように、兄妹(姉弟)カップルがわりといるわけですが、ペアにはまずいないですよね?(知らないだけでいる可能性も? ちなみに、中国の張丹・張昊組はたまたま名字が同じというだけで、兄妹ではありません)

理由を考えてみたんですが、こういうことでは。ペアの場合、男女の体格差があったほうが、何かと有利ですよね。実際、長身の男性&小柄な女性のペアが多いと思います。しかしながら、兄妹(姉弟)だと、どうしても体格が似てしまうのでは。男女ともに大柄か、男女ともに小柄か。そのため兄妹(姉弟)はペアに向かないのかな、と考えてみたのですが、どうでしょう??

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(追加)
兄妹、姉弟情報で、こんなの見つけました。2ちゃんねるだけど、そんなに気分が悪くなることは書いてないです。けっこう面白く読みました。
by noma-igarashi | 2006-07-05 22:25 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(5)
Commented by nazohiko at 2006-07-05 13:29
「ジークムントとジークリンデ」という演目なら、うまくいくかもしれません。
とはいえ、ワーグナーの音楽にあわせて滑るのは、
とんでもない体力が要りそうですが……。
Commented by NOMA-IGA at 2006-07-05 19:38 x
この記事、書きかけで放置してしまって、ゴメンナサイです。
書き終えたら、また改めて顔を出しますね。
(今夜中には書き終える予定)
Commented by sasha_2006 at 2006-07-06 11:45
アニシナの昔の写真を見れて、ファンとしては最高の気持ちです、ありがとうございます!
それにしても、昔から濃い顔立ち、まるで絵画から抜け出してきたようですね~~(^^;)

記憶違いだったらゴメンナサイですが、きょうだいペアはいた気がします・・・・・と言って名前が思い出せないのが悲しいですが・・・
NHK杯で見たような気がするのですが、間違ってたらごめんなさい。
Commented by NOMA-IGA at 2006-07-06 19:46 x
情報ありがとうございます! さっそく「フィギュア ペア 兄妹」というキーワードで検索してみたら、過去の選手も含めて、何組か名前が見つかりました。フィギュアに限らないですけど、私が知っていることなんて、ほんとにわずかなんだなあ…と、今さらながら実感。何事も、なるべく調べるようにしなくっちゃ。

余談ながら、「フィギュア ペア 兄妹」で検索していたら、「昔、母親と息子のペアがいた」という記述にぶつかってびっくり! で、いわれてみれば、おぼろ~に、そんなことがあった記憶が残っているような気もしたり…。いや、そんな気がするだけかなあ? もしも気のせいじゃないとしたら、1970年前後だろうと思いますけど。なんにしても、母親と息子のペアって、すごい。今の感覚では考えられないです。
Commented by NOMA-IGA at 2006-07-07 19:24 x
兄妹、姉弟カップルの情報、この記事の最後に1つ追加しました。
よかったらご覧くださいませ。
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