111.31KV620日記


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アイスダンスFD(天上の舞い、地上の歩み)

世界選手権アイスダンスFDの感想は、メダリスト3組に絞って書いてみたいと思います。というのも、この3組、チョクベイ→パパシゼ→シブタニ組の順に滑ったわけですが、この順番に見て行くことで、三者(組)三様の個性が際立ち、面白いなあと思ったからです。これまで漠然と感じていたことが言葉になって出てきてくれたので、この機会に書いてみることにしました。

3組の中で最初に滑ったのはチョック・ベイツ組(アメリカ)で、プログラムはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。抽象的な曲といいますか、ストーリー性があるわけではなく、曲の背景に何か有名なエピソードがあるわけでもなく、どんなふうにでも滑れる曲だと思います。そんな曲を、彼らはとてもなまめかしく、男女の情感たっぷりに演じてみせました。これこそ彼らの個性だと思います。

そんなチョクベイの演技の後で、今度はパパダキス・シゼロン組(フランス)が登場。たちまち、さっきまでと違う空気感がリンクを支配しました。男女2人が身を寄せて滑っているのに、彼らの演技にはなまめかしさだとか男女の情感といったものがまるでないんですよね。一つ前の記事でも紹介した、ユニセックスな演技といいますか。ルックスのいい若い男女なのに、性的な雰囲気をまったくというほど感じさせない。静謐な印象で、見ているうちに、何だか聖書の一節が演じられているような気すらしてきました(←聖書をちゃんと読んだことのない人間のいうことなので、適当ですが)。パパシゼの今季のFDは「Rain In Your Black Eyes」という曲ですが、何もこの曲だからそんなふうに感じるというわけではないんですよね。もしも彼らがチョクベイと同じ曲を滑ったとしたら、チョクベイとはまったく違う、いかにもパパシゼらしいプログラムに仕上がるだろうと思います。

そして、最後にシブタニ組(アメリカ)が登場。彼らのプログラムは「フィックス・ユー」。飾り気のないこのプログラムの衣装は、どことなく、昨シーズンのパパシゼの衣装を思い起こさせます。パパシゼの衣装が白だったのに対して、シブタニズは黒ですが、どちらの場合も、衣装の助けを借りることなく(逆に言うと、衣装に邪魔されることなく)、演じる力だけでプログラムの世界をつくりあげていこうとしているような、そのためにあえてシンプルな衣装にしているような印象を受けました。ただし、パパシゼの演技がおごそかな雰囲気を感じさせるのに対して、シブタニズの演技は、何かこう、見ていてあたたかい気持ちにさせられる。パパシゼが天上の美しさだとしたら、シブタニズは地上の美しさ。生きることの素晴らしさを全身で表現している感じがします。だんだん曲調が盛り上がっていくにつれて、2人の動きがエネルギッシュになっていくところも、躍動感にあふれ、生きることを謳歌しているさまを思わせました。

天上の舞いと地上の歩み。金メダリストと銀メダリストの演技の対比を、そのように表現してみたくなりました。どちらも素晴らしくて、甲乙つけがたい。パパシゼは今後も今の路線でいくのではないかと思いますが、シブタニズも、次の五輪シーズンには今回のFDと同じ路線のプログラムを滑ってほしいな。後世に語り継がれるような名勝負になるのではないかと、今から期待が高まります。
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by noma-igarashi | 2016-04-18 23:30 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(4)
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Commented by yunnan at 2016-04-22 01:17 x
こんばんは、このところめっきりPCを立ち上げなくなり、こちらにもご無沙汰しておりました。久し振りにコメントさせていただきます(*^^*)
本当に名勝負でした!シブタニズのfix you「生きることの素晴らしさ」正にその単語を思い浮かべていました!パパシゼの「天上の美」も正にその通りだわ、と…。両組とも涙が流れる演技でした。
Commented by noma-igarashi at 2016-04-22 22:15
こんにちは。ご無沙汰しています。
世界選手権のアイスダンス、見ごたえがありましたね!

私はパパシゼのファンなので、彼らの連覇はもちろんうれしかったのだけど、
シブタニズの今季の活躍もすごくうれしかったです。
シニア1年目にいきなり銅メダルを取ったものの、
それ以降は苦労が続いていたので、
やっと壁を乗り越えることができて、本当によかった!

来季はテッスコが復帰してくるそうなので、
さらに楽しみが増えそうです!
Commented by yunnan at 2016-04-23 01:26 x
シブタニズのメダルが嬉しいのはそういう道のりをみてきた、というのもありますよね~。パパシゼも、けがの後遺症が心配でしたがよどみない美しさで…。 テッスコ!SOIで観てきましたよ、ブラヴォでした。(最近テサモエって仰るファンが多くて~。テッスコ呼び嬉しいです(笑))
Commented by noma-igarashi at 2016-04-23 09:38
「テッスコ」「テサモエ」について書こうとしたら、すっかり長くなってしまったので、独立した記事にしてしまいました~。

SOI、行かれたのですね。うらやましい! 諸般の事情で、今回はパスしてしまいました。テレビの録画を繰り返して見ています。
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