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111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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宇野昌磨選手を応援するということ

さて、男子の感想です。本当は昨夜のうちに書くつもりでいたのですが、1日遅れになってしまったのは、女子SPがすさまじくてそっちを話題にせずにはいられなかったから――という理由もあるにはあったのですが、実はそれだけではなくて、今回の男子の結果をどう受け止めていいのか、自分の中ですぐには消化しきれなかったから。そっちの理由のほうが大きかったかなと思います。

まず、話の前提として、今回の出場者の中では、私はショーマをいちばんに応援しているから、やはり彼に優勝してほしかった。その上で書くと、SPについては、後半の4-3をきれいに降りて、「うおー! パーフェクトな演技来たー!」と思ったとたん、3Aでまさかの転倒。演技が終わったとたん、ペロッと舌を出したのがいかにも彼らしく、「かわいい~!」と思った人も多いのでは。おかげで、あまり深刻にならずに済んで、気持ちの上で助かりました。

ただ、フリーとなると、ちょっと複雑な気持ちになってしまったんですね。クワドの失敗。それはいいんです。でも、またもコンボ券を余らせたままで演技を終え、僅差で2位に。着氷が乱れてセカンドがつけられなかったジャンプは仕方ないとして、最後の3Sにはつけられたのに。後でインタビューを読むと、ミスが出た4Tが3Tとジャッジされてしまったかもしれないと思い、跳びすぎになるのではないかと思って跳べなかったそうで、それもわかるにはわかります。

でも、以前のように、跳びすぎたらファーストジャンプまで0点になることはなくなったのだから、跳んでもよかったんじゃないかという気がするし、2Tをつけるという手もあったんだし、とっさに判断できなかったというなら、そういうケースを想定して、普段から練習しておいてほしかった。…などと、ファンとしてはあれこれ考えてしまうわけですが、当のショーマがそんなに悔しそうに見えない。気持ちはすでに前を向いているのだとかで、そういう様子を見ていると、こちらとしても「それならそれでいいのかな」と思えてきてしまう。

しかしですね、応援する選手が僅差で負けたら、歯噛みするほど悔しいと思うのがファンなのではなかろうかと、そんなふうにも思うわけです。例えば2007年のファイナルで、ダイスケがランビに僅差で優勝を持って行かれてしまったとき、あるいは2008年の世界選手権で、ダイスケが優勝を期待されながら4位に終わったとき、どんなに悔しかったことか。世界選手権のときなど、普段の生活に影響が出るほど気持ちが落ち込んでしまいました。

ダイスケを応援していたころと、今、ショーマを応援しているのとでは、確かに熱意も同じではないのかもしれないけれど、うーん、彼が負けたのを歯噛みしたくなるほど悔しいと感じなくてもいいのかどうか。…な~んていう妙な悩み方をしてしまっているのでした。でもまあ、ショーマがもう次を見据えている、あるいはもっと先をめざしているというのなら、ここにとどまって悔しがっているより、応援するほうも前向きになっていたほうがいいのかな。

宇野昌磨選手を応援するということ、どうも勝手が違って、おばさん、たまに困ってしまいます。

…などと書いているうちに、すっかり長くなってしまいました。ごめんなさい、演技の感想はまた改めて(汗)。
by noma-igarashi | 2017-12-09 18:42 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(2)
Commented by かのこ at 2017-12-16 14:53 x
いつも楽しく拝見させていただいております。
宇野選手ファンのかのこです。
ブログ主様と違い、私は逆に地元GPファイナルなのに勝てなかった結果を「くやしいいいー!!!」と思っていました。コンビネーションにできなかったところについても「何やってるのー!」という思いでした。その後かなりがっくりしていたのですが、しかし、宇野選手の前を向いていて今回の結果もあくまで過程と捉えているコメントに逆に元気づけられました。
考えてみたら、去年だって、GPファイナル僅差の3位で、ネイサンに勝てませんでしたよね。しかし、世界選手権で2位になれたことで、それまでのことがどうでも良くなって、「結果良ければ全てよし」的な考えになれました。
今回もクワド4種全て組み込んだ上での失敗ですから(ネイサンはループを組み込まなかったので少し安全策だったかも?)これからのことを見据えての挑戦だと今は割り切ってます。
宇野選手は本来泣くほどの悔しがり屋ですが(去年の世界選手権も泣いてましたよね)、悔しがるのはシーズン一番重要な試合で結果を出せなかったときでいいんだ、と考えているんだと思います。ピークを五輪に合わせるため、全てはそのためであり、ファイナルで勝てなかったことなど、彼にとっては些細なことなんじゃないでしょうか。
以上、長々とすみません。
Commented by noma-igarashi at 2017-12-16 17:43
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます!

お書きいただいたこと、うんうん、わかります。ショーマの2位、やっぱり悔しかったですよね。
私も、この記事を書いたことで、もやもやする気持ちをいったんはすっきりさせたつもりだったのですが、その後で男子の感想を書こうとすると、「あれれ? 何だかやっぱりまだ悔しいぞ」という気持ちになって、今さらネガティブなことを書くのもなあ…と思っているうちに、日にちが経ってしまいました。

ショーマにしても、悔しいという感情そのものが乏しいわけではないんですよね。お書きのように、シニア1年目のワールド、フリーで思うような結果を出せなかったとき、キスクラで涙を見せていた姿は忘れられないです。
要は、そのシーズンのいちばん大きな試合、あるいは、自分の気持ちの上でいちばん勝ちたい試合に賭けている。そういうことなのでしょうね。
今季の場合は、やはり五輪なんだろうなあ。ぜひともここ一番で悔いのない演技を見せてほしいです。
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