111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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完走しました(五十嵐きよみ)

どうにかこうにか100首まで到達しました。
去年は折り返し地点を過ぎたあたりで棄権してしまったので、
ともかくは完走できたことにホッとしています。

ただ、無理やり詠んだ歌も多く、出来栄えに関しては大きな課題が残りました。
特に、題詠の過程を材にした歌(003、021、073など)を何首も投稿してしまったのは、よかったのかどうか。
もしかしたら禁じ手を多用してしまったのではないかという気もしています。
(どうなのでしょうね。よくわかりませんが…)

一方で、題があったからこそ詠めた歌もあり、
そうした中に自分でも納得できる歌が何首かあったことは素直に喜びたいと思います。
以下に、そんな歌の中から3首を選んでみました。

005:返事 無視すればいいのに返事をしてしまい苦い思いでネットを閉じる
043:ヤフー テレビでの放送は夜 試合結果知りたくなくてヤフーを避ける
079:絶対 この国は首相が「絶対安全」と言いさえすれば安全らしい




投稿作品100首

001:咲 一つまたひとつと花が咲くように題詠blogに歌が増えゆく
002:飲 老いはもう身近にひそむ(風邪薬飲んだかどうかわからなくなる)
003:育 お題から言葉が育っていかなくて詠みきる前の一首を捨てる
004:瓶 キッチンの隅で油にまみれおり使い残したオレガノの瓶
005:返事 無視すればいいのに返事をしてしまい苦い思いでネットを閉じる
006:員 満員の電車に何度も抜かれつつ各駅停車でのんびりと行く
007:快 快晴の日ばかりではない人生にそれでも今日は虹がかかった
008:原 原発ゼロ、即刻ゼロの訴えに沸く 降りしきる雪の新宿
009:いずれ いずれまた会えるつもりでいた 風に影法師さえ飛ばされそうで
010:倒 ブラインドの羽根を倒せば洞窟を漂う小舟めく午後の部屋

011:錆 錆びついてしまった仏語に手をつける訳してみたい記事に出会って
012:延 ともだちの延長上で結婚しいまだに名字で呼び合っている
013:実 十年を経れば楽しいことばかり浮かぶ「梨の実歌会」の思い出
014:壇 本棚の整理は今日もはかどらず『歌壇』の黄ばんだページをめくる
015:艶 「艶」という題を詠む間にあでやかとつややかの差を考えてみる
016:捜 (救えた命はあったはずだ)捜索もされないままに捨てられた二十キロ圏内の死者たち
017:サービス 4年間無事に生きれば1日が2月の終わりにサービスされる
018:援 応援の声が静まり「月光」のソナタに乗せて滑り出すひと
019:妹 天駆ける九人姉妹の歌声に「ワルキューレ」三幕が始まる
020:央 中央線の車窓にいきなり一面の菜の花 今年も春が来ていた

021:折 折り返し地点ですらもはるか先 題詠の歌をコツコツと詠む
022:関東 列島はさながら龍のかたちして関東はそのお腹のあたり
023:保 もう何を保存したのかあやふやなフォルダが画面の片隅にある
024:維 日のにおい含んだ繊維の心地よさ今日はどこまで散歩に行こう
025:がっかり 一度だけバス酔いしたのも朝からの雨にがっかりしたのも思い出
026:応 はっきりと肯定すればいいものをまた「一応」と答えてしまう
027:炎 どのようなこころの加減 たんぽぽの綿毛が白い炎に見える
028:塗 塗り残しばかりがめだつ自画像を描きながら日々暮らしています
029:スープ スープとは飲むのではなく食べるものer動詞を活用させる
030:噴 砂漠やら噴火口やら映し出す家電売り場の大型テレビ

031:栗 この時季になぜかこの題 筍のあくを抜く間に詠む「栗」の歌
032:叩 どこからか布団を叩く音がして日暮れが近づきかけたと気づく
033:連絡 連絡のできなくなったアドレスを訃報の一年後に削除する
034:由 たいせつにしたいあまりに不自由な考え方にとらわれていた
035:因 原因はつまらないことコーヒーを二人分入れて終わりにしよう
036:ふわり ぺしゃんこになったリボンをもう一度ふわりとさせたら許してあげる
037:宴 賑やかに宴を開いているような一面に咲くひなげしの群れ
038:華 結末の悲劇を暗示させたあと序曲はふたたび華やかに鳴る
039:鮭 「鮭」と聞きつい「海の幸」を思い出す程度しかない絵画の知識
040:跡 詠みたての一首を黒く塗りつぶす傷跡を自慢しているようで

