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「永遠のマリア・カラス」またはカルメンのこと

e0073856_20524940.jpg昨夜、BSジャパンで映画「永遠のマリア・カラス」をやっていました。この映画は、劇場公開されたときに一度見ているので、昨夜は雑事のかたわら、つまみ食い的にちょこちょこと見ました。で、改めて感じたことなどを少々。

この映画の中で、マリア・カラス(ファニー・アルダン)がオペラ「カルメン」を演じるシーンが出てきます。この「カルメン」がすごくいいんです~。歌はマリア・カラス、演技は本職の女優、しかも映画だからセットが豪華、ということもありますが、それだけじゃありません。

この映画に出てくる「カルメン」の場面は、カルメンとドン・ホセの関係を描いたシーンに絞られています。エスカミーリュもほんのちょっと登場しますが、いわば添え物。カルメンとホセだけに絞って描き、しかも、本職の役者が演じているとあって、オペラではなかなかわかりにくい2人の関係性の機微が伝わってきます。

ホセという役柄は、演じ方によっては、全然いいところなしですよね。カルメンにいいように利用されて、転落の一途をたどり、最後は殺人をおかしてしまうという。なんだか情けない主役ですが、実は、決してそんなことないんですよね。

酒場のシーンで、フラスキータがホセのことを「男前の竜騎兵ね」と評しますが、この台詞からうかがえるように、ホセは二枚目なんだと思います。で、実際に美形の俳優がホセを演じると、カルメンがホセに恋をしているのがとてもよくわかります。彼の虜になっている、といってもいいかも。ドン・ホセを密輸仲間に引き込むのも、別にダンカイロに言われたからじゃなくて、彼女自身が彼と一緒にいたいためだろうし、彼が何もかも捨てていいほど自分を思ってくれていることを実感したいからだろうし。

さらに第4幕で、エスカミーリョの活躍を見るために闘牛場に来ておきながら、わざわざホセと2人きりで話をするのも、やはりホセに対してなにがしかの未練があったからでしょう。ストーカー被害にあうときの常で、「このくらいならまだ大丈夫」「この程度のことで助けを求めるのは体面が悪い」「自分は悪くないんだから、堂々としていれば怖くない」と、油断して深みにはまったわけではなかろうと思います。e0073856_2385454.jpgこれも、美形のドン・ホセだと、“揺れ動く愛憎”みたいなのを実感できるのですが、小太りのドン・ホセだったりするとねえ…。

ファニー・アルダンのカルメン、とっても魅力的(→)。ドン・ホセも、私の好みではないけれど、美形の若者が演じていてGOODです。
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by noma-igarashi | 2006-06-01 23:15 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)
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