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誰も寝てはならぬ

ペアの話題もまだまだ書けそうですが、時間が押しているし、ほかのサイトでもくわしくレポートされているので、今朝書いた分だけにとどめておきますね。今夜(というか明朝)は男子シングルSPです。しかしながら、これについても、ほかのサイトで予想を含めていろいろ書かれているので、ちょっと趣向を変えてみます。

開会式でパバロッティが歌った「誰も寝てはならぬ」。日本のフィギュア・ファンにとっては、荒川選手のフリー「トゥーランドット」の曲だということで、とても縁起がいいような気がしました。そして、翌日から試合が始まってみると、寝不足の連続になり、なるほど、「誰も寝てはならぬ」というのはこういう意味だったのか~などと思った方も少なくないはず。実は私もそう思ったクチなんですが、さらに考えを進めてみると、この歌の歌詞、非常に意味深なんです。

こちらのサイトでぜひ歌詞の大意をご覧いただきたいのですが、歌の最後に「夜明けまでに私は勝つだろう」という意味の歌詞があります。それもそのはず、「誰も寝てはならぬ」は、カラフ王子が自分の勝利を確信して歌う歌なんです。

カラフ王子の勝利とは、トゥーランドット姫と晴れて結婚できることを指します。実際、その確信どおりに彼は勝ちますが、ただすんなりと勝つわけではありません。いったん負ける(処刑される)ことを自ら選ぶような行為に出るのです。その結果はどうだったか。彼は負けませんでした。それどころか、単にかたちだけトゥーランドット姫と結婚するのではなく、彼女の真の愛を得ることができたのです。

今朝の試合を思い出すにつけ、この歌詞は多くの示唆に富んでいるように思えました。ただすんなりと勝利をおさめるよりも、負けてもいいという覚悟で挑戦することが人の心を動かす。そういうことなのでは。
by noma-igarashi | 2006-02-14 19:55 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
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