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5位:町田樹 スケートアメリカ SPの演技
4位:ジェイソン・ブラウン エリック・ボンパール杯 フリーの演技 3位:羽生結弦 エリック・ボンパール杯 SPの演技 2位:パトリック・チャン エリック・ボンパール杯 フリーの演技 1位:高橋大輔 NHK杯 SPの演技 GPS男子・私が選ぶベスト5、第1位には「高橋大輔 NHK杯 SPの演技」を選びました。 初戦のスケアメが4位で終わり、次は優勝しなければファイナルは絶望的という状況で迎えたNHK杯。昨シーズンも初戦は調子が出なかったですが、それでも2位だったし、JOではいい演技を見せてくれていたこともあって、さほど不安には感じていませんでした。しかし、何といっても今シーズンは、2月にオリンピックが控えています。JOでもスケアメでもジャンプのミスが続き、このまま調子が上がらなかったらどうしようかと、かなり不安でした。NHK杯でも同じようなミスを連発するようなら、最悪の場合、五輪出場は諦めなければならないかもしれない。少なくとも、そうなった場合を想定して、腹をくくっておく必要がありそうだと思っていました。 ところが――。 いざ蓋を開けてみると、PBを更新する神演技。この日は生観戦もテレビ観戦もできず、会場にいる友人からのメールで結果を知ったあと、夜遅く、帰宅してから録画を見ました。結果を知った上で見ても胸が熱くなりましたが、できればリアルタイムで見たかった…! 4年前、ケガ明けでファイナルに出場したときも、GPS2試合からは想像できないようなSPを披露し、代々木体育館全体を興奮に陥れましたが、恐らくはそれ以上だったのではないかと想像。 この試合の直後、ソチ五輪で金メダルを狙っていくと発言しましたね。やはりアスリートというのは、そういう心構えで競技に臨まなければ結果もついてこないものなのでしょう。それ以前の、自然体で五輪に向かおうとしている感じの彼も好きでしたが、金メダルを狙うと口にした以上は、こちらとしてもそのつもりで応援したいと思います。 振り返ってみるに、私自身の気持ちとしても、ともかく五輪には出てほしいけれど、そこでの結果は成り行き任せでいいじゃないの、と思っているようなところがありました。NHK杯までは彼自身があまりガツガツしていなかったこともあるし、(「ガツガツ」という表現がよくないようなら、「具体的な目標を口にしなかった」と言い換えてもいいです)、バンクーバー五輪で銅メダルを取ったとき、彼が十分満足そうに見えたこともあるし、そうでありながら金メダルを望むのは、自分の応援する選手が勝たなければ満足できないファンのエゴのように感じられたといいますか。 正直なところ、今もその気持ちがまったくなくなったわけではないですが、試合というものは、勝っても負けてもいいスタンスで臨んで勝てるほど甘くないことも十分わかっているつもりです。なので、彼が金メダルを狙うと口にしたのはよかったと思うし、彼がそう口にした以上は、それを応援したいなと思います。「ソチで金メダルを取ってほしい!」というより、「自分の掲げた目標に向かって、悔いなく闘ってほしい!」という感じでしょうか。あとは、ぜひオリンピックで4回転を成功させてほしいですね。2回出場して、4回転はまだ一度も決めていないので。
by noma-igarashi
| 2013-12-03 00:38
| フィギュアスケート
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