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111.31KV620日記


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全日本ジュニア観戦記:女子フリー③

NHK杯を挟んで、すっかり間が空いてしまいました。
全日本ジュニア女子フリーの最終グループ、いよいよディフェンディングチャンピオンの樋口新葉選手が登場するシーンです。

この観戦記を更新できずにいる間に、BSフジで試合の放送がありました。今日になってやっと見てみたところ、樋口新葉選手の演技の前に(というか最終グループの演技の前に)、彼女を取り上げた簡単な映像が流れ、今シーズンは腰痛に悩まされたこと、そのせいで思うように練習ができず、JGPの成績が振るわなかったことなどが紹介されていました。

普通なら、演技以外の映像はうるさいと感じることが大半ですが、今回に限ってはうれしく思いました。この映像がなかったら、ディフェンディングチャンピオンが連覇して、すごいね、強かったね、で終わってしまいかねないので。JGP2戦目でファイナルの出場権を逃して、彼女が表彰式の間ずっと泣いていたこと、今回の全日本ジュニアはその悔しさをぶつけてきたに違いないことをぜひ知っておいてほしかった(まあ、全日本ジュニアを見るような人なら、その程度のことは知っているものかもしれませんけど)。

樋口新葉選手
というわけで、上記のような前提に立っての樋口新葉選手の演技。SPの高得点を見て、やっとあのプログラムをクリーンに滑れたんだなと、うれしく思いました。こうなったら、フリーでも「どうだ!」といわんばかりの演技をして、ぶっちぎりで優勝してほしい。見ているほうも気合が入りましたが、樋口選手自身からもキリリとした女王のオーラが。力強い音楽に乗り、冒頭の3Lz-3T成功! やったあああ~! もう、それだけで「いける!」とテンション上がりまくり。続く3Sはまったく問題なし。スピンとステップを挟んで、後半のジャンプに突入です。2回目の3Lz-3T、決まった~! 2AもOK、3Lo鮮やか! ああ、3Fで手をついちゃった! でも、そのぐらいどうってことないよ~! 最後の3連ジャンプはきれいに成功させました。スピンの後、カッコよくフィニッシュ!
もう、終わるのを待ちかねてスタオベしました。これがせずにいられましょうか。強気に攻めていく演技の迫力といったら。彼女はこうでなくっちゃ。これが見たかった! でも、テレビで見たら、キスクラで点数が出たとき、泣いてたんですね。それはそうそうだよねえ。今季はここまで苦労したものねえ。こちらも思わずもらい泣き。

新田凛選手
SP3位。樋口選手の後に登場して、緊張感や気負いもあったのか、冒頭のルッツが2回転に。しかし、その後は危なげのない見事な演技でした。フリー114.94点、総合175.97で、暫定2位。樋口選手が登場するまでは首位がめまぐるしく入れ替わっていましたが、今度は2位が入れ替わる展開になりそうな予感です。

横井ゆは菜選手
SP4位。彼女も素晴らしかった~! プロトコルを見ると、冒頭に跳んだ3Lzがeマークで減点されているんですが、見た目にはノーミス。3-3こそないものの、2A-3Tを2回組み込んでおり、TESではひけを取らないはず。実際、高得点が出ました。新田凛選手を上回る117.24点、総合177.40点。やっぱりすぐに2位が入れ替わりました。

岩元こころ選手

SP6位。明らかなミスとしては、最後のジャンプが2回転になったことだけでしたが、ルッツとフリップの両方に「!」マークがつくなどして、点数がイマイチ伸びませんでした。99.45点、総合154.98点。

白岩優奈選手
SP2位。さあ、いよいよ最終滑走者です。ピエロ風の衣装がかわいらしいプログラム。GJPでは2戦2勝だし、プログラムは魅力的だし、生で見られるのを楽しみにしていました。彼女がトリとは、試合としてよくできた展開ですねえ。固唾をのんで見守る中、冒頭の3Lz-3T、成功! 続く3S-3Loのコンボも降りました!(実際にはセカンドが回転不足)。 跳ぶジャンプ、跳ぶジャンプ、軽やかに決めていき、熱戦を締めくくるにふさわしい見事な演技。スタオベをして、急いで荷物を片付け、出入口付近まで退却したところで、点数が出るのを待ちました。きっと彼女が2位だろうと思いましたが、やっぱり出ました! 121.39点、総合184.16点、堂々の2位!

はるばる行ってよかった。素晴らしい演技続出、メダルの行方から目が離せない展開で、本当に素晴らしい試合でした。選手の皆さん、お疲れさまでした!
by noma-igarashi | 2015-12-05 23:02 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
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