111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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「PCSが出やすい選手/出にくい選手」とは?

チームチャレンジカップ(TCC)の女子SPで、ゴールドのコンボが2-3になったにもかかわらず、パーフェクトな演技だった知子ちゃんとの点差が2点しかありませんでした。あれを見て、「ええ~?」と思ってしまいまして、この試合に出場した女子4選手について、他の試合も含め、PCSの出方を調べてみました。調査した試合は、①TCC、②世界選手権、③GPファイナルの3試合(SP、フリー)。

ただ、調べてはみたものの、その先がなかなか難しい。試合を見ていて、「この選手はPCSが高く出やすい」「この選手はPCSが抑えられやすい」と感じることはしばしばあるわけですが、それを何らかの数値に置き換えるのは(私の頭脳では)至難の業。

調べる前は、「TSSに占めるPCSの割合」を計算すればいいんじゃないかなと思ったのですが、そう単純なものでもないんですよね。例えば、メドベデワはTCCのフリーで151.55(TES78.19、PCS73.36)という高得点を出しましたが、TESが高いときはPCSとの点差が開きがちなので、「TSSに占めるPCSの割合」はあまり高くならない。一方、ミスが続出してTESが低かったときは、PCSも抑えられがちだけど、TESほどは低くならないから、「TSSに占めるPCSの割合」は高くなりやすい。そうなると、「PCSが高く出やすいのは、TSSに占めるPCSの割合が高い選手」だとは言えません。

では、「TESとPCSの差」を求めてみたらどうか? これも、どういう傾向が出れば「この選手はPCSが高く出やすい」「この選手はPCSが抑えられやすい」といえるのか、さっぱり。結局は、変に数字をいじくりまわしたりせず、同じ試合のPCSそのものを比較して、「この選手はPCSが高い」「この選手はPCSが低い」ということを見るのがいちばんなのかもしれません。

ともあれ、計算してみたので、その結果を「続きを読む」以下に添付してみます。何か読み取れたらぜひ教えてくださいませ。試合ごとに、TSSが高かった選手順に並べてあります。

(PCS÷TSS)はTSSに占めるPCSの割合
  例えば「0.45」は「TSSに占めるPCSの割合が45%」
(TES-PCS)はTESとPCSの差






【TCC】
SP
(選手名)(TSS)(TES)(PCS)(PCS÷TSS)(TES-PCS)
メドベデワ 77.56 42.00 35.56 0.45 6.44
宮原知子  73.28 39.88 33.40 0.45 6.48
ゴールド  71.34 36.46 34.88 0.48 1.58
ラジオノワ 62.36 30.44 31.92 0.51 -1.48

フリー
メドベデワ 151.55 78.19 73.36 0.48 4.83
宮原知子  145.02 76.06 68.96 0.47 7.1
ゴールド  142.00 71.92 70.08 0.49 1.84
ラジオノワ 133.31 66.11 67.20 0.50-1.09

【世界選手権】
(選手名)(TSS)(TES)(PCS)(PCS÷TSS)(TES-PCS)
SP
ゴールド  76.43 40.51 35.92 0.46 4.59
メドベデワ 73.76 39.93 33.83 0.45 6.10
ラジオノワ 71.70 38.29 33.41 0.46 4.88
宮原知子  70.72 37.21 33.51 0.47 3.70

フリー
メドベデワ 150.10 77.76 72.34 0.48 5.42
宮原知子  139.89 73.54 66.35 0.47 7.19
ラジオノワ 138.11 70.17 67.94 0.49 2.23
ゴールド  135.86 66.01 69.85 0.51 -3.84

【GPファイナル】
(選手名)(TSS)(TES)(PCS)(PCS÷TSS)(TES-PCS)
SP
メドベデワ 74.58 40.20 34.38 0.46 5.82
ラジオノワ 69.43 36.10 33.33 0.48 2.77
宮原知子  68.76 35.51 33.25 0.48 2.26
ゴールド  66.52 32.14 34.38 0.51 -2.24

フリー
メドベデワ 147.96 75.59 72.37 0.48 3.22
宮原知子  140.09 72.89 67.20 0.47 5.69
ラジオノワ 132.70 64.14 68.56 0.51 -4.42
ゴールド  128.27 60.91 67.36 0.52 -6.45

(追記)
こうして見てみると、知子ちゃんのフリーのPCSは、もうちょっと出てもいいんじゃないかなあと思うことしきり。「TES-PCS」の差がほかの選手よりずっと大きいんですよね。特に世界選手権のフリー。ラジオノワがTES=70.17に対してPCS=67.94なのに対して、知子ちゃんはTES=73.54もあるのにPCS=66.35。かなり抑えられてる感じがしてしまいます。
TCCのフリーでも、ゴールドとの間でそれとよく似た傾向が見られるし。PCSがTESにきれいに比例するのも、そうなったら何のためのPCSなんだとは思うけど、なんっか、もやもや~っとしちゃうんだなあ。
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by noma-igarashi | 2016-04-28 00:47 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(2)
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Commented by ニルギリ at 2016-04-28 14:28 x
私も「なんで?」と思うことが多いPCSですが、このテーマ、納得いく結論はでないですね。今なら宮原さん、以前ならあっこ姐さんで感じたことです。
ミスのないいい成績を残すとPCSは高値安定、トップ選手とジャッジが認める選手(ジャッジ好みの選手)がよくなかった時の救済(ただし救ってくれるのは3回くらいまで・汗)という印象があります。ほとんど水物ですね。
でもPCSはそもそも、スケーティングの他に、つなぎ、パフォーマンス、振付、曲の解釈の5項目を評価するためものなのに、高難度構成をクリアした際に全体的にあがったりする。そこが一番納得出来ない所です。
Commented by noma-igarashi at 2016-04-28 22:34
PCSについては、言っても仕方ないと思いつつ、やはりときどき言いたくなっちゃうんですよね。

私は最近、ジャッジは旧採点の感覚でPCSを出しているのかもしれないな、と思うようになりました。つまり、実際の点数にさほど意味はなく、A選手よりもB選手のほうが上だと判断したら、A選手よりもB選手のほうに高い点数をつける、と。
そして、新採点は旧採点よりも点数に幅があるから(旧採点は6点満点で、新採点は10点満点)、A選手が高いTESを出してTSSでB選手を上回ってしまわないように、A選手のPCSはより控えめに、B選手のPCSはより高めに点数をつける。しかも、旧採点と違ってPCSは5項目あり、点差を広げやすいから安心、安心。
…とまあ、そんな意識でPCSを出しているのでは、と思うような次第です。
実際にはどうなのでしょうね。
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