041:一生 阿寒湖で撮った一枚 一生に一度のぜいたくだったと母は
042:尊 人として尊敬できるできないは二の次だった ただ好きだった
043:ヤフー テレビでの放送は夜 試合結果知りたくなくてヤフーを避ける
044:発 フランス語ふうに発音するときに哲学者めくあなたの名前
045:桑 桑畑の記号にSを加えたらブランドのロゴみたいに見える
046:賛 ようやっと詠めたつもりが「讃」でなく「賛」と気づいたときの落胆
047:持 持ちきれぬものまで欲しがらなくていい両手はいつも自由でいたい
048:センター センターに立つのはいつもオクタヴィアン最後の幕の三重唱に
049:岬 岬から海をはさんで原発が見えるのだというちいさな漁村
050:頻 頻繁に聞けば聞くほど「安心」も「安全」もどこか心もとない

051:たいせつ 便箋に会いたいせつない恋しいと書き連ねたあと破って捨てた
052:戒 二重唱が終わるときには警戒心すっかり解いているツェルリーナ
053:藍 歩道橋の上から眺める藍色にしだいに飲まれてゆく夕焼けを
054:照 ハモニカの高音濁る 照れ隠しだったのに不機嫌に見られた
055:芸術 (大ホールは1999席)あと一つはミューズのために取ってある東京芸術劇場の席
056:余 ブラインドいっきに下ろす どこにでも余計なことを言う人はいる
057:県 そういえば県と名のつくところには一度も住んでいないと気づく
058:惨 オペラでは悲惨なことも美しい歌声によって語られてゆく
059:畑 放射性物質降りそそぎしのち今年も緑まぶしき田畑
060:懲 悪人の懲らしめ方が残虐な童話を読み返したこっそりと

061:倉 処分した本が無性に読みたくて書店で探す倉橋由美子
062:ショー 夏服とタオルの間に詰めてきたアーウィン・ショーの短編を読む
063:院 取れかけたページをなだめつつ使う古びた国土地理院の地図
064:妖 妖艶さよりも何にも縛られぬ自由なこころがカルメンらしさ
065:砲 チャンスにも主砲のバットは沈黙し胃の痛み出す八回表
066:浸 コンサートの余韻に浸りつつ歩く一駅先まで肩をならべて
067:手帳 翌年のカレンダーやら手帳やら夏のさかりに早や売られいる
068:沼 少女期は小暗き沼に浮かぶ舟からっぽのままただ揺れていた
069:排 老い果てた龍ニッポンが垂れ流す汚染水という排泄物を
070:しっとり せっかくの割引デーに間違えてしっとりタイプを2本も買った

071:側 にわか雨 待たせる側より待たされる側が気楽な性分だから
072:銘 有名なスタンダールの墓碑銘はイタリア語だと今さら知った
073:谷 詠みあぐね眺めるうちに「谷」の字が困った顔の自分に見える
074:焼 焼き栗の季節にパリへ行きたいと思いつつまだ果たせずにいる
075:盆 いくつもの湯呑が盆に伏せられて法事の客の訪れを待つ
076:ほのか 「ほのか」なら人の名前になるけれど「かすか」「わずか」はいささか奇抜
077:聡 言葉には暗に性差がつきまとい聡明なのはいつでも女性
078:棚 本棚のどこに埋もれているはずの森茉莉一冊見つからぬまま
079:絶対 この国は首相が「絶対安全」と言いさえすれば安全らしい
080:議 つながれる手と手 国会議事堂を鎖となって取り囲むため

081:網 「横綱」とつい見間違う国技館の所在地である墨田区横網
082:チェック 公演の日時を何度も確認し「同意します」にチェックを入れる
083:射 反射的に否定したあと水紋のように広がりゆく自己嫌悪
084:皇 王様も皇帝もいるサッカーの伝説的なスーパースター
085:遥 この題で今井遥を詠みたくてパステル調の言葉を探す
086:魅 トリノからソチ五輪まではらはらと見守るうちに魅入られていた
087:故意 刑法の講義で学ぶ故意なのか過失なのかの差の大きさを
088:七 七人の家族で暮らしたふるさとの家に今では母ひとり住む
089:煽 いつもならやり過ごすのに強風に煽られている今日の心は
090:布 入り乱れ画布いちめんを埋め尽くす人また人の声なき叫び

091:覧 左手をご覧ください景色よりスマホの画面が気になる方は
092:勝手 ついていてあげなければと思い詰め自分勝手な人に尽くした
093:印 印象派ゆかりの村に訪ねきて絵で見たとおりの景色に出会う
094:雇 雇われの身の者たちが伯爵をやり込め戯けた一日(ひとひ)が終わる
095:運命 運命と呼びたいような出来事と無縁に今日まで生きてきました
096:翻 「ひるがえす」より「翻す」 勢いをつけたい歌に漢字を選ぶ
097:陽 一度だけ陽気な人と評されたネットで会話をはずますうちに
098:吉 昼どきのワインの酔いを醒ましつつ吉祥寺から歩いて帰る
099:観 百首まで詠みきれないかもしれないと悲観したのも今は思い出
100:最後 最後から数えたほうが早そうなところまできたこの人生も
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by noma-igarashi | 2014-11-22 00:38 | 題詠100参加作品 | Trackback | Comments(0)
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